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学びのあった本①データ、エビデンスに基づいたお話

息子がイヤイヤ期に入ったころから、
育児に関するYouTube動画や
本を見聞きしてきました。

最近ではそれらに加えてnoteの記事からも
体験談や情報を得ています。

イヤイヤ期の2歳から3歳ごろは、
どうしたら歯磨きを嫌がらないか、

どうしたら遊び場から帰るとき
「帰りたくない」とぐずらないか、
を知りたくて、

現役保育士としても活躍されていて、
上記のような悩みに対し
「こうすると、うまくいく」という具体的な行動を示してくれる、てぃ先生のYouTubeをよく見ていました。

明るく面白く説明してくださるので、
動画を見ていて楽しいのと、

保護者の大変さをよく理解してくださって
いることや、
子供が大好きなことが伝わってきて

面白いのに、時には泣けてきちゃうような
優しいことを言ってくれて、、

イヤイヤ期にはてぃ先生の動画に
励まされていました。

てぃ先生の動画が好きだった理由には
育児のアレコレについて、
海外での論文などを根拠に
説明されることが多かったこともあります。

育児は、出産にまつわるところ、
歩けるようになるまでの話、
イヤイヤ期の大変さ、
卒乳のタイミング
トイレトレーニングの方法、
離乳食や食べ物の好き嫌いなど、

どれをとっても
千差万別、、

だからこそ、
いろいろな方の体験談それぞれに、

「そんな方法もあったのか〜」
「大変だった時期もあって
あの子は今こんなに成長してるんだ〜」
「そういう考えかた、見習おう!」と
思えるような驚きや学びがあります。

したがって、身近な友人やSNSなどから育児に関する体験談を知ることが好きです。

そして、わたしは
そういった1人ひとりの具体的な
唯一無二の体験談と同じくらい好きなのが
データやエビデンスに基づく情報です。

こちらの本は
教育経済学者である中室牧子先生が

「その教育、本当に効果があるの?」

という視点をもち、教育に関するあれこれを
データやエビデンスを基にお話を
してくれているのが面白いです。

常識のように思われていることも、
データをみると実は効果があまりないこと
だったりして驚きがありました。

著書の冒頭に述べられていますが、
先生自身にお子さんはいらっしゃいません。

よってこの本は
先生自身の個別の育児経験をもとに
書かれたエッセイや経験談のような
本ではありません。

私はむしろそこに魅力を感じていますし、
中室先生の丁寧で分かりやすい説明は
数字に強く無い私にとって
理解しやすいものでした。

例えば
「子どもをご褒美で釣ってはいけないのか?」

など、育児をしていると湧いてくる疑問に
ついて様々なデータを示して解説されています。

息子の小学校入学を前に
これから親として
どう子供と接していくか、これからの学び方について考えることのできた本です。


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