ガンダムSEED FREEDOM ※ネタバレ
公開から1か月、やっと見てきた……
戦争と平和、旧人類と新人類、自由と使命みたいな大きなテーマを掲げながらやってることは壮大な色恋沙汰。そういえばガンダムSEEDってそういう作品だったなって(ガンダムシリーズ自体がそういう話ではあるが)
キラはどちらかというとSEEDのキラみたいだったなって。うじうじ悩んで苦しんでしまうあたり、SEEDを経て成長して最強の戦士になったSEED DESTINYのキラじゃなくて、SEEDの頃みたいだった。
「だけど僕には武器がある。ラクスの愛が!」
「ふざけるな!」
それはそう。いやそういう作品ではあったが戦闘中に愛が武器とか言われたらそれはキレていい。
アスランはとてもアスラン……不遇of不遇……全てを解決する圧倒的暴力……TORのヴェイグとティトレイみたいなことしてたな……
ズゴックで絶望的状況を脱出してしまうのホントなんなんだ。
2時間の映画で3体に乗り換えながら切り抜けてるの強すぎるだろ。
嫁のリモート操縦かつ「神聖な戦場でなんて破廉恥な妄想を!」で負けてしまった相手にはちょっと同情する。
シンはさらっとジャスティス乗ってたのびっくりした。
今作のシンは基本戦闘要員だったねえ。
ただキラがシンに頼る、っていう場面だけはシンである意味があった。
ただ「(キラにとって)いつ刺してくるか分からない相手」と言われてしまうのはそれはそう。実はちゃんと和解してないだろお前。
ステラの件がちょっとギャグっぽくされた挙句「こいつの闇は深すぎる」はさすがに不憫。
メイリンお願い昔の姿に戻って
実は一番のチートはメイリンなのでは。要塞のシステムをハッキングはやりすぎなんよ。
アグネスはマジで舞台装置だったなあ。
キラにちょっかいかけ、敵についていってシン-ルナ側にもちょっかいかける。ルナに見せ場作る要員だった。
イザークとディアッカがデュエルとバスターに乗ってたり、ミリアリア・サイ・カズイにもちょろっと出番があったり、オールスター劇場版的な作品でありつつ、正直ちょっとストーリーに消化不良感はあったんだけど、何よりも20年待たされた劇場版を消化できたので満足かなと。
レクイエムを落としたのが、DESTINYではレクイエムを守って戦ったシンなの結構すごいよね。ムウさんは相変わらず不可能を可能にしていたし、それ以上にノイマンが不可能を可能にしていた。
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