京都ライター塾2回目。原稿の書き方を学ぶ。
2024年1月27日に京都ライター塾の講義2回目が開催された。
京都ライター塾とは、フリーライター歴17年の江角悠子さんが主宰されている、「ライターになって幸せになる」ことをゴールにつくられているライター塾だ。
2回目のテーマは「原稿の書き方」について。
理想の原稿を書くために真似をする
理想の原稿を書くためには、理想の記事を見つけて、それを真似をする。
それだけ聞くとパクリなんじゃないかと思うかもしれないが、真似をするのは原稿の骨組みだ。原稿を分解して、何で構成されているのか研究する。
どのような内容が書いてあるのか、どんな特徴があるのか。
書きたい媒体があるのなら、その過去記事を参考にするのもいいそう。
何にせよ、普段からいろんな文章を読んでおくことが大切である。
自分らしい文章とは、わからないことが多いため、まずは真似をすることから始める。
記事を書くことに全くの素人である私は、1から自由に書けと言われると、どうしていいかわからない。なので構成を研究し真似をするということは、記事を書く道標を見つけるようだなと感じた。
原稿を書く前に考えること
原稿を書く時に、いきなり書き出すわけではない。
まずはターゲットを定め、それを元に文体やゴールを決める。
そして集めてきた素材を元に、文章の構成を考える。
素材は「原稿の命」と江角さんは言われていた。いい素材があればいい記事が書ける。また読者にわかりやすいように素材は具体的であることも大切である。
例えば、素敵なお店と書かれていても、人によって素敵と感じるポイントは違う。どこが、どう素敵なのか、素敵なポイントを書くことで、より具体的に対象の魅力を伝えることができる。
何を書かないか決めることも大切である。長い文章は全て読んでもらえないこともある。また豊富な情報を盛り込むと、読者が混乱してしまう可能性もある。
余計なものを省くことで、必要な情報をわかりやすく届けることができる。
何を書かないか決めることで、ライターの視点もわかり、ライター自身の個性も出るそうだ。
ここまでの説明で、講座内で1時間。1時間たっても、まだ書くことに辿り着かない。準備がいかに大切かということがわかる。
書く時は、一気に書く
ここまで準備して、やっと書く作業に入る。
書く時は一気にと江角さんは言っていた。
途中で検索すると集中力が切れるため、集中力を持続させる工夫もされていた。
例えば、携帯の通知は来る、書いてる間にネットは見ないなど。
もちろん書いて終わりではない。見直すことも大切だ。
すぐに見直さず、しばらく寝かして見直すことで客観的に見れるようになる。
また原稿を声に出して読むことで、文章のリズムを整える。
言いたいことを簡潔に、わかりやすい文章にするために、表記を統一したり、不要な部分を削ることも重要だ。江角さんは書いた後に削るため、あえて指定以上の文章を書いていると言われていた。
今回の感想
1回目講座のレポートを書いた際、書き方が全くわからず、戸惑いが強かった。他のレポートを参考にとアドバイスもあったが、どこをどう参考にすればいいかわからず、書いている途中何度も頭を抱え、ようやく書き上げた。書き上げたと言っても、指定の文字量なんとか言葉をつなげただけという感じだ。
しかし今回、他のレポートをどう参考にするのか、書く前にどのような準備をすればいいかなど、原稿を書くことについて具体的なことを学び、このレポートを書くことにワクワクした。
今回のレポートの出来に満足しているかと言われると、全くしていない。しかし今回の講座を受けたことで「自分にも書けるかも」という自信をもらった。
今後、講座を重ねることで、「書けるかも」という曖昧な自信が、「私は書ける」という明瞭な自信につながるよう、書くことに向き合い、精進していきたい。
京都ライター塾主宰である江角悠子さんのHPはこちら
https://w-koharu.com/20100122-2
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?