〇〇販売の人との会話は何分?何ラリー?
「挨拶でーす」 「配達でーす」似てませんか?
私はまんまと引っかかってしまいました・・・
1,その時は突然やってきた
とある土曜日の昼下がり。私は家に1人だったこともあり昼食は簡単に冷凍パスタをレンチンしていました。
そこに自宅のインターホンが2回。
「ピンポン ピンポーン」
インターホン2回鳴らしって、よっぽどの急ぎの用の人か宅配の人くらいですよね。
「はい」
インターホン押した人「〇ぁい☓ぁつでーす!」
・・・・配達?
私は『違ったら即座に切り上げたらいいや。』そんな気持ちで玄関に常備してあるシャチハタを握りしめ玄関のドアを開けました。
インターホンを押した人はドアが開いたことを確認し荷物をガサゴソ・・・
2,『あ、これは宅配じゃないやつだ・・・』
専業主婦歴21年の勘が働きました(遅いよ・・・
「こんにちはー!今ご近所を順番に挨拶させてもらっているんですけどお・・・。」
私「はい。」
「あ、そこの〇〇新聞です^^(何やら小さな景品を差し出す)」
あー・・・(受け取ってしまった)。
3,後悔そして反省した出来事を思い出す
約7年前。そう、長女が受験生の頃です。
「過去の入試の問題が、うちの新聞からいくつも出題されているのをご存知ですか?」その言葉にまんまと・・・(もとい)「入試に有利」その言葉を連想し魅力に感じた私は、他会社の新聞を既に購入しているにも関わらずその場で契約をするという過去がありました。
4,反省を生かせるのか
実際受験に役に立ったかどうかは横においといてぇ・・・(長女は新聞を読んでいなかったので、出題されたか否か以前の問題でした)
『どこから受験生がいるってことを聞いてやってきたのだろう』そう疑惑を抱きつつ、今回はキッパリ断るゾ!!と挑みました。
「今現在、新聞お休みされているかと思うんですけどぉ~」
私「あ、今〇〇新聞(他社)を取らせてもらっているんです、なのでごめんなさい」
「・・・・そうなんですね! じゃあ、二つも新聞いらないかと思うので〇〇新聞さんとの契約が切れてからでいいので・・・」
私「ごめんなさい、もう読み慣れているので変えるつもりないです」
「簡単には変えられませんよね。では、夏の間だけ1ヶ月お試しで朝刊だけいれさせてもらえませんか? ご近所の方皆さん1ヶ月くらいなら応援してあげるわって言っていただけてますよ~。
・・・今ご主人いらっしゃらないのでしたら奥さんの名前で。お願いします!!(満面の笑み)」
いやいや・・・応援て。無料じゃないですよね??
私「ごめんなさい。やっぱり勝手なことできませんので契約できません!」手渡された景品もしっかりお返ししました。
5,繊細さんが断り下手な理由
断り方って色々あるかと思うのですが、皆さんはどのような断り方をされていますか?
「主人に相談しないとわからないので」
恐らく専業主婦の方の多くはこの断り方ではないでしょうか・・・。
でもね、これ「奥さんの名前で契約してくれていいですよ(月々3000円くらい出せるよね)」と言われたら最後、断れなくなっちゃうんですよね。
だからこの言葉には反応しないでください。「主人に相談しないとわからないので」と、言われること前提でセールスに来られています。
でも、どんな反応が返って来るのか怖くて断れない人多くないですか? 私もそうでした。
なら、どんな言葉を言えば納得して帰ってくれるの??
6,この言葉を伝えるだけで、頭をさげ笑顔で帰っていく
諦めてスッと帰ってくれる対応があります。しかも態度が急変し怖い想いや不快な思いをするだなんてことはありませんでした。頭まで下げて笑顔で帰ってくれました。
その言葉は・・・・
「ごめんなさい、やっぱり勝手に決められないんで契約しません」
これだけです。
「ごめんなさい」は、お仕事とはいえ、一生懸命話してくれたのにお気持ちに応えられなくてごめんなさいの気持ちから。
「勝手に決められない」は、家に来たセールスに対しては金額がどうであれ自分の名前で契約するべきではないと私は思っているからです。夫の名前で契約している場所に来た業者さんと私が個人的に契約するのはおかしな話です。
実際、前回7年前に夫に相談もなく勝手に新聞を契約した際、夫婦間でギクシャクしました。冷静に考えたら、ギクシャクして当然と言っちゃ当然なんですよね・・・ここは本当に反省しました。
最後「契約しません」
この言葉、大事です。とても大事です。契約しません!!(大事なので2回言いました。)
契約する気ないなら、きっぱり断るのが誠意でもあります。
私達、発達障害を持っていたりすると心が繊細だったりで、断るのが下手ですよね・・・汗
『こう言うとこう思われちゃうかな?』
『こう言うと逆切れとかされちゃうかな?』
・・・色々瞬時に察してしまい、繊細さんが発動すると最後、『怒鳴られたらどうしよう』『態度が急変するときの表情、見たくないな・・・』
まだ起こりもしていないことで不安になりトラウマが甦ったりなんかして、結局どう丸くおさめようか・・・と、話し合いで解決を目指しちゃうんですよね。
7,でもこれ・・・
逆に相手をイライラさせちゃうんです。だから恐れたことが起こってしまうのです。
まずはセールスの方の話を聞いて差し上げましょう。時間は3分くらいが目安かも。3分でもかなりの内容量です。ラリーも3往復くらいまでの会話が目安。ここで注意していただきたいのは、『決して質問はしない』これだけです。
そして後半は相槌をうつこともしない。
次に来るのは質問。
質問されても購入する気がないのなら答えなくていいのです。
このタイミングで、前述のセリフを伝えます。
「契約しません。」
それでも中には逆切れして帰って行く人もいるかと思います。それはそのセールスの人・・・販売員さんの問題なので私達は引きずる必要ありません。
気にするところは、レンチン中のパスタが冷めないか。それだけです。
※例外的に、『話を聞いてみて買ってもいいかも?』と思うのなら(夫婦間でそれがギクシャクしないのであれば)、しっかり話を聞いて気になる点は質問をして納得してから契約するのもありなのかもしれないですね。
7年前の自分自身へ届け!!と思いながら書いてみました。