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男性ホルモンを打つ理由

【男性ホルモンを迷っていた頃】

【今の自分】

【男性ホルモンを打つ理由】

過去は男性ホルモンを打つべきかどうか悩んでいました。
それは「髭が生えるのが嫌」「男になりたい訳ではない」という理由。
でもよく考えると、「髭は剃れば良い」「男になるのではなく、中性でいれば良い」と思い直した。
自分は男になりたいというより、「性別も中性、体も中性。でも男寄りの体になりたい」と分かった。

昔から「俺は男になるんだ」と言い続けていました。
でも本当は自分は「男」と「女」という区別を付けられるのが嫌なことに気付きました。

「男っぽくてカッコイイ」と言われ嬉しく思ったり「女っぽくて綺麗」と言われても嬉しい。
でも同時に「違和感」「嫌悪感」を感じた。
よく分からなかった。

悩んで悩んで、そこでようやく、ああ、自分は何にでもない。どちらも持っていたいんだと気付いた。
俺の性別は「中間で居たい」。
俺の体も「中間で居たい」。
「何にでもない、ありのままの自分で居ればいい。他の誰かに言われても自分は中間で居たい」と気付いた。

男しか居ない空間で育ってきた為に脳内は男寄りではあるが、同時に本来の女の心も持っている。
なのに体は思いっきり女性を主張してくる。
だから自分は、男性ホルモン治療を受け、「中間」でいられるようにと決心した。

「男でありたい」「女でありたい」「中性でありたい」。
これが今の自分です。
でも、割と男寄りかな?

曖昧な自分だけど、男性ホルモン治療を始めたことに後悔はしていない。
寧ろ、嬉しい。
何を伝えたいのかよく分からなくなっちゃったな。
ただ、ただ、嬉しいと思う。

【最後に伝えたいこと】

自分のような人はたくさんいると思う。
たくさん悩んで訳がわからない人たちが沢山いるんじゃないかと、自分は思う。
だから、この漫画やブログを始めた。
昔からこういう活動(?)をしたかった。
少しでもそんな人たちの助けになれたらいいなと思う。

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