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【塾長のつぶやき#2】一度教えたら、あとは問答合戦するのみ!

 
分からないところを
教えてくれるのが塾じゃないんですか?
 
昨日、問題を解いていた
生徒からの質問だ。
 
もちろん、習っていないところは
理解できるように教える。
 
そして理解できるまで
問答を繰り返して定着してもらう。
 
ここまでの流れは欠かさない。
 
そのあとは
習っている子供達が
どうやって記憶をキープしていくか

それが大きな問題。
 
そこを教えるのが
塾長の仕事だと思う。
 
定着させてものは
答えを簡単には言わない。
 
ヒントを出して
自分で引き出してもらう。
 
引き出せない場合はどうするか?

それも伝える。
 
伝えても
伝わらない場合もある。
 
そんなときはやるのが
プリント問題となる。
 
 
すでに期末テストで終わった範囲
 
頭に入っていて
当たり前の表現だ。
 
それが
分からないから
答えなにー?と聞くから

分からないなぁー。
 
と答えると

なぜ分からないの?と言う。
 
なぜ、前に習ったものを
初めて習ったかのように
聞くのか
 
それはもう既習な表現であり
それをキープしておく方法も
伝えているのに
 
それでも
分からないと聞くのはなぜ?
 
と私に言い返される。

 
そのプリントには
教科書のページも書いてある
 
誰かに聞く前に
教科書を見て調べるということを
してみたらどうだ?
 
と教科書を渡して
ページも開いて見せた。
 
隣で、答えをわかってる生徒が
 
しきりに教えようとするが

その子は【答え】だけを
教えようとするので
 
わたしが全力で阻止する(笑)
 
 
そしてこう伝えた。
 
答えだけを教えらということは
 
今、答えがなんだろう?って
疑問に思っている子の能力を
 
奪ってしまうことになるのは
わかっているのだろうか?
 
一度覚えたものは
必ずどこか脳の記憶の引き出しに入っているはずだから
 
それを呼び起こしてあげるのが
【教える】ということだ。
 

それでも見つからない場合は
 
教科書を見て
自分で調べてもらう。
 
決して答えは言わない。
 
 
答えを言うのは
優しさでもなんでもない
 
ただの自己満足
自分は答えを知ってる
それが伝えられる
だから言う
 
ここを抑えに抑えて
ヒントだけを出すということを
せっせとやる。
 
 
導入の時だけしっかり教えて
 
あとは
引き出すことに力を注ぐ
 
引き出せなかったら
 
どうやって
答えを導き出すかを伝える
 
 
自分で出来るように
 
勉強のやり方を伝えるのが
 
教えることだと
 
わたしは思う。
 

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