女の子は男の子をみてる、男の子は空ばっかみてる。
東京リベンジャーズっていう少年漫画をひさびさに読んでみた。男同士の友情が描かれていた。少年漫画で人気の題材だ。それでふと、思い出した、女同士の友情を描いた物語って少ないなあということ。
たとえば少女漫画、大体は恋愛もので、女の子は男の子にドキドキしたり、怒ったり、ときめいたりして恋している。
果たして女同士の友情は成立するのか、たまにそんな寂しいことを考えてしまう。
今までのわたしの人生で、何度か、この子は親友だ、親友なり得る、と思う女性に出会ったことがある。しかしだ。その女性は、彼女の心をつかむ男性の出現により、もっというとその男性と結婚し家族になったとたん、わたしとの関係は希薄化してしまう。わたしに費やすエネルギーの比重が少なくなるとも言える。時間的にも、精神的にも。
そんな状況を繰り返し経験してきた。
思うに、女の人生の大きな目的の一つって、より優れた男性種に出会うことなんかしら。やはりよりよい子孫を残すために。
女同士は、自分達のうちどちらがよい異性に出会えるか、ということで競い合うのではないか。
男同士は、それに反し自分達で協力し合わないと、狩猟生活なんかだと獲物が手に入らないものなあ。
…なんて、ぼんやりと考えてる冬の日。
そこらへんのこと生物学的、文化人類学的観点から学べる書籍などありそうだね。
女の子は男の子をみてる、男の子は空ばっかみてる。二人をみているわたしは、何となくさびしい。