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vol.22 ソウル / はじめての韓国ソウル

「近いから似ているとは限らない
旅を通してそんな風に感じるときがかある。
違いや特徴という良さを知れるってギフト。
その中で同じ方向を向いて
人生の価値を語れる仲間と出会えたら
私たちの人生はさらに鮮やかさが
増していくだろう。」


初めての韓国ソウル

初めての韓国は大学生の頃、冬の時期。
大阪より寒いソウルは雪が降っていた。

その頃ソウルが成長していくはじめの頃なのかな?なんと明洞の駅では切符がまだ手売りの頃でした。

最近のソウルを思い返すと
「え。ちょっと前そんな時代だったの???(ちょっと前でもないけど爆)」
って思うほど、最近のソウルは都会化が進み、グローバルが止まらない。
そしてわたし自身生まれ育った日本でも小さい頃から手売りの券売は経験がない。

今思うとめっちゃ貴重な体験。
多分ギリギリその光景が見れたのかなぁと感じている。

写真撮っときゃよかったー!!って今更思う。


韓国は、日本からいちばん近い国として小学生の頃から授業の中で文化や言葉を学ぶ機会があった。

なのでわたしの中で馴染みがあるし、親しみのあるところだと思っていたけれど、いざはじめて韓国に訪れてみると、外の風景とあらゆる場所にあるハングル文字の看板が目につく。
どう頑張っても読み解けないし、着いて早々思っていた以上に異国感万歳だった。

そんな中でもどこに入ってもご飯は美味しいし治安も良い。はじめての人でも過ごしやすかった。

わたしのはじめてのソウルは、滞在していた明洞エリアにほとんどいたけど、買い物をしたり、明洞から離れて観光したりもして楽しかった。


違いからの学び

この時感じたことがある。

旅って目的にもよると思うけど、家族や恋人や誰かと行くとき、気の合う人や仲良しな人と旅の計画をする人は少なくないと思う。


一緒に旅を共にする仲間たちでも、それぞれの価値観ややりたいことがハッキリと分かれることが続くと、上手に過ごす選択肢やアイディアまで辿り着かず、ちょっとした不調和を感じるという体験を旅ではじめて味わった。

気が合う=過ごし方が似ていると思い込んでいたのだ。


普段仲がよくてもそれでもやっぱり旅という時間を一緒に過ごしてみてはじめて相手のことを知ることも多いと思う。
それに勝手に親近感を感じたりモヤモヤすることも。

楽しかったのも本当。
そう感じたのも本当。
そんなはじめてのソウルの想い出だ。


正直、この人と旅するのは今回で十分やな。って今までに感じてきたこともある。
だけどこの経験のおかげで似たもの同士の楽しさも、違うからこその楽しさも、味わえるようになれた気がする。

様々なものの見方が私たちの周りにははたくさんある。
何を感じてもいい。そんな人間関係を自分の人生にもっともっと当たり前のように調和して、刺激をもらいながら、これからもたくさん旅時間を味わうつもり。


それからわたしが次に訪れたのはそれから1年後くらいかな??

今、いろんなものがどんどん発展していっている韓国ソウル。

切符が手売りだったその1年後でも、ソウル周辺は駅や切符売り場がすでに進化していたし、目新しいお店なんかもどんどん出ていた。

その2回目ですでにソウルの楽しさに魅了され、
その旅の終わりに次回のソウル旅の計画を立てて、2ヶ月後にまたソウルを訪れるくらいハマり出したのだ。


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