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迷日記_エドワード・ゴーリー展

奈良県立美術館で開催されていたエドワード・ゴーリー展に行ってきました。

エドワード・ゴーリーって?

世界中の人々を魅了し続ける絵本作家。
1925年、シカゴに生まれたアメリカの絵本作家です。
気味な独特の世界観と、繊細なモノクロームの線描が特徴。
代表作である「うろんな客」「不幸な子供」など、数多くの作品を生みだしました。


展示内容


奈良県立美術館 エドワード・ゴーリーを巡る旅 メインビジュアル

エドワード・ゴーリーを巡る旅

この展示は、エドワード・ゴーリーの棲家に作られた記念館、ゴーリーハウスで開催されてきた企画展から、「子供」「不思議な生き物」「舞台芸術」などのテーマを軸に約250点の作品・資料で再構成するものです。

達観したクールな死生観を持つ、少し不気味で謎めいた作品との邂逅を楽しめる展示になっていました。
この展示は、昨年度から渋谷区立松涛美術館を皮切りに始まった日本全国巡回展で、関西では初開催になります。(他の関西県にも来るのかな…?)

また、この奈良県立美術館では関連展示「エドワード・ゴーリーと日本文化-20世紀アメリカの眼-」を同時開催しています。

過去のゴーリー展のポスターたち
過去のエドワード・ゴーリーの展示で使われたポスターたち。

感想

前から大好きなエドワード・ゴーリー。
「弦のないハープ またはイアプラス氏小説を書く」から知り、「うろんな客」「ウェストウィング」など、様々な作品を買い求めました。
今回の展示では、「敬虔な子」「蟲の神」「不幸な子供」「狂瀾怒濤:あるいは、ブラックドール騒動」など幅広い作品が展示され、エドワード・ゴーリーを知らない方でも楽しめる作品ラインナップとなっていたと感じました!

特に展示されている作品の中でも「うろんな客」というお話は有名で、「うろん※1」という言葉の意味が広く知られるようになったキッカケにもなった作品だと思われます。

※1、勝手気ままでやりっぱなしであること。
不確実であること。 不誠実であること。
あやしく疑わしいこと。
合点がゆかず、ふに落ちないこと。


さらにはゴーリーが幼い頃に描いていた作品なども展示されていて、昔から絵が好きだったんだろうなあと思いながら観覧できました。
(本人からしたらちょっと恥ずかしかったりするのかも)

奈良県立美術館のオリジナル展示
「エドワード・ゴーリーと日本文化ー20世紀アメリカの眼ー」

これはゴーリーが日本文化に影響を受け、自身の作品の中にも日本の絵の要素を入れたりしているのを解説する展示で、この奈良県立美術館が今回オリジナルで開催したものだそうです。

日本の表現でわかりやすいものと言えば、雨の表現ですね。
福田平八郎の「雨」であったり、歌川広重の「大はしあたけの夕立」であったり、日本の画家たちは雨を「線」として表現していました。
それらをリスペクトしているような絵があったり、日本の扇子や構図が描かれているものもあり、新鮮な視点で作品を見ることができました。

過去の展示ポスター。2016年から各所で開催さてれいました。


グッズは少なめ

期間は今日、2024/11/10までとなっており、最終日ということで人も多かったです。
グッズは少し少なめでしたが、ポストカードやクリアファイルなど定番のものもありつつ、トートバッグやポーチ、Tシャツなどもありました。

Tシャツ、欲しかったけど、着ていくとどうしても捨てなきゃいけない日が来ると思うと躊躇してしまいました。
なので代わりに大きめのトートバッグを購入
トートバッグ、欲しいなって思ってたのもあるんですが、洗濯とか滅多にしないのでながもちするかなー、なんて魂胆もあります笑


余談

すごく贅沢なこと言います。
一部作品の展示の仕方が少し残念だった…!!泣
もともと、ゴーリーの絵はかなり小さいものが多いです(10センチくらいとか大きくても30センチくらいとか!)
なのに30センチくらい距離のあるガラスケースの向こうにあるんです、絵が。
大きい絵画だとか距離が近いとかなら見れるのですが…これがあまりじっくり見られないくらいの距離にあって、細かくて繊細な線がじっくり見れない…。

近くで見れる作品もありましたが、お目当ての好きな作品がちょっと遠かったの少しだけでしょんぼりしました…!

あとがき

ちょっと文句言いましたが、なんだかんだ楽しい日になりました。
午後は自分の展示に行って、搬出して帰るのです。

その前にちょっとしたブレイクタイム
スタバの期間限定のドリンクは品切れになっていたので、いつもの抹茶フラペチーノ。
結局いつも飲んでるものになっちゃうの、あるあるですよね。

暖かい日だったので冷たいフラペチーノがより美味しく感じられました!

誕生日いただいたチケット🎫で購入したスタバのドリンク。ご馳走様です!

今回はここまで。
また、どこかでお会いしましょう⸜🙌🏻⸝‍

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