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京都ライター塾5回目 原稿の書き方について学ぶ

先日、京都ライター塾、5回目の講義を受けた。
京都ライター塾とは、フリーライター歴17年の江角悠子さんが主宰されている、「ライターになって幸せになる」ことをゴールにつくられているライター塾だ。
全6回中、とうとう5回目になった今回のテーマは「原稿の書き方」について。今回の講義は、今まで原稿を書いたことがない私にとって、戸惑いと納得の嵐だった。




インタビュー原稿の添削

今回の講座は、インタビュー原稿の添削が大部分の時間をしめた。
それぞれの講座生が企画書から作り、主宰の江角さんに実際にインタビューして書き上げたものだ。江角さんが一人一人の原稿を見ながら、その場で添削の説明をする。

「 」の中の最後の文章は”。”を使わない。
〇〇するとき、の”とき”は平仮名を使う。(私は漢字の”時”を使っていた)
出会うと出合うの使い分け。
メインテーマを先に書く。
などの基本的な文章の書き方についてや言葉の書き換え方について添削を受けた。

私が書いたインタビュー記事は、読んでくださる方に江角さんの雰囲気が少しでも伝わるかと思い、江角さんの話した言葉をそのまま文章にすることが多かった。
しかし、「口語を使いすぎると、軽い印象になる」と聞き、衝撃を受けた。
その人のキャラクターを出す時はあえて口語を少し使うこともテクニックの1つとのことだが、それが全てになってしまうと、全体的に軽い印象のインタビュー記事になってしまう。
それ以外でも、受け取り方によっては誤解を招くような言葉は、ポジティブな言葉やソフトな表現に換えるなど説明を受け、様々な視点からどう文章が捉えられるかと想像力を働かせることが必要なのだと思った。

私は今回インタビューをしている際、江角さんの考え方がとても素敵で、たくさんの方に伝えたい!と興奮していた。
しかし、そんな思いがあるのに、私の言葉の選び方一つで悪い印象を与えてしまう危険性もあると知り、もっと慎重に言葉を選んでいくことが必要であると感じた。


SNSを使って、仕事に繋げる

ライターはブログがあると、自分をアピールしやすいと江角さんは言われていた。
ブログを通じて、何が好きで、どのような原稿が書けるのか、相手に伝えることができる。自分からアピールする際も、ブログに今までの実績をまとめておけば、ブログを紹介するだけで、簡単に自分の実績を伝えることができる。

しかしSNSをすると言っても、発信を続けることが中々難しい。
今回の講義で、江角さんの発信を続けるコツをいくつか教わった。
その中で、なるほど!と思ったことは、隙間時間に8割終わらせるということだ。
数分の隙間時間で、タイトル、画像選びなど、ブログの内容を8割完成させ、残りを一気に仕上げる。1から全てブログを書くとなると、おっくうな気持ちが大きいとき、取り組むことに躊躇することもある。しかし残り2割で完成だったら、おっくうな気持ちでも取り組みやすい。


今回の講義を受けて

今回の講義は、最後の講義に向かって、より実践的な原稿の書き方を主にした回だった。原稿を添削されたときは、自分の未熟さにとても恥ずかしく、いたたまれない気持ちになった。しかし、これは自分が成長するための成長痛なのだと思う。自分がより成長するために、読んでいる方によりわかりやすく、伝わりやすい文章を書けるようになるために、今回添削してもらったことを活かしていきたい。

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