飼い主の独り言3 〜清濁併せ呑める人になるなら〜
青い空だ。気持ちいいな
秋が好きだ
最近の秋は、変わってきているけど
なんでこんな何時までも暑いの?
と思えば
なんで急にこんな寒いの?
とか
冬みたいな重い雲が垂れ込めた、そういう日が多かったように思う
今日は秋らしく紅葉している木々が空に映えて美しい
うん、いいなぁ
我が家の子供達も仲良く寝ているし
1号だけが何時もソーシャルディスタンスを守っているのが可笑しい
さて本題
昨夜オリックスが優勝した
(本題?)
26年ぶり
と数字で聞くと、へぇ〜そうか、と思うが、自分史の1996年のページを探すと、それがいかに遠い日であるかが分かる
私にとってその前年からの10年は、今のところ人生で一番変化に富んだ年月であった
濁った河の水を受け入れられなかった、赦せなかった日々
昨日の優勝を見て、それらが蘇った
不思議なことにあまり不快感はなく、それはただ
セピア色のFilmsであった
ニャンたちもいない、同居人も違う、家も違う
だからかな、私も変わった
この歳でようやく
清濁併せ呑む
ができつつあるのかもしれない
受け入れる
赦す
難しい
でもそれができるようになれば人は随分救われる筈
その為には一体どうすればいいのか?
手っ取り早い方法を一つ提案させて頂く
ニャンコと暮らす
こちらをご覧ください
この、何もかもどうでもいいような顔
使いこんだ洗濯カゴが、まるでどこぞの温泉に見えるこのウットリした表情
安心しきって微睡んでいる時のこの澄んだ瞳
それはもはや仏陀の眼差しとも言えるだろう
これらには、非常に高い精神安定効果と、心の浄化作用があり、見つめると人は寛容に、懐深くなるのである
に違いない
きっとなる
なるでしょう…?
しらんけど
兎に角、暗く受け入れ難い過去の諸々は、ニャンたちの愛くるしさと、彼らへの愛、彼らの下僕となることによって消えた
私は随分と寛容になり心の平穏を得たのだ
と、まぁ根拠はないけど実例を書かせて頂いた
あなたを猫の下僕にする計画
どうでしょ?