#41◇御業9◇膵頭十二指腸切除術を終えて◇2021年11月12日
夫と私の闘病記として、神様の御業の証として書いています。
まだ自己紹介をお読みでない方は、↓ からどうぞ。
私は夫のことを「かずちゃん」と呼んでいたので、その呼び名で書きます。
11月12日(金)
YD先生の話からすると、
手術にも命の危険性があると思ったため、
かずちゃんの妹さんにも電話しました。
でも、深夜の電話だったためつながりませんでした。
LINEで概要を送ってベッドに入りました。
寝付けないまま時間は過ぎましたが、
a.m4:00ごろにはウトウトしていたと思います。
5:30ごろ
大阪府内に住んでいるかずちゃんの妹からの着信で目が覚めました。
事情を説明し、手術終わりの電話を待っていると伝えて切りました。
6:40 YD先生から電話がありました。
以下、YD先生より
開腹したら出血していたが、止血をしながら手術を行った。
右肝動脈に穴が開いていた。
抗がん剤により腫瘍は小さくなっていたため、
門脈からきれいにはがすことができた。
門脈を切らずにすんだ。
1Lくらいの出血を予想していたが、300mlですんだ。
とても順調に進み、予定より早く終わった。
通常なら手術前に、術後の痛みのケアのための処置をするが、
緊急だったため、それができなかった。
手術後、点滴で痛み止めを入れるが、
通常より痛みが出る可能性がある。
そのため、歩き出すのに少し時間がかかるかもしれない。
順調にいけば、明日にもICUから一般病棟に移る。
下血して、入院してからCT検査をしているのに、
なぜ出血原因がわからなかったのか、気になっていました。
検査結果を診断する人が見落としたのではないか、とさえ思っていました。
それについて、素直にYD先生に聞いてみました。
YD先生
「11/6のCTでは動脈瘤になっていなかったので、わかりませんでした。
吐血後のCTでは、ステントが血管に当たっている部分がプクっと膨らんで動脈瘤になっていたので発見できました。」
なるほど。そういうことかと納得。
YD先生より(続き)
「『順調です』という電話をかけることはできません。
何か大きな問題があれば電話します。
電話がなけれれば順調だと思ってください。」
そりゃ、そうですよね。
いちいち「順調です」という連絡をしていたら、
時間がいくらあっても足りません。
ただでさえ忙しいのに。
大きな問題がない限り、
かずちゃんが連絡できる日を待つしかありません。
その日を心待ちにして。
神様、
かずちゃんを守ってくださり、心から感謝します。
もう、言葉もありません。
本当に、本当に、本当にありがとうございました。
あなたがつなぎ止めたこの命には、必ず意味があると信じています。
その意味が、いつかわかりますように。
YD先生やスタッフの皆さんに、感謝を気持ちを送ります。
ありがとうございました。
イエス・キリスト様の御名によってお祈りします。アーメン
「ちょこっと神様に祈っただけじゃん!」と思ったあなた。
先は長いですから。
気長に読んでいただければ幸いです。
後半でドドーンと出てきますよ。(後半かいっ、長いなっ)
もう、これでもかっていうくらい神様の御業があったので。
お楽しみに~。