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苦手な人との距離の取り方と自分を大切にするためにしたこと
おはようございます。ここ2~3日は風が強く雨が降るオークランドです。今年は日本もとても暑い夏だと聞きますが、こちらも暖冬でした。でもここ最近はこれぞオークランドの冬!と言う感じの寒く、風の強い、洗濯物がなかなか乾かない日々です。私は家事の中で洗濯が一番好きなので、青空の下に洗濯を干すだけで嬉しく清々しい気持ちになるのですが、最近は家干しかちょっとの晴れ間に軒下に洗濯を干し、夕方は乾燥機に入れる日々です。それでも乾燥機の後にふわっとした暖かい服を触ると嬉しくなります。
しかし、私の一番上の娘は昨日びしょ濡れになりながら笑って帰って来ました。びしょ濡れだと気持ちが良いらしいです。学校の時間の中でぬれるのはさすがに嫌みたいですが、帰りだし、もう一日が終わったら濡れても何でも良いらしく喜んでいました。
前置きが長くなりましたが、本題に入ると、私は今40代半ばなのですが正直30代後半まで苦手な人ととの距離の取り方を分かっていなかったように思います。
10代20代前半の自分自身を振り返って見ると、心の中では割と好き嫌いがはっきりしているのに、表面的には八方美人だった時期、逆に好き嫌いを出しすぎて敵を作ってしまった時期、かと思えば、人間関係でもめることに疲れて深入りを避けふわふわとつかみどころのない風に過ごしていた時期がありました。友達や知り合いと遊んだり、話したりすることは大好きで、友達は私にとって家族よりも大切な存在だったのに時には疲れて2週間位友達との連絡を極端に減らしてみた時期があったりとその時々では自分なりに考えて自己防衛をしていました。
そして、20代半ばにふと気が付いたのです。それはなんで自分は好きな友達とそうでもない人達と時に同じ位の頻度で会ったりもしくは好きな友達と会う頻度の方が低かったりしてしまうんだろうか??と。そしてほとんど連絡を取っていない友達?知り合い?の連絡先もたまったままにしてしまうのだろうと。それはやっぱり自己肯定感の低さから来ていると今は思います。でも自覚した30代になってもあまり好きではなくても困っている人や向こうからものすごく距離を詰めてくる人(その中には好きな人もいます)にとても時間を割いてしまう。そして自分の出来る限りのことをしたいと思ってしまう。優しい人は私が困った時には手を貸してくれて、話を聞いてくれて感謝しかないのですが、人を使いに来る人は相手の利益になることを私がし続けていれば、関係は良好。ただ、お願いごとは絶えず次から次へと来ます。それは私が相手の期待通りに動こうとしてしまうからです。私がその人達と違う意見を発言すると強い圧で私のことをそれは違う、間違っていると否定してきます。そして総じて言えることは、その人達は嫉妬心が強く、私の子供や私自身の嬉しかった話をすると軽く流すか不満そうな表情や態度を出してきます。中には私が聞かれた質問に答えている間にその人の嫉妬心ががコントロール出来ずに泣き始めた人もいました。
そして自分やその人達の家族の良かったことはその人達と一緒のテンションで喜んで欲しいように思います。もし私の反応が足りなければ、彼女達の満足するまで同じ事を繰り返し話してきます。
若い時はフェードアウトすることで身を守っていたのですが、私は疲れて30代になってから初めて人のアドレスをブロックしました。最初はしたことないし、こんなことして良いのかなと不安に思ったけれど、その人達と連絡を取れない環境にしたこと、情報が目に入らないようにしたことで、私自身の心はとても軽くなり、楽しくなり、子供と過ごしている間に笑顔が増えました。笑っている時は気が付かなかったのですが、笑いすぎて頬が痛いと気がついた時は嬉しかったです。何を言っても分かり合えない人とはとにかく距離をとる。実際に会ってしまうのならば心の中にくっきりはっきりした線を引き、なるべくその人達の言ったことに心が揺れないように、私の心の奥深いところには侵入させないようにしています。それでも、心がざわついたら、日記を書いたり、本を読んだり、信頼している人に話をすることにしました。大人になると友達とはお互いの生活時間が合わず、自分が話したいタイミングで直ぐに連絡をとることは難しいので、まずは自分で自分の悩みに向き合い対処し、それでももやもやした時は信頼している人達に話を聞いて貰っています。そんな信頼できる数少ない友達や家族がいてくれることは私にとっては本当に嬉しく感謝しかないなといつも思います。
子供を介して出会った苦手だと思う人とはなるべく必要なことだけ連絡をとるように心がけていました。基本的には相手の話を聞き、自分の話はあまりしません。でも大体話を聞いて欲しい人の方が多いので私が自分の事を話していないことは気に留めている様にも思いませんでした。また、私の直接の友達ではないので、心の境界線を保つことはしやすかったように思います。ただ子供が関わってくるので実際に会う頻度はなかなか変えられず、そこはやきもきしました。でも何か月か何年かすると子供自身がその人達の子供達と性格が合わなくなってきたり、子供達の環境が変わって自然と距離をとることが出来ました。
私はHSPであると思うのですが、思考がいくつも浮かびがちで言いたい事が言えないこともあり、そんな私は付け込まれることも多いのですが、自分の心の声にもっと耳を傾け、人との距離を自分が苦しくないところまで引いたり、もしくは会いたい人には自分からもう少し連絡出来るようになっていけると良いなと思っています。自分のことは自分が一番理解し、自愛出来るように日々心がけています。