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YOASOBI「KEEP OUT THEATER」の感想


YOASOBI初のライブを見た感想。

noteでライブレポ募集企画があって、
こうやってライブレポという形でみんなの想いや感想が繋がり、同じ空間にいなくてもみんなと共に楽しめたという記憶が残るのはいい。

18時頃ライブはスタート。
場所はまさかの新宿ミラノ座の跡地。しかも建設中のビル。
まさにKEEP OUT THEATER!紅白の歌唱場所といい、おしゃれやん。(笑)

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1曲目は「あの夢をなぞって」(個人的にめっちゃ嬉しかった)
大切に思いを乗せながら歌った冒頭のアカペラからスタートし、イントロが流れバンド構成へと。プロジェクションマッピングでは花火も打ち上がる演出も入り、1曲目のチョイスとアカペラで最高の幕開け。

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その後、アコギが際立つ「ハルジオン」や、ベースライン際立つ「たぶん」など、バンド編成ならではの音が心地よく、生のライブを見ているんだと気持ちがどんどん高揚。

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MCでは、こだわったという衣装も紹介。
メンバーそれぞれでペイントを施し、オリジナルのものとのこと。
こういう些細なこだわりもYOASOBIらしい。

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「ハルカ」を歌い終えた後のMCでは、小説に出てくるマグカップにちなんで、思い思いのマグカップで乾杯を。ikuraちゃんは乾杯前に一口飲むという天然っぷり。(笑)

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そんな自然体で可愛らしいやりとりのあとの「怪物」のGAP。
激しくも繊細な歌詞と演出で瞬く間に怪物一色に。
そのまま「アンコール」へと続き、ikuraちゃんの心地いい高音とともにライブも終盤へ。

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最後のMCでは2人の今までの想いがあふれ出す。

ikuraちゃんは「YOASOBIの活動が始まってから追いつくのに、振り落とされないように必死にしがみつきて怖さがあったけど、この日を迎えて1人じゃないと、たくさんのスタッフやファンがいて、あの曲から始まって、多くのひとに見ていただける日が来るとは思ってもいなかった。怖さよりもこれからのワクワクにつながっている」と感謝の気持ちを。

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Ayaseさんは「最初は4人だけで駆け上がってきてしんどいこともたくさんあってどうなるかわからない状況の中でやってきて、こたつでPCて作った曲から始まったことが、これだけ大きなことになっていく実感が今もしっかりあるといえば違うが、周りに恵まれて幸せものだと日々感じています。だからこそ、僕らにできる精一杯のことを届けられたら」と。

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MCで本人達も言っていたように追いつくことに必死で楽しみよりも恐怖があったというのはきっと本音だと思うし、人から見られること、前作を超えることへのプレッシャー。いろんなものを2人が背負ってきて悩んでぶつかってきて、でもスタッフやファンのみんな、活動してきたからこそ出会えた人たちのお陰で乗り越えてきたのだろうなって二人とそのスタッフの絆が見えたMCでした。
曲を通して、作品を通して色んな人を支え、ここまで心を掴んで離さないアーティストなんだと、しみじみ。


そして、彼らを成長させ、一番そばで支え続けた「夜に駆ける」
今までとこれからの歩みが混ざり合う、最高のパフォーマンスで終わりかと思えば、最後に「群青」。
メンバーひとりひとりとコミュニケーションを取りながら楽しそうに歌うikuraちゃんが可愛くて、胸がいっぱいに。(泣いた)

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Ayaseさんと目を合わせながら歌う姿と、
”大丈夫 行こう あとは楽しむだけだ”の歌詞とのリンクが個人的ピーク。(もっと泣いた)

エンドロールにもこだわりが見え、2人は柱にサインしたり、スタッフのクレジットも一つひとつ手書きで会場全体を使って映し出されたり、細部に行き渡る細かい演出も見どころの一つでした。

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あっという間にライブは終演。全てに見応えがあり、飽きることなく一瞬で終わってしまった。。

Ayaseさんが作り出す楽曲とそれを完璧に歌いこなすikuraちゃんの実力を見せつけるライブになっていたと思うし、2人が言っていたように終わりと始まりの中にある素晴らしいライブでした。

生でライブが見れる日を楽しみにしてます!

【セットリスト】
01. あの夢をなぞって
02. ハルジオン
03. たぶん
04. ハルカ
05. 怪物
06. アンコール
07. 夜に駆ける
08. 群青

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