発達障害当事者ママとその子供あるある~帰省編~
生活の場所が変わると、最初は旅行感覚で楽しそうにしているのに
1週間もすると家に帰りたくて仕方なくなりますよね・・・
母も子も。
母(夏休み入る前)
『(つわりがキツクて)家事もロクに出来ないし、起き上がったら毎回 トイレにダッシュ(汚くてスミマセン・・・)だし、こんなだと、子の貴重な夏休み をずっと家の中でダラダラ過ごさせることになってしまう・・・。
実家帰るかぁ』
母(夫へ)「子供と実家へ帰らせていただきます」
母(子へ)「長女ちゃん、夏休みママと二人でおじいちゃんの家で過ごそっかぁ・・・」
子「うん!そうする!!やったぁ~♪」
~帰省2日目~
母『上げ膳、据え膳、あぁ幸せ・・・♡ (長女と本読んだりテレビを見たり、散歩』 して過ごす)』
子「ママ、これ読んで♡」「うん、散歩行く~♪」
~帰省5日目~
母『暑いなぁ・・・実母、口うるさいなぁ・・・』
子『ママ~、いつ帰るの?』
~帰省6日目~
母『子、帰りたそうだなぁ・・・。私も限界だわ』
子「もう帰りたい・・・」
~7日目~夏休み終わるまで~(自宅に戻ってる)
母『(ソファーでゴロゴロテレビ観たり本読んだり)』
子『(ソファーでゴロゴロテレビ観たり本読んだり)』
環境が変わることがとても苦手
な発達ママと子。
人に気を遣ったり口うるさく言われることに耐えられない発達ママとその子供。
頭の中では実家という存在に感謝しつつも現実は 『あの生活を続けるくらいなら、平日の昼間は
誰にも気を遣う必要のない自宅で
半日かけて洗濯物を干し、1日かけて洗い物をし、夕食は自分の分は栄養のバランスが 摂れる宅配弁当。
家族の食事はローテーションメニューで作ればいいので簡単。
長女も洗濯物を干すのは手伝ってくれたので、二人でするとラクチンでした。
干しているあいだ他愛のない会話をするのも楽しかったです。
ただ・・・午後は、夕方までずっとソファーでゴロゴロしていました。
小1の子供を一人で遊びに出掛けさせる勇気もなく。
二人でゴロゴロ。
夏休みが終わるまで、長女はソファーでゴロゴロを一緒に続けてくれました。 『これでいいのかな? 退屈じゃない? 本当はもっと出かけたり一緒に遊んだり したしたかったんじゃなかなぁ・・・』って、ずっと申し訳ない気持ちでした。
子の
「あれはあれで快適やった」
少し成長した長女の一言に救われた母でした。
発達ママは『子にとっては、こうした方がいいんだろうなぁ・・・』と思い込み、本人に聞きもせず頑張りすぎて しまう節があるのかもしれません。
子供の様子を見て、明らかに身体や心に変化が見えたときには対策を練る必要があると思います。
そうでもないのなら、お母さん自身が体調が万全ではないときは
子供に合わせすぎる必要は無いのです。
『子供のために〇〇しなきゃ!』が、子供にとって必ずしも良いことだとは限らないのです。
母も人間。体調が万全でない時は、休むことを優先していいのです。
私の場合は特につわり期間が長く妊娠期間中ほぼトイレへかけこむような日々だったため、 それを夏休みのあいだそばで見て来た長女には『体を労わることは大切なこと』を 伝えることが出来ていたのかも知れません。
そして、その夏休みは長女にとって『母を独占できる最後の日々』だったということを幼いながら感じとっていたのかも知れません。
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