世界を揺るがす金融危機の到来?!
こんにちは、まゆです!
シリコンバレー銀行の倒産の次は、
クレディ・スイスが世界を揺るがせました。
立て続きに大きな事件でしたね。
クレディ・スイスは、
創業167年の世界的な銀行です。
スイスの銀行ではUBSに次ぐ
2番目の規模を誇る銀行です。
規模感で例えると、
日本でいうメガバンクやゆうちょ銀行
に並ぶような銀行です。
近年は預金の流出が止まらず、
株主もクレディ・スイスへの投資から
撤退するなど悪いニュースが相次いでいました。
従業員の大規模な解雇も実行されています。
筆頭株主が支援を否定したことで、
株価が大幅に下落し、
リーマン・ショックの再来かと
危惧されていました。
ただし、
クレディ・スイスは重要すぎて
潰すことができない銀行である、
ともされています。
『大きすぎて潰せない』という言葉がありますが、
クレディ・スイスはまさにその対象です。
その反面、『大きすぎて救えない』
といった言葉もあるように、
クレディ・スイスは救うにしても
巨大すぎて一筋縄ではいかない銀行なのです。
今回の件は、
スイス国立銀行より最大で
500億スイスフラン
(=日本円で約7兆1000億円)の
融資を受けることを発表しました。
日本でいうと、
メガバンクがメガバンクを買収する
という話ですから実現すれば大きな出来事です。
今回のアメリカの中堅銀行の破綻と
スイス大手行の救済では、
リーマンショック後に強化された
金融規制の限界も露呈しました。
システム上重要な
国際的金融機関であったスイス大手行は
通常よりも厳しい資本規制や流動性規制の対象で、
基準を満たしていたにも関わらず、
経営難に陥り、破綻の危機までなりました。
世界的に日本の銀行よりも
圧倒的に大きい規模の銀行すら
破綻に追い込まれたという事実からも、
「銀行に預けていれば大丈夫」というのは
ただの幻想だなと感じます。
預け先を今一度、
慎重に考え直さないといけないですね。
では、また〜!