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自分にとっての選ぶ基準とは?大正時代の二葉館が奏でる洋風と和の融合

新しいものを取り入れるとき、あなたはどのような基準で選んでいますか?

たとえば初めてスマホを買うときに、iPhoneにするか、アンドロイドにするか。

機能は置いておいて、友達が使っているモノと揃えたくなったりします。

一度、身の回りのモノをどうやって自分は選んでいるのかを考えてみると面白いです。

とくにネットやAIなど、新しい技術が押し寄せてきているときには、価値観を見つめ直すチャンスかもしれません。

昔でたとえると、洋服や海外の日用品が入ってきたとき、今まで使用していたモノから切り替えていくときなど。

アコースティックギターしかなかった時代にエレキギターが登場したときにも。

クリアな音色と、歪んだパワーのある音色と、どちらが自分の好みなのか。

新旧2つの文化が混ざりゆくとき、まるで「キミはどっちを選ぶんだい?」と、問いかけられているようです。

自分にとっての、選ぶ「基準」を、見つけていきたいですね。

先日、大正時代に建てられた、当時の洋風を豪華に取り入れつつも、和室生活も融合する館を見に行きました。


ステンドグラスが美しい大正時代の建物「二葉館」


二葉館は1920年頃(大正9年)に建てられた国の文化財です。

もともとは名古屋市東区東二葉町18番にあったのですが、2000年から現在の橦木町へ移築し、2005年に蘇りました。

ステンドグラスやソファ、床、天井など、当時の古材を再利用しています。

当時のソファに座ってみると、かなりやわらかめのコイルで、体がズーンとソファの中に沈みます。

この建物は1926年(大正15年)まで、日本の女優第一号といわれる川上貞奴(かわかみ さだやっこ)と、電力王と呼ばれていた実業家の福澤桃介(ふくざわももすけ)が、暮らしていたそうです。



海外で見てステキに感じたものを、自宅にも取り入れたのかもしれません。

ステンドグラスや螺旋階段がめちゃくちゃ綺麗です。



そもそも自宅にあるって、めずらしくないですか?


夏の風が吹く日に、ステンドグラスの絵が床に映り込んでいるのを見ながら、考え事をしていたのかもしれませんね。

「二葉館」の詳細
公式ホームページ
・所在地:名古屋市東区橦木町3丁目23番地
・開館時間:午前10時~午後5時
・休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)・
・入館料:大人200円 (中学生以下は無料)
・アクセス:地下鉄桜通線「高岳駅」下車、徒歩で約10分

「二葉館」から歩いて行ける「橦木館」へ、あわせて入館するときは400円でどちらも楽しむことができます。
詳しくはこちらの記事へ
懐かしさ満載!名古屋の「橦木館」でくつろぎながらひたる

以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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