vol.31 インド / 祈りの儀式
「きっとどの国や地域でもずっと前から
祈りは共通しているだろう。
国が違う
宗教が違う
意見が違う
それでも全てに共通しているのは
愛と感謝。」
祈りの儀式がはじまる
陽が暮れて祈りの儀式がはじまった。
ヒンドゥー教のお祈りの儀式。
正直細かいことは覚えてないのだけれど、暗くなってきた夜の中で、誰がみてもそこで何かが行われているとわかるほどの明るさ、音楽の響き、僧侶たちのお祈り、踊り。
お祭りかのような盛大さなんだけど、神聖な空気感が漂う。圧巻だったことは覚えてる。
このお祈りの儀式は、今日だけ特別なんではなく毎日行われているそう。
またはじめて見る光景。陽がくれる頃から祈りを捧げる時間が、毎日日常の中にあるなんて。それだけでこの地球に生きてきた人間の原点というか、なんだか言葉ではあらわせない豊かさと敬意を感じた。
で、お祈りが終わってからがもう大変!!
帰りの道中は、ガンジス川に向かった時よりもずっとずーっと人が多くて、大大大渋滞!!
何度も言うが、ほんと事故にならないのがマジで不思議。インド人感覚的な交通ルールカラダに染み込みすぎ。笑
しかも交差点に信号もないから四方八方から人、車、単車がわんさか行き交う。牛も。。混雑の極み。
次の朝、まだ真っ暗な早朝にホテルを出発して、ガンジス川に沐浴風景と朝のお祈りを見に行った。
朝早くにもかかわらず、ガンジス川の沐浴場ガートにはたくさんの人がいた。
沐浴する人、祈りを捧げる人、洗濯する人、髪を洗っている人、泳いで遊んでいる子供たち、ツーリストだろうと思われる人たち。
それぞれに時間を過ごしている様子。
きっと何年、何十年、何百年とずっと続いている変わらない光景なんだろう。
インドを訪れたのは一度だけだけど、その中でもガンジス川の周辺はディープで異なった時間が流れていると感じるのは訪れたことのある人はわかるはず。
生と死が〝今この瞬間“にリアルで同じ場所でそれを感じられる場所
インドに着いてまだ2.3日目でも、実際、知っているようでリアルではなかったような、いろいろな光景が目に飛び込んでくることもあった。
それはそこにある日常なんだけど、その隠されてないありのままさを目の当たりにすることで考えさせられることもあった。気軽に一歩踏み入れられない感。
オープンなんだけどそれが逆に緊張感を生む。そんな感じ。
朝の祈りのあと
そして陽が昇りまた祈りの儀式がはじまり、
昨日の夕暮れ時、祈りの儀式をしていた建物の辺りからガンジス川を眺めていた私たち。
その時、一緒に旅していた友人がね、なんと、友達を発見したんです!!
すごすぎない???
インドのガンジス川で普段からの仲良しの友達に遭遇する奇跡。笑
そんな奇跡のような出来事にテンション上がる私たちと友人達チーム。
こういった経験があると、旅も人生もほんと何が起こるかわからないからおもしろいよなって思う。
インドでだと余計に。。笑
そこから私たちは寝台列車に乗ってタージマハルのある土地に向かいました。
なんとその時間10時間。。笑
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