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私の思春期を支えたもの


こんばんは。mays midoriです。

今日は、久しぶりに夜の自分時間がつくれました。


手に取ったのは、“大塚愛歌詞集 I” 。


ひとつひとつ、目に止まったタイトル挙げていく。

雨の中のメロディー
Always together
片想いダイヤル
向日葵
人形
クラゲ、流れ星
空とくじら

etc...。


私の思春期を支えた曲たちだ。



振り返ってみると、私は、小学校高学年から中学校時代、高校生になった頃までが、特に生きづらかった。



自分の内面と、外面のギャップ。

外面は、真面目で気が強くて、なんでもできる優等生だと思われていた。

でも、内面は、いつも人の目が気になって、傷つきやすくて、繊細だった。


外面ばかり良くて、自分の内面を見せられなかった。
だから本当の私をみんなは知らない。


学校や塾や習い事、部活から帰って、夜寝る前に聞く彼女の曲が、自分の内面を感じられる唯一の時間だった。


曲を聴きながら、何度も一人で泣いた。
心はずっと孤独だった。


大塚愛といえば、世間一般的には、ポップなイメージが強い。

でも私が何度も聴いていた曲は、多くがカップリングやアルバムの曲だった。


のちに本人がインタビューで、『A面は売れるための曲。B面やアルバム曲に自分が本当にやりたい曲を散りばめていった』と言っていた。


自分の感じた気持ちは、彼女が心の底で感じている気持ちと同じなんだなと思った。

そして彼女も、きっと表は明るく、内側は繊細という、私と同じようにギャップを抱えながら生きてきた人なんだろうな、と思った。



だから、彼女の曲を聴いている時は、心が救われた。
私も一緒だよ、一人じゃないよ、大丈夫。
そう言ってくれるような。
悲しみや孤独があっても、いつかきっと報われる。
前を向いて生きていく。
そんな意思を感じた。



彼女の曲に包まれ、背中をさすられて、私は思春期を過ごし、乗り越え、大人になった。


今は、自分の内面を見せられる人がいる。
大事なパートナー。
高校や大学時代に出来た親友。
音楽を通じて心を通わせられる仲間。


そんな存在ができたのは、あの孤独な思春期を、彼女の曲とともに乗り越えられたからだと思う。




ここまで連れてきてくれて、どうもありがとう。

おかげで今、私は、幸せです。



おやすみなさい。