【椿ってすごいんだよ】そんな椿の原産国は、日本。
エントリー締め切りから一夜明け…へとへとで今日は、INTILAQ東北へ。
ちょっと、へろへろだ~!と思いつつも、陸前高田のバンザイファクトリーの髙橋和良さんのお話がやっぱりとても素敵だった。今年の2月に聞いた時も、とても感動したことを覚えていたけど、今日もしっかり感動した。
髙橋さんは、陸前高田で椿茶のビジネスをされています。
奇跡の一本松は、あの津波でも残ったとして話題になりましたが、実は、椿の木は、もっともっと、頑丈な植物なんです。
以下、バンザイファクトリーさんのホームページより抜粋しました。
〈 三陸の椿 〉
木へんに春と書く「椿」は、春一番に咲く生命の営みが始まる季節を象徴する花である存在です。虫たちの花粉集めは椿から始まります。
椿の太平洋側北限地、三陸海岸では雪降る中でも花を咲せます。驚異的な生命力を秘めています。
2011年3月11日、東日本大震災により三陸沿岸に大津波が発生しました。多くの樹木が倒れる中で椿は沢山生き残りました。椿は幼木期にはとても弱く、薮(ヤブ)の中や、日陰を好んで育って行くので「藪椿(ヤブツバキ)」と命名されています。
椿は根を最も地中深に伸ばす性質から他の樹木の数倍、十数倍もの時間をかけて成長します。しかし一旦根を深く張った椿は、最も災害に強い木に育つのです。
この生き様を見て、私たち人間もこうでありたいと思いました。競走して早く育つ、比べられて育つのだけでは無く、ゆっくりじっくり時間をかけて人生の根を深く張って行く。追い越されようが、負けようが時をかける。
しかし一旦、人生の根が深くなったら強くなり、やがて誰にでも訪れる人生の「荒波」に負けず生き、花を咲かせる。そんな三陸椿のように「誇り」を持って生きたいと。
まるで椿は日本人そのものですね。こんな素敵な三陸椿を原材料にしてお茶を作りたいと考え商品化をしました。
椿の花言葉は、「誇り」です。
椿はお茶の原種です。そのパワーと優しさを紅茶風味に仕立ててみました。
ほんのり甘くスッキリした味わい。
椿の葉を90%以上使った、三陸の「椿茶」、ゆっくりとした自分の大切な時間に楽しんで頂けたら幸いです。
椿の花言葉「誇り」「気取らない優美さ」「謙虚な美徳」「完全なる美しさ」「控えめな愛」
椿の原産国は「日本」です。
日本最古の三面椿1,400年生きる椿が三陸海岸・大船渡に暮らしています。
この思いを「三陸椿物語」として掲げて進む事に決めました
研究を重ねて出来たのが椿茶(2015年発売)でございます
社主 髙橋和良
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こんな想いとメッセージを、2017年から、地元の中高生へ向けてボランティアで授業という形で届け続けているそうです。教育は何より大事だ、とも、おっしゃっていました。
私の頭では理解できないゆえに、稚拙な言葉でしか表現できないけど、本当にすごい方です。
椿茶で圧倒的にビジネスして、今や、「教育」という分野、そして「福祉」の分野でも活躍されています。
宮城県では、名取市、塩釜市、東松島市、石巻市、気仙沼市で椿茶の生産に関わっている就労支援施設があります。また、2024年2月現在は、個人の内職、年金暮らしの方、施設、合わせて70名以上が椿茶の仕事をしているそうです。
実家に、大好きだった秋保のおばあちゃんが植えた椿が大好きで、私の中でも椿は特別なお花です。
“競走して早く育つ、比べられて育つのだけでは無く、ゆっくりじっくり時間をかけて人生の根を深く張って行く。追い越されようが、負けようが時をかける。 人生の根が深くなったら強くなり、やがて誰にでも訪れる人生の「荒波」に負けず生き、花を咲かせる”。
おばあちゃんはこれ知ってたのかな?なんて考えながら、もっと椿を好きになりました。
私も、私のペースで。がんばる。
最後に、髙橋さんが言ってた言葉を備忘録に。
質問こそ最大の力なり。
おやすみなさい。