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縁起の良いお菓子

縁起の良いお菓子と聞くと、私は1番にバウムクーヘンを思い浮かべます。
製菓学校で教えてもらったのか、好きなお菓子だからなのか理由は覚えていないです。

ただ、一般的にも縁起の良いお菓子として認知はされていて、
何層にも生地が重なることから「 幸せを重ねる 」という意味があるそうです。
幸せが重なるという表現が素敵で、好きだな〜としみじみ・・・
私はご挨拶に行く際や、おめでたい事のお祝いには定番といっていいほどバウムクーヘンを持って行きます。

それに加え、バウムクーヘン好きな私は事あるごとに購入するので百貨店に売っているバウムクーヘンは全種類コンプリートしているのでは?と勝手に思っています。

そんなお世話になっている(?)
バウムクーヘンのロゴを制作した時の記憶です。

制作しよう!と決めてからはバウムクーヘンの歴史やどんなバウムクーヘンが販売されているのかとことん調べます。

ドイツ発祥なんだ…
バウムは「木」クーヘンが「お菓子」とドイツ語で意味する。
カール・ユーハイムさんによって日本に持ち込まれた…
ん?ユーハイム?
あぁ!あの大手さんの名前はここからとってきたのか!!
なんて知れば知るほど、面白い。

バウムクーヘンをプレゼントする際、幸せが重なる様にと思ってお渡ししていますが、そもそも幸せが重なるってどういう意味だろう…
と疑問を感じてきました。

・健康でいられること?
・お金に困らないこと?
・美味しい物が沢山食べられること?
…なんか違う気がする。

どれも安心や幸せを感じられることではあるけど、「 幸せが重なる 」という意味とは少し違う。気がする・・・

幸せを噛み砕いていき、私にとって「 幸せが重なる 」の答えは
縁が繋がることでした。

・父と母が出会って、夫婦になると選択したこと
・私と出会って今も仲良くしてくれている友達
・彼と出会えたこと
・お仕事で出会えた方々
・きっとこれから出会う方々

全て縁で、今まで直線で見えていたものが実は丸い円で繋がっていたんじゃないかなって。

自分で言うのもなんですが、私は本当に人に恵まれています。
困っている時に手を差し伸べてくれる方がいて・・・
(本当いつもありがとうございます。)
それって温かい方々が自分の縁に私を入れてくれたからでは?

じゃあ私の縁に誰かが入った時は、その方にとって良い繋がりになれていたかな?(なっていて欲しい)

縁は目に見えないけど、繋がっていて自分が行動したこと/感動したこと/間違ってしまったこと・・・全て重なってるという意味を込めて制作したロゴがこちら。


・円=縁
見えなくても縁は繋がっている。
バウムクーヘンの円でもあり、ご縁が繋がる縁でもあります。
食べた方が幸せに、贈り物の場合は受け取った方/届けられた方の縁が広がる様に。

・6層の円
輪廻転生で6道という言葉があると知りました。因果応報で自分のおこないによって生まれ変わりが決まるというドキドキする様な事柄です。
ただ、このロゴにはこれから先も続くブランドであり生まれ変わったとしたとしてもまたこの味を好きになってもらいたいという想いを込めました。

・お店の名前 「en」
繋がりを大切にするお店をイメージしたので、店名も縁にちなんで「en」
お客様との縁もそこで働く方々の縁も大切にするお店って素敵!
"e"と”n”が繋がっていることがポイントです。


意味を込めたロゴは誇りでもあるし、愛でもあると思います。
このお店ってどうしてこの名前なの?どうしてこのロゴマークなの?
と聞かれた際に、それはね・・・って話せると楽しいはず!
そこにお店らしさがあると思うからです。


ロゴをご依頼いただける際は、あなたらしさや会社らしさを込めた
ずっと愛したいと思うロゴをご提案します。
愛されているロゴは周りの方もきっと愛してくれるから。


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