vol.33 インド / タージマハルという扉
「「いつか行きたい」
「ここの景色がみたい」は
地球上どんなに遠くても叶えられる。
行きたいと願い、動き出すその一歩が
旅だけにとどまらない可能性を押し広げてくれる。
私たちは
旅で人生を学ぶ。
旅で人生の波をつくる。
旅から新しい扉を開ける。」
長かった寝台列車での移動を終えて、私たちはアグラという街にやってきた。
この旅のもう一つのメイン、タージマハルがあるエリアだ。
念願のタージマハル。
タージマハルの宮殿のある敷地まで行くには、入場門のような入り口がある。
テレビや雑誌で何度もみていたタージマハル。大理石でできていて真っ白だし『空気が澄んでて神聖な場所なんやろうなぁ。。』そんなイメージをしていた私。
そんなイメージとは裏腹に、初っ端、入場門の付近には無数のハエが飛びまくっててちょっと引くレベル。おまけにゴミもそこら中に落ちてる。
「こ、こ、これはもしかしてタージマハルもそんな感じなんか??」
ちょっと不安になる。
入り口で入場料を払い、宮殿には土足のまま立ち入ってはいけないので、靴をカバーする袋をもらっていざ敷居内に!!
目に飛び込んできたのが、よく雑誌で見ていたタージマハルが中央に映る景色だった。
見てみたいと思っていたタージマハルを実際この目でみた瞬間。
圧巻だった。
そして、本当にここまで来られたこみ上げてくるような嬉しさ、「いつか」はちゃんと意図して行動したら、いつだって叶えられるんだって想いでとても感情深かった。
感動っていろんな想いが混ざり合って生まれてくる感情なんだとこの時理解したような気がする。
だから思わずうわぁって声が出るほど美しかったことは覚えているけれど、この時の感情の方がわたしはタージマハルとイコールで記憶に残っている。
あと思っていたより人が多くて神聖っていうよりは、なんか観光ワイワイな印象。
ベスポジでたんまりと写真を撮りまくり、宮殿に向かった。
近くで見るタージマハルはどこもかしこも真っ白。なんだけど普通の白じゃない。なんていうか、石にひとつひとつ表情があってそれらがひとつになって輝いているようななんとも言えない白だった。
何百年も前に建てられたものがここまで美しく保たれていて今の時代も変わらず大切にされているって本当にすごい。それを実際自分の目で見る価値は十分にあった。
なんでもはじめての時って多少なりとも恐れは出てくる。
当時インドなんて気軽に行けるはずがないって思ってたので、やっぱりハードルは高かった。
だけど、行きたいから行くに、自分が変えるだけでそれは叶ってしまうのだ。
もしも自分の人生、自分のやりたいことや思うことを叶える力をもっと鍛えたい時、
いつもよりちょっとハードな旅になったとしても行ってみたいを叶えるのは効果的だと思っています。
その行けた経験が、私たちのこうしたい!やってみたい!を叶える力になるから。
2022年もmedicine TRIPをよろしくお願いします♡
今年から隔週でお届けしまーす!
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