Bridgerton モダンな中世社交界絵巻
NETFLIXの配信国において、日本を除く全てで視聴一位となった話題のドラマBridgerton(「ブリジャートン家」)シーズン1一気見してしまったので感想など。
舞台は中世のイギリス。原作はジュリア・クインの大ヒットロマンス小説だそうです。
中世イギリスの社交界事情を子沢山の名家ブリジャートン家の子供たちとその周囲を中心に描くドラマで、シーズン1は長女ダフネの社交界デビューから紆余曲折を経て落ち着くまで。謎のライターの書くゴシップ記事に振り回されるセレブな人たちがさしずめ”中世版ゴシップ・ガール”だとか。
衣装がすごい
絢爛豪華です。目の保養。一体何着のドレスがあるんや…って思いますが、本当にキレイ。あとクイーンのウィッグが毎回すごい。上の記事によると、中世の完全な再現ではなくそこに現代の要素も足してより魅力的にしているそうで、たしかに色鮮やかだったり結構いいかんじにおしゃれに見えます。男性陣の衣装も良い。
パーティだったりお屋敷だったりも邸宅!お屋敷!という期待を裏切らない豪華さ。英国貴族系のドラマが好きな人にはたまらないのではないでしょうか。
キャストが個性的
実を言うと初めは戸惑いました。この時代に有色人種の貴族っているんだ?と己の無知におののきましたが、もちろん現実にはいません。ですが、「作り話だからこそどんなことでもできる」という考え方があったと知り、面白いなと思いました。
多様性、ポリティカルコレクトネスと言ってしまえばそれまでかもしれませんが、個性豊かで見分けがつきやすくてよかったです。日本のアニメでみんなカラフルな髪と目の色しているみたいなもんですね。
ストーリーがわかりやすい
家柄と対面にこだわる男性たちと結婚にすべての望みをかける女性たち。しかし中にはその価値観を受け入れられないタイプもいたり、本音と建前の間で悩んだり。
そんなに複雑な話ではありませんが、駆け引きと恋愛とゴシップと…という感じなので深刻にならずに見れます。
なお18禁なシーンは結構多めなのでお子さんと見るのには向かないかと。シーズン1が女性が主人公だからか、元がロマンス小説だからか、女性向けな印象です。(あちこちいかにもロマンス小説でね…察してw)
英語は難易度高し
ブリティッシュアクセントはそこまで強くはないのですが、もってまわった言い方だの貴族特有の言い回しだのが非常にやっかいでした。。あとめちゃくちゃ早口なキャラとか。英語の音声・字幕で見ていても理解できず、字幕をじっくり読んでもやっぱりわからんwということが頻繁にあり途中から諦めて雰囲気と表情で話を想像しながら見ました。肝心なセリフだけ字幕を止めて熟読して…
日本語字幕を併用できるアプリを使ってみたのですが、私は日本語があるとそっちに完全に引っ張られてしまい音声も英語字幕も頭に入らなくなるので諦めました。
NETFLIXでドラマを一気見することってほとんどなくて、大体途中で飽きるか疲れてしまい完走できない私がめずらしく一気見したということで、感想をしたためてみました。ロマンスをお求めの貴方に。軽く見れて面白かったのでよかったら。
以上 Bridgerton /ブリジャートン家の感想でした!