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完全復活!「エンタ!371 番組記録館」2階

「エンタ!371 番組記録館」へようこそ。
私は記録館館長の沢田です。
このnoteはスカパー!内でかつて放送していた「エンタ!371(つくばテレビ)」の資料館です。
ごゆっくりとお楽しみ下さい。

2階:エンタ!371からつくばテレビを支えてきた人々

2階では「エンタ!371」から関わってきたスタッフさん方をご紹介します。


「なぜ今頃になってエンタ!371なのか」

 結論を先に。「スタッフクレジット」があった頃だったからです。
 『エンタdeパンチ』が2006年度で終了し、その後継番組の『NEWS!371』からその兆候がありました。『エンタdeパンチ』から『NEWS!371』への変更点としてMCとスタジオセット収録を廃止し、ロケ取材VTRが主体となりました。その影響かは不明ですが『NEWS!371』においてスタッフクレジットは全くありません。
 その後、エンタ!371の全年齢視聴可能コンテンツを継承したPigooが2010年6月から放送開始しました。Pigooでは猶更スタッフを公表しない傾向にあります。信じられないとお思いならば現在Pigooで放送中の番組をご覧になってご判断して下さい。
(註)とかつて記していたものの、最近の「声優番組レーベルPhononチャンネル」
声優番組レーベルPhononチャンネル - ニコニコチャンネル:エンタメ
配信番組群ではスタッフを公開するものが多いです。

 ただ、近年のPigooでもスタッフクレジットを出しているものもあるにはあって『大島バッティングセンター2(含3)』、『NaturalVoice~81ルーム』等です。そして両番組でプロデューサーとなっているのが"abex"氏です。明かな匿名につきその正体は不明です。ちなみに音楽、映像プロデュースを手掛けるエイベックス社はavexなので全くの別物です。

(お断り)

 これよりPigooを含めつくばテレビが手掛けた番組群のスタッフ紹介となります。当記録館では番組の一部しか所蔵しておりません。
 またシリーズ中1回でもクレジット表記されていれば、担当番組として扱います。従ってまた別の回を引き合いに出して
「××という番組に〇〇さんは関わってないじゃないか」
という旨の苦情はご遠慮願います。

井出雄介氏

 当記録館1階の資料は、何かしら井出氏が関わった番組という条件の下で収蔵しました。井出氏が関わった番組の多くがプロデューサーとしての参画でしたが、編成を担当された『LOVE LOVE大好きっ!』等一部例外があります。

山口幸弘氏

 こちらの表をご参照を。

井出雄介氏と組むことが多くまた制作、撮影、編集等多岐に渡って活躍されました。
 なお記録館初登場となる『パッパッパッパッパッパッPerfume』については

をご参照下さい。

松永浩一氏


先ずは松永氏のX(Twitter)アカウント(@ko1mk)とブログ

の紹介から。現在でもフリーカメラマンとしてご活躍中です。松永氏が撮影として関わった番組群については以下の表をご参照を。

 ここで井出雄介氏不関与、つまり1階には収められなかった記録がありますのでそれらを紹介します。

イメージビデオ番組

『ハイ美女ん?』
 一目見て「ハイビジョン」の駄洒落ですが、その名の通りハイビジョンカメラを使用しての撮影とテロップ表記されていました。まだ地デジテレビの普及率が高くはなかった頃に実践導入していたのは、松永浩一氏らしいといえば氏らしいです。
 当館所蔵の回では鈴木紗耶香(現:清野紗耶香)さんが出演されました。出演への証拠は

コロコロはよくやってるんだけどね~(『ハイ美女ん?第一回参照してください』)

2007年6月17日付け
清野紗耶香オフィシャルブログより

こちらを。

 更にこの番組では矢沢隆則氏と"All About"が協力としてクレジットされています。

 こちらをご参照を。
 一目見てレースクイーン撮影界隈での凄いお方だとお思いになるでしょう。そして矢沢、松永両氏の関係を語るツイートが。その1件の返信先は…!?お二人の関係は近年でも健在のようです。

『プレミアムグラビア』

 現在PigooHDで再放送中です。
 当館所蔵の西田麻衣さん出演回についてはPigooホームページ上に
資料がありました。そのためこちらを見た方が早いでしょう。

https://pigoo.jp/pigoohd/pregra/15596.html

レースクイーン登場バラエティ番組

『レースクイーンアワード2007』

 文字通りその年のレースクイーン(RQ)を表彰しようというものです。
なおエンタ!371においては最終選考に残った方のみを取り上げるのではなく、エントリーされた方も極力映像に登場します。となれば撮影回数もそれ相応の数となります。

『続RQコラボ』

 当館所蔵の回は「シャワーシーンだけSP」といういわば総集編です。出演は美央さんと木村彩花さんでした。
 通常回では「コラボ」の名の通りRQが2人登場し、マンションの一室内で
トークを行うものです。
 撮影協力はディライトアソシエーション社のようですが
http://www.delight-a.co.jp
どうも現存していないようです。

神埼蒼人氏が手掛けた番組群

 ここで番組内容による区分けから方向を変えて、神埼蒼人氏が何かしら関わったという括りで番組を紹介します。

『PromisedAngels』
(敬称略)
プロデュース:神埼蒼人
撮影:松永浩一、他

 番組内容はエンタ!371でよくある、屋内撮影によるイメージビデオです。当館所蔵のVol.4では初音みうさんが出演されました。

『FallenAngels』
(敬称略)
監督・編集:神崎蒼人
企画:河辺諭
撮影・照明:マツナガ コウイチ

これも屋内でのイメージビデオです。
マネージメントとしてクレジットされたワンエイトプロモーション社は

今も健在です。当館所蔵の回は竹内ともえさんが出演していました。
 何故か全てカタカナ名義で「マツナガ コウイチ」が参加されました。神崎、河辺両氏担当の別番組では漢字で「松永浩一」として表記されていることから、同一人物とみなしてよいでしょう。

『月刊DIGICCO』
(敬称略)
プロデューサー:神埼蒼人
撮影:松永浩一
 これはロケ主体の番組で1階展示物の『マジモテ三人組』に近いです。
但し、RQを起用したという意味では前出の2番組の流れにあります。また「松永浩一」の漢字表記があることから『FallenAngels』の流れにある番組の証拠です。

出演者であるDIGICCOについては

をご参照下さい。
 当館所蔵回では富士急ハイランドの絶叫マシン、レッドタワーなどに挑戦する模様が放送されました。

 後の

『Wake Up,Girls!DVD 夏合宿、やらせてください!』に通じるものがありますな、とずれました。

『てぃーばっく はいすくーる』

(敬称略)
制作総指揮:神埼蒼人
企画 構成 脚本 演出:河辺 諭
撮影:松永こういち
 という制作体制です。これまた神埼、河辺の両氏も共通点ということから「松永こういち」名義の松永浩一氏と解釈してよいでしょう。
撮影協力は
マラケ
http://www.marache.tv/nifty
ワップス・ティービー
http://www.waps.tv/model/index.html
でしたが、どちらも現存していません。

 出演者は堀口としみさん、

 島田和菜さん、

秋葉ミキさんの3人でした。

秋葉ミキさんについてのみ、別のお仕事でつくばテレビから取材を受けました旨があります。一方で残りの2人のブログには「つくばテレビ」の文字は全くありません。
 番組自体は文字通りの「ティーバック」下着推奨番組です。そのため、スカートめくりやお尻を触ることも平気で行っていました。Pigooというよりは今のエンタ!959の側に近い番組でした。

(註:別の記事に関連して。

平素よりPigooオンデマンドをご利用いただき、誠にありがとうございます。
この度、2024年3月31日をもちまして「エンタ!959の月額見放題」を終了させていただくこととなりました。
月額見放題として配信する新作の供給不足により月額見放題のみ終了させていただきます。

エンタ!959の月額見放題のサービス終了について

 要約。エンタ!959においてオリジナル番組は完全消滅しました。よって100パーセント市販アダルトビデオ放送になりました。

 エンタ!371の時代から18禁番組はいくつかあり、単にアダルトビデオ(AV)を放送するのみならず、AV女優ら出演によるバラエティ番組『みっひーHOUSE』等がありました(*前出の通り「過去形」)。ちなみにですがその『みっひーHOUSE』プロデューサーも神埼蒼人氏です。

エンタ!371ではない番組

『大島バッティングセンター3』
 こちらはPigooで2015年7月に放送されました。

https://pigoo.jp/pigoohd/mai3/29294.html

参考資料がこちらです。
 この回の撮影スタッフは松永浩一、穂積徳充の両氏でした。穂積氏については後で登場します。
 また、この回のロケ先はAKIBAカルチャーズ劇場です。

 こちらの運営母体もつくばテレビであり、同社はアイドルに関わる事業に本格的に取り組み続けました。また松永氏は

近年LEDパネル化工事にも関わりました。氏のポストでは撮影機材、カメラ等に関するものも多く、機械方面にも詳しいお方です。

『ぴなメイドの時間』

 19年続いていた老舗「メイドカフェぴなふぉあ」の協力・宣伝番組です。私がどうこう語るよりも

 のご参照を。
 出演者は全員「メイドカフェぴなふぉあ」の従業員です。悪いけども松永氏もメイドカフェを語るに相応しい人物ではないのでしょうか。
 さて、この番組の特徴はCS GYAO(既に閉局済)との共同制作であることです。当時はCS GYAO の側で見たと記憶しております。
 そして。

いつもメイドカフェぴなふぉあをご利用頂き誠にありがとうございます。

本日は大事なお知らせがあり突然のご報告をさせて頂く事となりました。
2003年10月より約19年間、皆様に支えられ営業して参りましたが
昨今の社会情勢などの影響もあり今後の営業に大きな不安が残る状況となりました。

これによりメイドカフェぴなふぉあは2022年10月10日(月祝)を持ち一旦、営業を休止する事とします。
ご主人様、お嬢様、これまでぴなふぉあに関わって頂いた方々、
19年間という長い期間支えて頂き心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございます。 

2022年8月3日付け
営業休止のお知らせより

「メイドカフェぴなふぉあ」さんは2022年10月10日を以て無期限営業休止となりました。長い間お疲れ様でした。

『INTERNET MAGICAL GIRL』Music Video

 そして近年での作品がこちら。

カメラクルーの1人としての参加です。

穂積徳充氏

松永浩一氏に次ぐ撮影スタッフであるのが穂積徳充氏です。

『エンタdeパンチ』

  • 「ゲーム・ホビー」の日の撮影スタッフの一人でした。

  • 「コスプレ&アニメ」の日では制作スタッフの一人でした。 

『大島バッティングセンター2(含:同3)』

 前出の通り松永氏と並ぶ『大島バッティングセンター』シリーズの撮影スタッフの一人でした。

『ZAK THE QUEEN』

 ここで初登場となる番組なので紹介します。「ZAK THE QUEEN」は当館所蔵の回は2011年度のものからです。

夕刊フジ公式サイトの中で膨大なアクセス数を誇る大人気グラビアコンテンツである。この番組では、そこに登場するアイドル達に密着し、余す所なく紹介していきます。

番組冒頭のテロップから

その夕刊フジ公式サイト自体は現存するものの、グラビア掲載からは2016年度を以って撤退した模様です。

 上記番組において穂積氏は撮影スタッフの一人でした。なお

Wikipedia内にある
「総合プロデューサー 上坂元(産経新聞社) 」
の記載は本当で、番組のクレジットも全く同じです。

 さて、番組はファーストステージ出演者が全員もれなく登場します。前出の『レースクイーンアワード2007』と同様に番組は複数回存在することから、全出演者はかなりの数になります。そのためカメラマン穂積氏含む4人で手分けして撮影を行ったのだと思われます。
 となれば当然ながら壇蜜さんもVTR出演されました。
 その一方で宮城県PR動画があっさり「無かったこと」にされました。それにもめげずメトロポリタン仙台で行われたイベントにも登場されました。館長は宮城県民が本当にわかりません。

伊藤公志氏

『エンタdeパンチ』

  • (前期)「コスプレ・特撮・ホビー」では構成・演出として参加されました。

  • (後期)「アイドルニュースの日」では構成・編集として参加されました。「コスプレ&アニメ」の日では構成・演出として参加されました。

 近年での伊藤氏の活躍についてはこちらを。

 こちらが伊藤氏ご本人のX(Twitter)アカウントです。
 アニメ『ドラえもん』の脚本参加報告が主なので「同姓同名の別人か?」ともお思いでしょうが

同じアカウントで『らんがばん!』についても触れております。
よって、紛れもなく『エンタdeパンチ』からのつくばテレビとの関係は続いております。

順路→3階へどうぞ(次回につづく)


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