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仕事復帰と母乳

育休が明けて仕事復帰するにあたって、

赤ちゃんへの母乳をどうすべきか
考えているママに
私の体験をお伝えしたいと思います。

うちの子供は「生後2カ月で保育園に
入園すること
」が決まっていました。

9時から17時までの
フルタイムでの復帰のため、
長時間、保育園にいる赤ちゃんへの
母乳をどうすべきか、
妊娠中から考えていました。

産後1週間、入院しているあいだ
母乳を飲ませるコツをつかむのに
とても苦労しました。

夜中、なかなか飲ませることが
できなくて、

不安と焦りで
泣きそうになったりもしました。

一人で奮闘していると、
見回りに来た看護師さんが気づいてくれ、

赤ちゃんの抱き方、飲ませ方など、
手をとって教えてくれました。

理解できるようにいろいろな
アドバイスしてくれて
有難かったんですが、
なかなか私はマスターできませんでした。

母乳をおいしそうに飲む赤ちゃんを
胸に抱いて、おだやかにほほ笑む
聖母マリアのような母親像を
イメージしていましたけれど、

うちの赤ちゃんは、
乳首を「吸う」というより、
「噛んで」くるので、
「痛いっ」「わっ」「やめてっ」と
苦痛に耐えしのいで、
なんとか母乳をあげていました。

さて、生後2カ月で保育園に通うこと
になっていることを
入院中に助産師さんに話したところ、

「ではこの入院中に母乳だけではなく
哺乳瓶で粉ミルクもあげてみましょう!

哺乳瓶の飲ませ方も今、
病院にいるうちに
練習しておくほうがいいですね」
と言ってくださり、

産後の入院中に
粉ミルクをあげてみることに
しました。


すると母乳でのときは
母子で必死になって
「飲ませるVS飲む」の
攻防をしていたのに

哺乳瓶だと
ドクドクとミルクが出てくるので
飲みやすいのか、

それはスムーズに、
ぐびぐび飲んでくれました。

なんだか自分が哺乳瓶に負けた気がして
少し悔しさを感じましたが、

飲みっぷりの良さは
見ていて爽快でした。

いっそ母乳はやめて
哺乳瓶でミルクを
飲ませた方が

わたしも授乳時の痛みから
解放されるし、

赤ちゃんとしても、
ちょろちょろ母乳が出てくるのを
待つよりも

哺乳瓶から出てくるミルクを
ぐびぐび飲む方が早いしで、

WIN-WINなのではないかと
考えました。

「母乳は辞めて
ミルクだけにしたい、、、」と
思ったのですが

病院では赤ちゃんに
いろいろなメリットがある 
母乳育児をとても推奨しており、

入院中は母乳中心で
がんばりました。

母乳の出が悪いママさん、
逆に出が良すぎて大変なママさん、

いろいろな個別の事情があるので、
それぞれに合った方法があると思うのですが、
わたしは出が悪い方だったので、
仕事復帰を境に

早々と母乳を卒業させていただき、
ミルク育児に切り替えました。

出産前、保育園見学に行った際、
0歳児なのでミルクは
どうするのが良いか
先生に相談したところ、


「母乳を凍らせたものを
保育園に預けてくれたら、
それを飲ませることも可能だし、

粉ミルクの缶を保育園に
預けてくれてもどちらでも
いいですよ~」

とおっしゃってくださいました。

なので。搾乳機を使って
どのくらい母乳が出るか
試してみたんですが、

かなり少量しかとれませんでした。
ほんの10mlくらい、、、泣

同じく子供が0歳の時から保育園に
預けたという友人は、

母乳が良く出るタイプだったため、
数時間置きに出さないと胸が張って
苦しくなってしまうので

仕事の昼休みに休憩室で
搾乳していたと言っていました。

搾乳中に誰かが入ってきそうに
なったことがあり、
その時はかなり焦ったようです。

母乳のメリットは
いろいろあるようなのですが、
仕事復帰が早いこともあり、
あまり母乳にこだわらず、

さくっとミルク育児に
切り替える決断をして
私は良かったと思っています。

心配なかたは、
入園予定の保育園に相談したり、仕事中、
搾乳のための個室
(鍵がかけられた方が安心ですね)を
使用できるか
職場に聞いておくと
安心できると思います。



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