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自分を取り戻す

こんにちは、まゆおです
今日はバナナのタルトタタンを作りました
(どういうものか分からない人はググってくだせぇ)

普段は料理すらめんどくさくて、定期でお弁当を頼んでる私ですが(ごめん旦那よ)、どういう風の吹き回しかタルトタタンを作ったのです

というのも、父が遠い南の島の出身で
年末にバナナが島から来たからお裾分けをしてもらったのでした
それも大量に…^^

二人暮らしなので、当然食い切れる訳もなく
そろそろバナナが土に還ろうとしてきたので、慌ててタルトタタン作戦を決行…
(旦那はお昼寝・試食係です)


普段、お菓子作りなんてしてなかった私
なるべく早く簡単にできるレシピを探して作るけど、なかなか思う通りにいかない
『カラメルができない…!!無塩バター買い忘れた‼︎』とか

それでも何とかオーブンにぶち込むところまで行って、今粗熱を取ってます(ので、完成写真はありません😇)

いや、しかし久しぶりにお菓子作りしたなぁ
4年ぶり…?くらい
タルトなんて何年ぶりか覚えてない

思えば子供の頃、白雪姫のビデオをよく観ていて、そこに登場する白雪姫が動物達とアップルパイを作るシーンが大好きでした

さらさらと流れるように出来上がるパイ
部屋に舞う小麦粉や、柔らかくてしっとりとしたパイ生地の描写が、あの頃の私の目には美しく映りました

さくさくっとはみ出た生地をカットし、その端を小鳥が持ち上げる


なかなか現実では白雪姫のように流れるようにはできなかったけど、でもモチモチのパイ生地を触った時にハッとあの頃の感覚が蘇った
そして心から幸せだとも思えた

上手いことは言えないんだけど、
仕事で顔色を伺い、誰かと仲良くならなきゃとか会社で早く居場所を作らなきゃとか、
すっごい焦ってた気持ちに
『そんなこと無理してする必要ないじゃん』ってあの頃の私が言ってくれてる気がした

居場所って『人や会社、なんかのグループ』だけじゃなくて、こういう言葉にできない感覚的なものも居場所や心の拠り所になるんだなぁって気づいた

わたしは上司や同僚のために生きているのではない!
そうだ、こういうことの為に私は生きてるんだ!!
タルトタタンでこんな大事なことを気付かされるとは…
やはり、スマホに齧りつかずに己の身体を動かして色々なものに触れるということはいいことだとしみじみと思う

作家でも何でもないので、綺麗な締めくくりを書けませんが
時々こうして、好きだったことをやってみるのもありだなと思った
次は何をやろうかな〜

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