第21話「共鳴する光」
彼だけが私を愛してくれた。だから彼を失って私は絶望した。彼の居ないこの世界に。
3年前
「西村ってマジキモイよね。」
「ほんとそれ。なんで同じクラスなわけ?」
クラスの女子の話し声が聞こえた。自分の名前に反応して一瞬教室に入るのを戸惑った。しかし教室に入らないという選択肢はなく、同じ空間にいる人間とは仲良くしなければならない。どうせ上辺だけの付き合いだ。気付かない振りをすればいい。
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