2018.03.25 JHLプレーオフFINAL
一日4試合もハンドボールの試合を見た話。
会場の駒沢体育館は駒沢大学駅から1kmと少し。
駒沢オリンピック公園という広大な敷地を持つ公園の中にあって、体育館やグラウンドがいっぱいある。
本日は現地観戦2度目にして、JHL(日本ハンドボールリーグ)プレーオフ決勝。
しかもその日は朝から、ジュニアリーグ男女決勝、女子決勝もあっての男子決勝。
4試合も見てしまった…。初心者には贅沢な話。
ジュニアの試合は保護者と思われる応援団が来ていて、日本一決定戦ではありつつも温かい雰囲気。
とはいえ、真剣に取り組む子供たちの面持ちには背筋が伸びる思いだった。
こんな立派な体育館で日本一決定戦に臨めるってすごいことだから、怪我に気を付けて才能を伸ばしてほしいね。
女子の試合は一進一退で、最後までどうなるかわからない展開で面白かった!
この頃の私には『ハンドボールはコンタクトスポーツ』という意識がまだあまりなく、戦術としてのファウルなんてまだ知る由もなかった。
(これはスピード感に気を取られていて、インサイドワークが何も見えていなかったためだと思われる。)
ただ、ファウルを取られた側が「よしよし!」ってなってるのを見て、『なんかおかしいな』と思ってはいた(笑)
あと、反則の種類とその場所によって再開方法がいくつかあるみたいなので毎回混乱していた。
(つまり、どちらがどこで反則をしたのかを理解できていなかった)
そのうち覚えます…。そのうち…。
閑話休題。
この日4試合目は大崎電気 vs トヨタ車体
3か月前の日本選手権決勝と同じ顔合わせ。
そしてこの先も何度も見ることになるカードだ。
私にとっては初めて車体というチームを目の前で応援する試合だ。
選手の名前はまだ半分も覚えていない。
コート上のポジションも全然わかってない。
戦術も戦略も全然わからない。
それでも少しずつ、ハンドボールすごいな、と思い始めていた。
30分×2という時間、7人という人数、コートの広さ、どれもすごく絶妙なんだと思う。
コンパクトで、スピーディーで、クレバーで、パワフルなスポーツ。
スポーツにおける色んな面白さの要素がギュッと詰め込まれてる。
もっと色んな人に、ハンドボールの面白さ要素がたくさん引っかかると良いなぁ。
ちょっと写真もご紹介。
この時はまだNikon D750だった。
門山選手。
甲斐選手。
他にも渡辺選手、木切倉選手、高智選手、藤本選手、吉野選手などの写真も残っていた。
まだ名前をきちんと覚えられていなくて、ボールだけを必死で追って撮っていた。
試合を観る機会がまだ少ないこと、ポジションや入れ替わりがフレキシブルで把握しきれないこともあり、選手の名前を覚えるのは苦労した記憶がある。(プロ野球比)
試合の内容は…色々あまり上手くいっていなかったのか、苦しい試合展開のまま終わってしまったな…という感じ。
終始大崎ペースだった。流れを変えられなかったな。
初心者でも分かるこのもどかしさ!
流れを変えるのに60分って短いような気もする。
それも含めて絶妙な60分という時間。
帰るとき、出てきた甲斐選手に話しかけることができた!
私は人見知りで喋るのが下手な上にハンドボールに関しては完全にニワカなのに、
私が先日初めてハンドボールを観たこと、その時に甲斐選手が好セーブいっぱいされててファンになったこと、日本代表戦にも行ったこと、などをそりゃもうシドロモドロに話したのに、
甲斐選手は私の話を聞いて、「今日はあまり好セーブできなかったけどまた頑張ります。代表にも呼ばれるように頑張ります。(正確ではないけど大体このくらいの主旨)」と話してくれた。
めちゃいい人・・・。
これが…『推しが尊い』ということか…。(たぶん正解)
"かぷ夫"も、門山選手と話すことができたので、お互いの推し選手について熱く語り合いながら帰った。
この次、車体の選手たちと再び会うことになるのは一年後。
その時のことを私はずっと忘れない。でもそれはまた別のお話。
そして、
「実は、別のリーグにはなるのだが東京に一つチームがあって、そこも応援したい。来年、試合があるんだけど行く?」
「・・・行ってみる。」
新たなフェーズきた。
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