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【ボカロになったらいいなと思う曲を自分で作詞しました】〖107〗"ピグマリオンの恋"

タイトル『ピグマリオンの恋』

ある教師がAIアシスタントを雇いました
それは人間そっくりで
命令した事を素直に従ってくれました
最初はただのお手伝いとしか
意識してなかったのですが
次第に惹かれていき
恋をしてしまいました
彼と彼女は密かにデートを重ね
やがて結婚を意識するように
ですが、それは禁じられた愛
両親はもう反対
彼は反対を押し切り
駆け落ちする決意をしました
駅に向かう道中
警察に職務質問された際
彼は「自分を捕まえに来たんだ」と
思い込んでしまい
彼らをなぎ倒して逃げてしまいました
たちまち二人はお尋ね者
ポリスからの追跡から逃れるためには
彼自身が犠牲になる道を選びました
彼は彼女に最後の命令をし
別れのキスをして
その場を去りました
AIは彼に従った通り
電車に乗り揺られていました
突然、AIが隣をみました
ジッとみました
彼女の頭の中に
彼との思い出が過ぎっていました
次から次へと記憶がフラッシュバックされた後
彼女は彼の名前を呼びました
頬には何故か一筋の涙の跡がありました

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