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【台湾の気候】台北の冬は……寒い!

こんにちは。台湾台北市より、まゆーです。


”台北の冬”

って聞くと、どんな気候を思い浮かべますか?


***


(パートナー🙋‍♂️と私🙋‍♀️の、最近の会話より)

🙋‍♂️:(オンライン韓国語クラスで韓国人先生との会話が終わった後)
ねぇー!僕、やっとね、日本や韓国の寒さと台北の寒さの違い、分かった!!!

🙎‍♀️:なになに、どうしたん??

🙎‍♂️:韓国人の先生とこんな会話、したんだ〜!


(韓国語クラス授業中の会話より)

先生👩‍🏫:台湾は最近、寒いですか?

🙎‍♂️:はい、僕が住む台北はとても寒いです。韓国(ソウル)は寒いですか?

👩‍🏫:台北、寒いんですね。ソウルもとても寒いです。

🙎‍♂️:ソウルは今何度くらいですか?

👩‍🏫:3℃です。

🙎‍♂️:ひぇー!とても寒いですね。台北の今日は13℃くらいです。

👩‍🏫:暖かそうな気温に聞こえますね。

🙎‍♂️:数字は大きいです。でも台北の冬はこの気温でも湿気があって寒いんです。家の中が寒くて。
先生の家は3℃で寒くないですか?

👩‍🏫:いいえ、家の中は暖かいです。暖房が効いているので。
冬でもビールを飲んだりして楽しんでいます。
家の中で汗かく時もありますね。

🙎‍♂️:へええ……僕はビールが好きですが、冬の家では寒くて飲めません。。
家にヒーターはありますが、寒いです。


(授業を振り返って)

🙎‍♂️日本の家も暖房があるから暖かいよね。暖房のパワー、すごい!!
だから台北の方が寒いのか……

🙎‍♀️そうそう。台北の暖房環境、中途半端やし、
冬期間が短いとはいえ、極端に寒くなる日は寒くなるし、
毎年ニュースでも寒さで亡くなられる方の報道出てるんやから、
もう少し寒さ対策事前準備、ちゃんとした方が良いと思うんよね……😅
ただでさえ、家も冷たいタイル仕様のお家多いし、どちらかというと夏の暑さ対策向けになってるし。


***


そう、台北の冬ってやたらと冷える寒さなのです。

日本や韓国など”乾燥した冬”気候のエリアだと、
温度が下がり乾燥がひどくなるとはいえ、
冷えるのは体の表面で留まり、きっちり重ね着し、暖房もつけて温まれば過ごしていけることがほとんどかと思います。

ところが、台北の冬は、
湿気が多い故のジメジメした冬になります。
湿気 × 冬の低温の環境が生み出す気候、それが


体内の骨から冷える寒さ。


家でじっとしていたら、冷えで動けなくなります
(事実、今年も何日か、体が冷えてほぼ1日何もできない日がありました……)。


天気予報などで見かける温度の数字は、
湿気のある冬だと数字-5〜10℃が体感温度です
(15℃であれば10℃以下、10℃であれば5℃以下が体感値)。

こちらのおたまさんがX(旧Twitter)で投稿引用されているように、
最近のニュースでもとても寒いこと、報道されています。

ここで暖房器具が整っていれば、強めに暖房をかければ
もちろん温まるのですが、夏中心に考えて築かれている台北の生活では、

エアコン=冷房しかない(暖房なし)

が多くの家庭で一般的。。


時々↓のような冷暖房完備型のエアコンもありますが
(画像は私たちが昨年半ばまで住んでいたシェアハウスの自室につけてもらっていたもの。住み出した頃は古い窓取り付け型の古い冷房のみでしたが、途中で大家さんが別の持ち家で使用していた冷暖房エアコンを我が家にとりつけてくれた)、

台北生活で貴重な冷暖房完備エアコン。引越しするまでの1年半のお付き合いだった。

現在は冷房しかない家に引っ越してしまったため、
↓の電気ヒーターで凌いでいます。
でも、ヒーターの風の出口近くしか正直温まらない。。

先月旅行で来られていた知人が、あまりのホテル室内の寒さに購入したが、旅行後暑い東南アジアの滞在地に戻るため不要と譲ってくれたヒーター。
5年ほどお世話になっている電気ヒーター。購入時電化製品チェーン店「全國電子」店頭展示品で5,000元ほどだった。

台湾北部(特に台北〜新北エリア。桃園あたりも同様かも)を出て、
中南部に行けば気候も変わってくるし、
高雄まで行けばそもそも気候帯が変わる(中北部=亜熱帯気候、中南部=熱帯気候。台湾島の真ん中下あたりを通る北回帰線で別れます)ので、
体感結構変わると思います。

でも日によっては、台中あたりまでは寒くなる日も
(以前冬の台中訪問時、温度計が6度を指していたこともありました。その日は台北より気温が下がっていた……というか、思い出した。高雄でも13℃まで下がったのを見たことがある)。


***


さらに、冬の台北(というか、これは台湾島全体かも)のやっかいなところ。
冬期間の中に四季があること。

毎年12月〜3月前半ごろ(台北の場合)までの冬期間の中で、
一瞬幻の夏がくる日があったり(年によっては30度超えることも)、
急に春先のようなぽかぽか陽気がやってくる日もあります。

なので、冬の台北に訪問される場合は、どんな気候になってもある程度順応できるよう、
重ね着で脱ぎ着できるようにご準備いただくことをオススメします。

例)
以下をとりあえず最低一つずつ持ってきておいて、
気候に合わせて重ね着・着替える。

・ヒートテック
・ウルトラライトダウン
・軽めのかさばらないストール
・薄手のパーカー
・半袖
・ロングTシャツ
・(女性の場合)タイツ&靴下両方


今後台北や台湾北部を中心とした冬場の旅行、長期滞在
などをご予定の方は、
せっかくの台湾滞在時間が冷えとの仁義なき戦いにならないように、
ぜひ衣服の準備も気にかけてご用意ください。


では、またー!

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