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結婚してよかったこと、子供ができてよかったこと


先週末は、家族4人で『こどもの国』と呼ばれる公園に出かけた。

空港のそばにある大きな公園で、飛行機の離着陸を間近で見ながら、大型遊具や芝生広場で遊ぶことができる。
『大型児童館』という分類なので、いろいろ凝った室内遊び場があったり、工作広場があったり、プラネタリウムもあったりする。
駐車場も入場料も無料なので、節約しつつも遊びたいときには何かと訪れる定番スポットである。
自分が子供のときにもよく訪れた記憶がある。

子供がいればよく行く場所だが、大人だけではまずあまり行かない場所でもある。

周りの子連れ家族たちを眺めて「あぁ、みんな家族なんだなぁ」なんて大雑把な感想を抱いて、ガラスに映る自分たちを眺めたら自分たちもしっかり家族であった。

子供と遊ぶ夫を眺めながら、自分が結婚したことを自覚したし、子供の写真を撮りながら、自分が子供を産んだことを自覚する週末であった。


先日の朝は、1週間ぶりに出社するオカン(いろいろあって在宅勤務続きだった)がバタバタと6時半に家を出ようとすると、めずらしく長男(もうすぐ4歳)がグズグズ泣き始めた朝だった。

「ママがいい…」「タッチして…」(←いってきますのときにいつもする)
寂しいと泣いている息子を置いて仕事に出るのは、なんともいろんな感情が芽生える。

同じぐグズグズ(こちらはイヤイヤ期)な2歳娘も置いて、まだ寝ている夫に「いってきます」と全てを任せて家を出た。
そんな状況で出て行かれても(まぁ行くしかないんだけど)、いつも明るいトーンで「いってらっしゃい」と返してくれる夫。
自分が眠くても、子が全員グズグズなまま放置されても、いつも明るく送り出してくれるのがとてもありがたくて、夫の好きなところの1つである。

「いってらっしゃい」と言ってくれる夫を見て、自分が結婚したことを自覚したし、ママといたいとシクシク泣く子供を見て、自分が子供を産んだことを自覚する朝であった。


結婚5年目、子供を産んで4年目である。

「結婚してよかったことを1つだけ挙げるなら何?」

「子供ができてよかったことを1つだけ挙げるなら何?」



こんな毎日の中で、ふと考えてみた。

実はこの問い、私の中ではそれぞれに対して1つずつ明確に答えが出ている。




結婚してよかったことも、子供を産んでよかったことも、たくさんある。

もちろんよかったことばかりでもないし、こうじゃなかったらどんな人生だったかをたまに想像してみたくもなるが、総じて、よかった、とは思っている。



回答を何個も挙げるなら、きっといくつかは被るだろうし、結局集約する同じような回答になる気はしたが、「1つだけ」という縛りをつけたら、みんな結構違う回答になる気がした。

夫に聞いてみたら私とは違うことを言うだろうと予想できたし、自分の姉や、母や、父にも、聞いてみたくなった。


結婚している人に聞きたい。

「結婚してよかったことを1つだけ挙げるなら、何?」

子供をもった人に聞きたい。

「子供ができてよかったことを1つだけ挙げるなら、何?」


くれぐれも解釈を間違えないでほしいけど、結婚すること=幸せではないし、子供を持つこと=幸せでもない。

何が幸せかは、あくまでも自分が決めることだ。

大好きだったドラマ『海のはじまり』で、「苦労して産んだ人は、そうじゃない人より偉いのかよ!?子供がいる人は、そうじゃない人より偉いのかよ!?」みたいなセリフがあった。
もうほんと、これ。
そういうものじゃない。
変にマウントっぽく主張するのは違うし、変に受け取るのも違う。

ただ、私はそういう人生を選択した、というだけの話である。


ぜひ、結婚している人は、自分ならどう答えるか、子供がいる人は、自分ならどう答えるか、それぞれ1つずつ答えを出してからこの先を読んでください!

果たして私と同じ答えの人がいるだろうか!?

そうじゃない人たちは、へー、そんな感じなんだー、ぐらいのアレで(?)読んでください!




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