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2023年度、国家予算の使い道は?
こんにちは、まゆです!
年明けということもありますので、今回は国家予算の使い道についてお話しします。
漢字がたくさんで読みたくなくなるかもしれませんが、毎年の国家予算とその使い道を追うことは国の方向性の大枠を捉えることになります。
株主総会のようなものですね!
もし、自分が大株主だとしたら、投資(応援)している企業が、今年はどんな展開をしていくのか気になりますよね!
ですから、まずは自国の方向性に興味を持つことから始めましょう!
まずは、専門用語を解説しますね。
歳出:4月から翌年の3月までの一会計年度の国の支出のこと。
歳入:4月から翌年の3月までの一会計年度の国の収入のこと。
一般会計:国における会計区分の一つで、租税などの収入を財源として国の基本的・一般的な支出を経理する会計のこと。他に特別会計があります。
まず、2022年度の支出から見ていきましょう!
一般会計歳出総額は、2022年度当初予算の107兆5964億円から6兆7848億円ほど増えました。
この増え幅は過去最高です。
わかりやすくいうと、予定よりも6兆ほど出費が増えたということです。
主な要因としては、高齢化による社会保障費の膨張と、防衛費が1兆4192億円の大幅な増額によって6兆7880億円を計上することとなり、総額を押し上げました。
でも、歳入が増えてなければ、歳出は増やせません。どうしてこんなに歳出が増やせたかというと、単純に歳入が増えたからです。
一般会計予算は歳入総額と歳出総額が同額になるように編成されますので、歳入が増えないと歳出は増やせません。
ですから、増やす歳出をまかなうための財源をいろいろと工面した結果ともいえますね。
では、どうして歳入が増えたのか?
最も大きな要因は、税収増です!
2022年度に変わったもの
↓ ↓ ↓
住宅ローン控除の改正
消費税率の上昇
社会保険料の増額
雇用保険の適応拡大
医療費負担率の上昇
年金支払い年数の延長
相続税・贈与税の改定
固定資産税の増額
など
たしかに、また出費が増えた〜、、、なんてがっかりするニュースが多かったように思います。
歳入と歳出の割合を載せますので、さらっと見ておきましょう。
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では、2023年度はどうなるのか?
政府は12月23日に2023年度予算案を決定しました。
一般会計総額が過去最大の114兆3812億円となったのです。
ということは、2023年も増税傾向ということになります。
では、なにに使われるのかを理解していきましょう。
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これを見るだけでも、今後世界的に重要視される分野が明確になりますね。
日本の課題と世界が進んでる方向性は、
・高齢化に伴う医療費問題
・少子化対策
・脱炭素(エネルギー問題)
・デジタル化(ブロックチェーン業界)
・宇宙関連のサイバー攻撃対策(戦争の変化)
と考えることができます。
具体的な政策案は次回の投稿でお話しします!
では、また〜
参考: https://www3.nhk.or.jp/news/special/yosan2023/child-support/
参考:日経オンライン