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【海外勤務】中国&ベトナムのリアルな転職市場|英語力やマインドセットについて
Всем привет! Xin chào!
ホーチミン在住OLのMayuです。
先日、ブログでベトナム転職に至るまでの経緯をご紹介しました。
結論から申しますと、私は彼のいる上海ではなく、ベトナムを選んだわけです。
ブログでご紹介した中国とベトナムの転職について、今回はより詳しく情報をまとめようと思います。
よろしければ、ベトナムへ来たきっかけもお読みいただけると嬉しいです!
筆者のスペック(語学力・スキル)について
まずは語学力についてです。
英語レベルに関しては、TOEICも受けたことないので示せるものがありません!
日常会話程度であれば問題なし、海外旅行は一人でも可、家の賃貸契約ぐらいまでなら拙い英語でできます。
ネイティブに英語で商談して来いと言われると難しいです。
ロシア語はもうベビー級なので、自己紹介やレストラン・タクシーで使える会話程度です。
(余談ですが、ロシア語は旧ソ連の国でほぼ通じるので、話せるとめちゃくちゃ役に立ちます。)
次に過去の経歴についてです。
旅行業界が大半を占めており、ロシア駐在もその時のものです。
その後2年は美容業界で働きました。
サービス業のインサイドセールス、法人営業、企画、販売が主な経験職種です。
その他資格といえば、普通自動車運転免許と貿易実務検定C級ぐらいで、転職に有利なものは持っていません。
転職を始めた時に職務履歴書を書いて、自分のスキルがないことを改めて痛感しました。
今から未経験で専門性を身に着けることも可能です。
が、ビジネスレベルの英語が話せるようになるだけでも後々潰しが効くと思い、英語を話さなければいけない環境に身を置くことを一番に考えていました。
ちなみに留学・ワーホリの経験はありません。
新卒の時から、仕事をしながら(安定した給料をもらいながら)海外で学ぶ(生活する)ことを意識していました。
なので、若くして海外駐在させてもらえる企業を考えて選びました。
今となっては駐在経験もあるので、海外で仕事をしながらビジネス英語を身に着けることは、環境を変える+自分の意識次第でできると思い、最初から留学という選択はありませんでした。
中国人の彼が上海駐在へ!中国転職への道のり
私が転職活動を始めたのは2024年4月下旬でした。
彼が6月頃から中国の上海へ駐在することになったので、私もそのノリでついて行こうとした結果、中国の転職市場について調べることになりました。
まずは海外求人を取り扱うエージェントに登録し、求人探しを開始。
しかしまあ、、、ブログでも書いた通り、中国転職は当たり前ですが中国語必須です。
英語や日本語での求人もありますが、条件があまり良くありません。
ざっくり分類して給与・待遇が高い順で並べると、以下のようになります。
管理職 (業界知識+マネジメント経験必須)
専門職 (ITやエンジニアなどスキル必須)
営業職 (中国語必須)
営業職 (ビジネス英語必須)
カスタマーサービス、受付 (語学不問)
私のスペックでひっかかるのが、確実なものは5、ギリギリ4で通るかどうかなラインです。
ただ、もっと他のスキルを身につけたかったため、カスタマーサービスやコールセンターなどの仕事をしてまで中国に行こうとは思えませんでした。
また、語学不問の未経験であれば、給与は12,000~15,000元(約24~30万円)ぐらいです。
仮に一緒に住んで家賃を浮かしても、趣味を充実させられるほどの生活は難しそうな印象。
貯金をしながら生活水準は落としたくない、これも大事なポイントでした。
中国(上海)での転職活動
上海の求人は、うろ覚えですが20社ほど書類を提出しました。
面接を受けられたのは以下の3社です。
ダメ元で出した求人(中国語日常会話レベルや業界経験必須)が多かったので、仕方ないと思います。
外資系コンサル (英語必須)
外資系カスタマーサービス (日本語+英語)
日系物流営業職 (日本語+社内公用語は英語)
外資系コンサルは、1次面接で不採用の連絡がありました。
ロジカルな思考を持っているかをかなり見られていたので、ほぼ間違いなく根性論が通じなかったことが原因です。(笑)
カスタマーサービスは通過するかどうかの判断材料で受けたので、申し訳なかったのですが内定が出てもあまり行く気はなかったです。
結果、上海に来ることが決まればぜひ検討したいとご連絡をいただきましたが、決まり次第連絡しますと伝えてクローズしてしまいました。
物流は誰もが知る大手企業でしたが、既にベトナムの企業の内定が出ていたので、1次面接は通過しましたが辞退しました。
条件に納得いかず、ベトナムで求人探し
きっかけは、某エージェントのリクルーターさんから面談のメッセージを頂いたことから。
拠点が既にベトナムにあり、最初からやり取りはLINEでした。
面談もオンラインでしていただき、現地の情報や自分の経歴から応募できそうな求人もすぐに送ってくださいました。
納得する中国転職は難しいと思い始めていたので、まずは情報収集として今の自分がベトナムでどれほど通用するのかを確認するために、選考を受けようと考えました。
履歴書・職務履歴書を提出し、私のようなスキルでも受けられる企業の求人票を送っていただきました。
中国と比較しても求人数が多く、大手で条件が良い印象。
自分が受けたいと思った企業に片っ端から書類を提出し、その後オンラインで面接も受けました。
エージェントの担当者の方は毎回フィードバックもしてくれましたし、2次面接は英語の企業が多かったので、英語面接の対策も付き合ってくださいました。
結果、こちらのエージェントに紹介していただいた求人で選考を進め、内定が出た企業に決めました。
それが一番最初に私と面接をしたいと言ってくれた企業、今ではすっかり楽しく働いている企業です。
やっぱりご縁があったんやなと思います。
ベトナム転職に踏み切った理由
遡ると、5月6日にエージェントの方とやり取りをしていました。
オファーレターが届いたのが5月27日だったので、ベトナム転職にかかった期間は20日ほどですね。
ブログにも書いた通り、決め手は以下の求める条件をほぼクリアしていたからです。
大手日系企業
→次回転職時にも有利未経験の業界・業種
→30代未経験は需要が低下していく社内公用語が英語
→話さざるをえない環境に身を置ける年収 (インセンティブあり)
→このスキルにしては納得できる額人間関係と人柄の良さ
→これは直感ですが、当たりでした。
上海でカスタマーサービスの仕事をするより、断然自分の市場価値が上がると思いました。
給料に関してもそうですが、中国と比べてベトナムの方が生活費が安いので、金銭面でも余裕ができます。
一緒に住んで仕事に不満があるより、離れて住んで自分のキャリアアップになる方が彼も望んでいるし、お互いのためにもなると判断しました。
彼とは今後どうなるか分からないけど、積んだキャリアは裏切らないので。
社内公用語が英語の企業は、基本的に英語が話せる人をほしいはずです。
しかも30代。ポテンシャル採用です。
が、今までの経歴で根性があることを認めてもらえたのか・・・
「英語は嫌でも仕事なので使わないといけないし、ある程度したら慣れてくると思うので心配してないです」と言ってもらえました。
30代の未経験転職は、正直年齢とともに厳しくなってくると思います。
大手且つ収入も納得できて自分のスキルアップになる企業に、今後転職できるとは思えませんでした。
長くなりましたが、このような経緯でベトナム転職に踏み切りました。
ベトナムへ来て早4か月。
まだ理想の自分にはなれていませんが、今はベトナムに来て本当に良かったと思っています。
以下からは、実際にどんな企業の求人があり、どんな条件でどんな面接を受けたのかをご紹介しようと思います。
(企業名は伏せています。)
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