3月生まれはかわいそう?!
①早生まれのわが息子
うちの息子は3月の半ばに誕生しました。いわゆる早生まれの子供です。
巷では「早生まれはいろいろな場面で
不利である」
ということが言われているようですし、
息子の誕生日を伝えると
えー?3月生まれ、かわいそうですね!!
と初対面のかたから言われることが
たまにありました。
わたし自身は息子が3月生まれでも、
「早生まれ」による不利な面を
ほとんど気にせず子育てをしてきました。
②早生まれが不利だと思われている理由
世間で言われている早生まれの不利な点とは
だいたい以下のことだと思います。
(1)同じ学年の中で4月に生まれた子と
11カ月も違うので、
特に年齢が低い時には
「できること」の差が大きく
感じられること
(2)体格や、体力などの差があって、
どうしても運動などで不利になってしまう
こと
③逆転の発想で前向きになれる
でも、そういうイメージがあるため、
何かできた時には、
「3月生まれなのにもう出来ちゃった!!!
すごいっ!!!」と思うことができます。
また、何かに失敗した時には
「3月生まれで学年で一番年下だから、
出来なくてもしかたないや~」
と気楽に考えることができるんです。
このことは、心配性のわたしにとって救いになっていました。
例えば、幼稚園年中の時点で
鉄棒の前回り、足掛け回りなどは
同学年の子と変わらずできるのですが、
ボール投げやボールキャッチは
まだうまくできなかったです。
それから
年少の終わりごろには、
お手紙を書いてくれるお友達もいる中、
うちの子はお手紙の交換などに
興味をもったのは年中の終わりでした。
このように、うまくできるようになること、
興味を持つことが
多少お友達より遅くても、
「3月生まれだから遅くて当然(笑)」と、
焦ることがなく、
どっしり構えて待つことができました。
④早生まれさんならではのかわいさ
逆に、生まれたのが遅いことで、
ほかの同年齢の子より幼いところがあり、
だからこその良さもあります。
たとえば、年中くらいになってくると、
成長の証だと思いますが、
人前に出ることに恥ずかしさを感じる子も出てきます。
うちの子はまだ照れることを知らないので、
幼稚園行事や習い事で、
人前でも恥ずかしがらず
堂々と大きな声で歌ったり踊ったりしているのは、見ていてうれしいことです。
こういったことは生まれ月の差なのか、
個人差なのか、性格なのか、
正直なところはわかりません。
成長のスピードや得意、不得意はほんとうに子供それぞれなので
「3月生まれだ」ということを
ネガティブに捉える必要はないと思います。
その子ならではの成長のしかたや
スピードがあるので、周りと比べず
本人の過去の姿と比べると
成長をより楽しめるのではないかと
思って子育てをしています。
この頃たくさん手紙を書いて
くれます。
だんだん文字がちゃんと文字らしく
なってきているところに
成長を感じています。
一年前は文字を書いてくれても
読み取るのがすこし難しかったので
うちの子にとって、大きな成長です(^^)