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おじいちゃんについて
先日、父方の祖父が急逝いたしました。
90歳の誕生日から2週間余りで、本当に突然のことでした。
きちんとした人で、自身の血圧等を毎日手帳に記録しており、
その数字がびっしり書かれた手帳から
几帳面で賢く、自制心溢れたかっこいいおじいちゃんの一面を垣間見ていました。
おばあちゃんが1年の入院生活を経て亡くなった時、
おばあちゃんがいない家には戻りたくないというほど
仲がよく、9月はおばあちゃんの誕生日と命日があるため、
合わせて空に行ったんだなと思いました。
父はベルギーに赴任しているため、病院からの連絡も、実際に祖父に対面するのもかなり遅くなってしまいました。
父の代わりに東京から地元愛知に向かって祖父の死亡確認を病院でしたのは、
貴重な経験でありますが、2度としたくないものです。
父がたくさん泣いていたのを見るのはかなり辛かったし、
心労でおじさんが倒れてしまったのも
かなりショックでした。
病院で取り乱してしまった自分を支えてくれたナカムラさん、ゴトウさん
目を見て話してくれたお医者さん、
葬儀上まで送ってくれたタクシーのヤマウチさん
多くの人に支えられて先日東京に戻ってきました。
本当にありがたいです。
ヤマウチさんは祖父をよく乗せていたタクシー運転手さんで
うそぉ!フワさん亡くなったの!インテリだったよねぇ、そうかぁフワさんのお孫さんかぁ。よく乗せたよおじいちゃん。
と三河弁で切なそうに話してくださいました。
最後に90歳の誕生日を父含め全員でお祝いできたのは
ここ数年では久しぶりだったので
おじいちゃんはきちんとした人だったので、
準備してたのかもしれないなと思い、ちょっぴり口角が上がりました。