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第12話「空っぽの夢」


僕は階段を登っていた

その階段は地上へ続いていた

やっとのことで地上へ上がると

風が髪をなびかせる

頭上には青空が広がっていて

雲の合間から暖かい光が僕を照らした

青空はだんだん赤色に変わって

赤い空は何ていうのかきいてなかったなと思った

青い空がアオゾラなら赤い空はアカゾラなのかな

次は何色になるんだろう

そう思っていたら急に真っ黒になった

僕は闇に包まれた

そこには夢も希望もなくて

空気は汚れて

苦しくて

「助・・・けて」

息ができない



あまりの息苦しさにソラは目を覚ました。

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