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【海外教育】主体性を育む三者面談

⒈ 多様化する学習環境

4月に入り、桜、入学、新学期の投稿を目にしますが、みなさん如何ですか?

自分の時と比較して、子どもたちの学習環境は随分と多様化していると感じます。
・共働きの増加による学童型インター、学童型塾
・インターネットの普及によるオンライン教材、Youtube
・グローバル化による教育留学、サマースクール
・AI化によるプログラミング学習 など
私が小学生の頃には存在しなかった環境・機会がたくさんありあります。

環境や機会は増加しているものの、時代を問わず、認知能力(主に学力)を育む土台となるのは、非認知的な「主体性」ではないかと思います。

息子の通うインターでは「主体性」を育む仕掛けが多数ありますが、
三者面談も仕掛けの1つです。

2. インターの三者面談、PTCとSLCとは何?

三者面談には2種類あります。

  • 1学期(Term1)はPTC(Parent Teacher Conference)があり、先生と保護者がメインで今年度の指導方針を話し合います。(日本の三者面談と同じです。)

  • 2学期(Term2)と3学期(Term3)はSLC(Student Led Conference)があり、生徒から保護者に学習成果の報告をして、先生は補足をしてくれます。

SLCの根底にある考え方は
”You learn the most when you teach something.
何かを教えることが、最大の学びとなる。”
ということ。

生徒が学習成果を振り返る反復とアウトプットを同時に行なっていると思います。

そして
・生徒が保護者に教えることで学習をするモチベーション向上
・生徒のコミュニケーションやプレゼンテーションの機会
・保護者も生徒の学習成果を直接的に経験的に理解できる
ことを意図しています。

⒊ SLCの手段はコミュニケーション

SLCの場では、主役はあくまで生徒。
先生は生徒が成果を話しやすいよう、”質問”によって生徒をリードしていきます。

生徒が
どの科目が得意で、好きで、楽しいのか?
何を学び、できるようになったのか?
何が苦手で、何がわからないのか?
を考えながら、先生や保護者に言語化して伝えることで、生徒自身の自己理解が深まり、

次の学期はどのように学習するか?
自分自身で内省しながら
主体的に学習する態度を育くんでいきます。

4. 主体性は学習はもちろん人生の基礎

生徒自身の自己理解が深まり、
自分の得意なこと、好きなこと、楽しいことや苦手でもできるようになったことで自信や達成感を感じていくと、

主体的に「やりたい!」と、学習だけでなく、自分自身の人生を創造できるようになってくると、息子を見ていても実感します。

そして、これは仮にインターでなくても保護者の声かけ一つでもできることです。
保護者にどんなことができるんだろう?と思ったら、ぜひコーチングを体験をしてみてください。
質問や対話の効果を感じていただけると思います!

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