ガチメンヘラは努力でメンヘラを脱出できるのか#6 そもそもメンヘラの定義とはその2
長いこと更新してなくてすみません。2018年6月20日から、またもや! 四か月近く閉鎖病棟に入院していました。画像はたわしのなかに混じるハリネズミです。なんかハリネズミってメンヘラっぽくありませんか? いるだけで誰かを傷つけちゃうあたり。
閑話休題。
前回までの流れ
1.メンヘラの定義を自分の中ではっきりさせる。
2.自分は精神病(統合失調症)患者ではあるがメンヘラなのかどうか、改めて己に問いかけてみる。
3.その上で、努力でなんとかなること(ならそうなこと)とならないことを仕分ける
この1.メンヘラの定義を自分の中ではっきりさせる。に取り掛かった。
結果、メンヘラの定義も広大であることがわかった。
1・「パーソナリティ障害」という精神疾患の人
2・ただし、そもそもパーソナリティ障害は精神疾患ではない! という議論もなお盛ん
3・性格が『普通』とはいえない人。それが過ぎて治療が必要な人。
4・日常生活に支障を来たすほどに人格が歪んでいる人。
大体がこの四つに括(くく)れる。で、読み返して思ったのだ。メンヘラの定義、それは、要するに生活していく上で自分自身や周囲に弊害がある(表現の仕方は様々だが)ほど性根が曲がったメンタリズムを持っている人、ということではないか、と。
たとえば、周囲に迷惑をかけていなくても、ひっそりと死を願い、機に恵まれれば自殺を試みてしまう人。とか、死ぬ気や殺す気はなくても、自分を傷つけると、或いは他者を傷つけると、気持がすっとしてしまう、とか。もっと簡単に言えば自害や他害の恐れがある人、と言い換えてもいい。措置入院や医療保護入院が必要な人ってことですね。
これで自分の中でメンヘラの定義が固まったので
2.自分は精神病(統合失調症)患者ではあるがメンヘラなのかどうか、改めて己に問いかけてみる。
自分で自分に問いかけた結果、メンヘラな時もあるけど、そうじゃない時もある。なんというか、健康ではないんだけど、病気でもない。
所謂(いわゆる)『未病』な人間だな、という結論。限りなく、黒に近いグレー。
もやっとしますよね。
自分も、もやっとしてます。
まあ、一言で表せば『ややメンヘラ』ですね。統合失調症持ちの、ややメンヘラ。それが一番しっくりきます。
皆さんも問いかけてみて下さい。精神科や心療内科にかかっている、いないに限らず、自分はメンヘラなのか? そうではないのか?
例えば下のチェックシート。(私個人が作ったものなので学術的な信ぴょう性はほぼ0ですが、それなりにメンヘラ度は測れると思っています)
□ 死んでしまいたい、或いは消えてしまいたいと思う。
□ 自分の手にかけて殺したい人間が二人以上存在する。
□ リストカットしてしまう
□ 人と話すとき、無口になるかマシンガントークになるかで「ちょうどよい」テンポの会話が出来ない
□ 世間話をしてください、と言われるのが一番困る
□ 恋人や配偶者のスマホを見るのがやめられない
□ 今の仕事は何があっても絶対に辞められないと思っている。
□ 定時上り(終業時間に帰ること)が出来ない。残業がデフォルト。
□ 自分の話を何でも聞いてくれる存在がいないと落ち着かない。
□ SNSの通知を切ることが出来ない。Twitter、LNEなどはいつでもチェックしてしまう。
□ 気になる人のSNSをずっと眺めてしまう。
どうでしょう? 三つ以上当てはまれば、多分あなたはメンヘラという名の沼に足を突っ込んでいます。
私は今のところ一つ……しか当てはまってはいないかな。まあ、自作のチェックシートで自分自身を測定するなよ、とも思いますが。
というわけで、あくまで私の個人論になりますが、
メンヘラの定義が決まりました。
生活していく上で自分自身や周囲に弊害がある(表現の仕方は様々だが)ほど性根が曲がったメンタリズムを持っている人。
もっと簡単に言えば自害や他害の恐れがある人。
結局のところ、火のない所に煙は立たないわけです。つまり、煙が立っているところ……なにがしかのトラブルがあるところにメンヘラあり。とも言えますね。
この記事を読んでいる貴方が、もし今、何かのトラブルに巻き込まれているとしたら、考えてみましょう。
「あれ? そのトラブルの中心人物って誰? もしかして……私?」と。
怖いですね。
そんなわけで、1.メンヘラの定義を自分の中ではっきりさせる。(上記)
2.自分は精神病(統合失調症)患者ではあるがメンヘラなのかどうか、改めて己に問いかけてみる。→ややメンヘラである。
という結論がやっと出たところで、肝心なところの
3.その上で、努力でなんとかなること(なりそうなこと)とならないことを仕分ける
を手掛けていきたいと思います。
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