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【海外生活】ロシアとベトナムに住んで思ったこと。ロシアは好きやけど、ベトナムはあまり好きちゃうかも。

Всем привет! Xin chào!
ホーチミン在住OLのMayuです🪆

ホーチミンに来て3か月が経ちました。
ブログもよろしくお願いします🫶🏽

今回は、最近思うことをあまり深く考えず、ライトに書いてみようと思います。
なので、文章が纏まっていなかったらすみません。

まず、初めに。
前提として、賛否両論あるのは理解しています。
そして、ベトナムは嫌いじゃないです。
寧ろ、好きです。
ベトナムという国も、ベトナム人も、ベトナム料理も、全然好きです。
あれ?なんかタイトル詐欺っぽくなってきた。

でも、ロシアと違う何かがあるのは確かなんです。
なぜロシアはあんなに好きで合ってたと感じるのか。
色々考えますが、まだそれが何かは分かりません。

私とロシアとベトナム。(某曲名に似てしまいました)
それぞれについて、当時を振り返りながら文字に起こしていこうと思います。


各国とのご縁

ロシア・ベトナム共通
みなさまお気づきの通り、社会主義。共産主義。
正確には、ロシアは社会主義に近い資本主義、ベトナムは資本主義に近い社会主義。
あと、賄賂文化。基本的にお金で解決。
これで中国人の彼氏がいるもんで、結構冗談抜きで社会主義派を通さないといけなくなってきた。
次はキューバ?と聞かれることもあります。
それでいうと、ほんまに社会主義にご縁があるのかも。

ロシア
大学時代、第2外国語として週1回、4年間学んだ。
(すみません、単位が取りやすいという理由だけ。)
自分が行きたいタイミングでロシアW杯開催!!
(10歳の時からサッカー観戦が趣味。)
たまたまそのタイミングで公募で空きが出た。

ベトナム
ロシア駐在時の同期がハノイに赴任した。
帰任時の直属の上司がホーチミン駐在員で、同時に帰任になった。
ベトナムに住んでいた人の話はよく聞く。その程度。

海外勤務のきっかけ

ロシア
新卒3年目の社内公募制度にて、タイミングよく2018年のロシアW杯が開催されることをきっかけに、手を挙げて面接に受かったから。

・ロシア語が話せる
・サッカーが好き
・企画経験者
・身体が健康

このあれば尚可の条件で全部当てはまるのも奇遇やったなーと思います。

ロシアW杯 ドイツvsメキシコ戦

ベトナム
海外でまた働きたいと思った時に、一番最初に内定が出た。
そもそも彼がいる上海で仕事を探してたから断ろうと思ってたのに、わざわざ離れる選択肢を選んだことが、理解不能。。。(笑)

彼と一緒にいることより、今キャリアを優先しないと後悔するで~っていう神のお告げやったんかな🙏🏽

こちらに関しては、次回のnoteに書きます。

物価

ロシア
比較的安い。
じゃがいも 1㎏ 約60円 (激安)
水 1.5L 約80円
日本食レストラン(ディナー) 約5,000円~

ベトナム
安い。
じゃがいも 1㎏ 約200円
水 1.5L 約65円
日本食レストラン(ディナー) 約3,000円~

こう見るとロシアのじゃがいも破格やな!!!
で、書いてて気付いた。。。

ロシアの方が野菜が安くて買いやすい。
ベトナムは売られてる野菜が汚くて小さくて、買う気が失せる。

もちろんスーパーによるんですが、ベトナムではEmartとかAnnamとかちょっと良いとこのスーパーに行かないと買う気が起こらない。
しかも普通に高い。
それで自炊することがロシアの時より格段に減ってる。。。
食って毎日のことなんでね。大事です。

家・家賃

ロシア
モスクワ/38㎡・約10万円
サンクトペテルブルク/70㎡・約10万円
 ※どちらもWifi・水・電気・ガス込

ベトナム
ホーチミン/30㎡・約8万円
 ※サービスアパート、Wifi込、ジム・プール付

いずれも市内中心部で、立地は良いです。

総じて、ペテルの家が一番広くて綺麗で良かったです。
ほんっまに快適で住みやすかった!!!
しいて言うなら、掃除する時コンセントを3回挿しなおさなあかんかったことかな🤣

モスクワは、オーナーと色々揉めていました。
シャワールームの水漏れが酷くて、ずっと戦ってたのを思い出します。
それで仕事中、家に入ることを許可したら、帰宅後泥まみれになったFrancfrancのハンドタオルが目に入りプッツン大激怒したんですよね。
その後も水漏れは直らず、「アジア人だから使い方が悪い」とかなんとか言うてきて、ロシア人の同僚がブチ切れてくれたのも良い思い出です。

ホーチミンは、たまにバスルームが下水のにおいできつい!!!
めっちゃフロントにクレームつけてます。
日本やとクレーマーや思われるかな〜とか考えるけど、ある意味この国でそんなん通用しまへんw
言わないと分からないのでね!!!
あと、虫がめっちゃ出る。
これはもう東南アジアなんで。仕方ないです。

国民性

ロシア・ベトナム共通
意外とまじめ。定時に帰るし、必要な時は残業する。
とにかく飲む。
時間にはルーズな人が多い。
親日。これはほんまに。

ロシア
笑わないことはない。普通に笑う。
雪国特有の口を動かさない言語なので、表情はかたい。
仲良くなるまでに時間がかかる。
が、仲良くなると家族のように接してくれる。
酒。強すぎ。肝臓どうなってんねんw
酔って凍死するとか氷柱が刺さるなど、意味不明なニュースをよく見る。

ベトナム
陽気な人多め。
声がでかい。
すぐ仲良くなれる。
言い換えると馴れ馴れしい。
強くないのによく飲む。
バイクに轢かれる確率が意味不明なほど高い。

結論、日本の常識はもちろん通用しない。
空気読むなんて文化は存在しないし、みんな毎日楽しく過ごしてる。
「意味不明」なニュースは毎度のことww

料理

ロシア
乳製品乱用しすぎ問題。
全体的にこってりしすぎ。脂。
ほぼ全部にスメタナ(サワークリーム)が入ってる。
ただ、めちゃくちゃおいしい。大好き。
ベジ対応の店が多く、大変助かってました。

ベトナム
ヘルシーなものが多いと見せかけて、化学調味料の塊。
基本的にソースやチリが別添え。
自分で味を調整する代わりに、味は薄いものが多い。
野菜いっぱいで良いんやけど、さっぱりしすぎて飽きる。


フィッシュケーキフォー

書いてて気づいたけど、これは地域性の違いがかなり出そう。
体調悪いときは、絶対ベトナム料理が良いです。
ロシアで体調悪い時、多分ほぼ何も食べれません。(笑)
しいて言うならチキンスープぐらい。。。
スープも基本スメタナパラダイスなのでww

言語

ロシア
文法が桁違いに難しい。
ロシア人(大人)ですら文法間違えて喋ってるらしいです。
ちなみに友達のサーシャはめっちゃロシア語下手で、ベロニカはめっちゃ上手。
って、他のロシア人が言うてました。
固有名詞ですら格変化によって変わってしまうので、
OsakaがOsakiやらOsakuやらOsakeに代わる。
AnnaがAnneやらAnnuやらAnnoiに代わる。
は?どこ?誰?ww

ちなみに、あんだけ土地でかいくせに、方言は多少あるものの殆どない。
日本語を話せるロシア人から、「何で日本はあんな小さいのに、通じないレベルの方言が山ほどあるん?」と、いちゃもんつけられるww

ベトナム
発音が桁違いに難しい。
母音12個、子音17個。
「フォー」と言うても理解してもらえない。
ふぉ~!ふおー?ファー!と頑張って伝えても
は?何?って顔される。
なぜなら、発音で意味が変わるから🤪
phởはフォー、phóは職人、phòは助ける、phốは商店、phoはセット、phơは真っ白、phờはやつれた、phôは気を引く、、、こんな感じでしょうか。
フォーに限らず、全部単語が短くて、発音ごとで意味が変わる。
方言はめちゃくちゃあって、北と南で全然通じないことも。
文法は比較的分かりやすい。

つまり、どちらもスーパー難しい言語です。
完璧な文章を作ることはロシア語の方が難しくて、言葉で伝えることはベトナム語の方が難しいんやと思います。

最近気づいたこと。
ベトナム語がどうも頭に入らなくて、まだ3か月しか経っていませんが、既にベトナム語は諦めに入りました。
そしていつか中国に行けたらと思っているので、ベトナムで中国語を始めました。

ロシアにいた時は、英語と日本語が話せる3つ上のロシア人のお姉さんに教えてもらってたし、今も連絡取る仲です。
そのお姉さんが日本に1年留学するとなっても、その後はオフィス近くの語学スクールに週2で通ってました。

ベトナムに来てからスクールに通おうかと思いましたが、長くベトナムにいることをあまり想定していないので、英語と中国語を強化する方が良いという考えにシフトしています。

しかも、ベトナムは結構いろんなとこで英語が通じちゃうので。
ロシアは、ほんっまに通じへん!
観光で行く場所や、リアルロシア人(1991年生まれ以降)は、英語を話す人が増えてきました。
でもソ連人はまじで通じません。
国際的な仕事、英語を使う仕事をしていないと、ワンツースリーすら通じません。
なんなら空港ですら通じへん。
日常生活で、ロシア語を話すしかなかったです。
私は大学の時に基礎だけでもやっていたので、生活はかなり楽でした。

気候

ロシア
ちゃんと四季あります!!
ただ、日本人感覚で言うと1年の半分は冬です。

1月 7日がクリスマス。1月末までクリスマス。
2月 一番寒い。ロシア生活過去最低は-27度。
3月 雪が溶けて積もって繰り返し。泥水まみれ。
4月 下旬で20度超え、半袖を着てた日も。
5月 ロシア人大好きな夏が来た。変な人が増える。
6月 夏至。ペテルでは白夜。夜中でも薄暗い程度。
7月 たまにスコール発生する。たまに30度超える。
8月 下旬でウルトラライトダウンが活躍しだす。
9月 日中はノースリOK。でも多分日本人は無理。
10月 セントラルヒーティングが稼働し出す。
11月 1年で一番辛い。暗い。雪が降り始める。
12月 冬至。モスクワで月6時間の日照時間を経験。

深夜1時のサンクトペテルブルク

ベトナム
ホーチミンは、暑いかめっちゃ暑いかのどっちか。
5〜10月が雨季、11〜4月が乾季。
3,4月頃の暑さが一番きつい。40度超える日も。
冬服は1年通して不要。(ハノイは冬服要)
これくらいしか説明することがないくらい、暑い。
雨季はタクシー全く捕まらなくなるので、地獄です。

気候に関しては、日本人からしたらどっちもネタでしかない。。。
これも今気づいたけど、気候はロシアの方が好きやな〜
日焼け気にせんでええから🤣
ベトナムは肌荒れや老化の原因になるものが多い。
大気汚染とUVが特に。

雨季のホーチミン(曇り)

犯罪・事件

ロシア
軽犯罪は多いです。
・タクシー10倍ぼったくり
・ロマノフ王朝の恰好をした人が写真を無理やり一緒に撮ってお金を要求
・美術館や人が集まる場所での盗難
・警察がパスポート不携帯の外国人に声をかけてお金を巻き上げる
・空き巣に入られる(知り合いが被害に遭いました)

結構周りからは聞きますが、いずれも私は遭ったことないです。
危機管理がいかにできているか、と、運。

赴任前、赴任中に記憶のある事件だと、こんな感じ。
・2017年 メトロでテロ(ペテル)
・2018年?駅で発砲事件(モスクワ)
・2019年 大学教授が教え子を殺害、遺体切断(ペテル)
発砲事件は年に数回聞きます。

ベトナム
同じく軽犯罪はあります。
・歩きスマホでスマホ盗られる
・ひったくり by motorbike
・麻薬が売られてる場所もある

最近で言うと、レタントンで日本人男性が殺害された事件が新しいですかね。
あれも犯人と被害者は、全く関係のない間柄だそうです。
日本人のボスに恨みを持ったベトナム人が、無差別で刺したと聞きました。

どちらも危機管理をしていれば、危ない目に遭うことはないなと感じました。
飲んでふらふらのまま深夜歩いて家に帰るとか、歩きスマホで観光地を練り歩くとか。
これはもう、、、自業自得です。

あとロシア語ペラペラの知り合いが空き巣に入られ、PCや金目のものを盗られて返ってこなかった話を聞いた時は、もう危機管理もくそもないなと思いました。
確か3Fやった気がしますが、地上から上って部屋に入ったと言うてましたね。
捕まって顔も見たらしいですが、30~40代ぐらいの清潔感のない男だったと。
そしてすぐ売られたからPCも返ってこないし、支払い能力もないので罰金も払ってなかったはず。
知り合いは保険でいくらか返ってきているはずですが。

結論

色々書き出してみると、自分は何をしに、ベトナムへ来たかを考えさせられました。
英語をビジネスレベルで話せるようになりたいと思って来たので、簡単なベトナム語は少し勉強していますが、やはり英語を全力でやるべきだと考えています。
あとは、将来のことも考えて中国語も。

私にとって、ベトナムはあくまでキャリアアップに必要なプロセスに過ぎない。
ベトナム語を学びに留学へ来たわけでもなく、ベトナム人の旦那を捕まえるために来たわけでもなく、あくまでもお金の出どころを抑えて自分のキャリアとスキルを伸ばすため。

給料の1/3~半分は貯金ができる生活です。
30代独身女にとっては、めちゃくちゃ良い環境です。

私は、出稼ぎに来た。

今、これ以上の理由はない気がします。

もっとレベルアップして頂点で待ち合わせしよう、と彼も言ってくれているので、今はベトナムでしっかり自分のやるべきことをやるだけです。
これがいつも頭にあるので、遠距離もあまり苦になっていません。

連絡もあまり取らないし、たまに寂しくはなります。
でも離れている時間が長くなればなるほど気持ちが薄れるのではなく、信用する時間が長くなると捉えています。
なので、今は無条件で彼を信頼できるようになりました。
彼も同じように思ってくれていることを願います。

これからも仕事とプライベートを楽しみながら、エキサイティングなベトナム生活を満喫します!
毎月どんどんお金が貯まるし、どう運用しようか考えるのも楽しいし、日本にいる時より生活水準が上がって本当に満足してます!

旅行だけでも、ベトナムがいかに経済発展してきているかが分かると思います。
とはいえ平均時給も低いし、まだまだ地方は発展途上です。
これからもブログとともに、ベトナムから色々発信していきたいと思います。

ではまたー!

P.S.
ロシアとベトナムの違いを書いてたら、色々と面白かったです。
気付いた時に、また追記します。

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