準備編の最後に、筆者が購入した最長片道きっぷの詳細をまとめておきたい。
↓前回はこちら
過去回で述べた通り、北陸新幹線 金沢〜敦賀間の開業や根室本線 富良野〜新得間の廃止により、現在(2024年4月以降)はこの経路から変化が生じているので古い情報ではあるが、何かの役に立てば幸いである。
筆者の購入した最長片道きっぷの経路は以下の通りである。何度も述べるが、現在のルートとは異なるのでご注意願いたい。
より厳密に言えば、これは以下の条件において最長となる片道きっぷである。
2023年8月28日(日田彦山線 添田〜夜明間廃止後)から
2024年3月15日(北陸新幹線 金沢〜敦賀間開業前)まで
JR線以外との通過連絡運輸を認める(IGRいわて銀河鉄道線 盛岡~好摩間を利用する)
大船渡線・気仙沼線BRTは利用しない
相生~東岡山間は赤穂線経由(運賃計算キロにおいて最長)
小倉〜博多間の山陽新幹線と鹿児島本線を同一路線とみなす(新在同一派)
総距離は営業キロベースで10,852.4kmである。これは相生〜東岡山間において赤穂線を利用した場合の営業キロで、同区間で山陽線を利用した場合は3.2km長い10,855.6kmとなる(この区間の詳細については前回を参照してほしい。またいずれも誤差や計算間違いがある可能性があるのでご了承いただきたい)。
実際、筆者の旅行時はここでは山陽線を利用したため、本編では後者の距離をベースとして執筆する予定である。
運賃計算キロについては求めていないが、もし希望する方がいれば計算して追記する。価格は93,500円だった。
最後に、経路を地図を掲載する。文章よりもこれを見ていただいた方が分かり易いと思う。これから始まる予定の本編と併せて辿っていただければ幸いである。