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なんかちょっと寂しいんよ、うしろ姿の句碑
本日小林一茶の故郷、信州柏原の黒姫駅から09:16分発の上り列車に乗り、長野へ。長野駅から特急しなの号で名古屋へ。そして名古屋から東海道・山陽新幹線にて岡山駅に15;06やっと到着。
今夜は岡山で一休み、明日また電車に乗り、最終目的地は俳句の街、松山
朝一で、黒姫駅の上りぷらっとホームから、迎えの下りプラットホームにある一茶の句碑を眺めながら、
「一茶句碑のうしろ姿に夏の山」
と詠んで、これじゃーただの情景
詠み直し、
「一茶句碑のうしろ姿に夏別れ」
と詠んで、やはりちょっとまだ気に入らない
今度は言い過ぎのように思える
大好きな黒姫山に一週間、バイバイって言いたかったんだけど、なんかうまくいかなかった
弟子入りさせてくれる先生いたらな〜
一茶の故郷信州信濃町にある黒姫駅には一茶の句碑が3基ある
正面向かって右側には信濃町を愛した作家C.W.ニコルさんが英訳された
「蟻の道雲の岬よりつづきけん」
The ants'path~
Does it not reach
To yonder cloudy peak?
と
駅西側の広場には(多分)妙高山のことを詠んだ
「こがらしや隣と云もえちご山」
と
下り列車のプラットホームに小さな動きに愛を捧げ、その小さな命に宇宙をみた
「やれうつな蝿が手をすり足をする」
があるが、
この三つ目の句が刻まれた句碑は上りプラットホームからだと裏側しか見えない。
黒姫山に暫くバイバイだし、なんかちょっと寂しいん うしろ姿の句碑。