わたしの人生なのだから
昨日は病院だった。
最後の検査の結果を聞きに行った。
わたしの通う産婦人科はいつも混んでいる。
案の定予約から1時間は待った。
検査結果は異常なし。
これにてわたしの検査は終わった。
そして今回の生理を伝えた。
痛み止めが効かなくなってきていること、
立ちくらみがひどいこと、
腹痛も頭痛もしんどいこと。
それらを聞いて、先生はわたしに合う痛み止めを出してくれた。
上限いっぱいの日数分出してくれた。
それから、これからどうするか話した。
話をすると涙が止まらなくなった。
なかなか授かれないのはわたしのせいだと思っていること。
周りの人から言われた言葉に傷ついたこと。
仕事との折り合いがつかないこと。
本当はこんなこと話したら嫌だと思われるから話したくなかった。
でも、先生はずっと聴いてくれていた。
それから先生はわたしにいろいろと話してくれた。
そんなに神経質にならなくていい。
すぐに授かれるものだと思わないで、あなたのペースで前に進めばいい。
仕事の折り合いはつけにくいのはよく分かる。年齢も低いし、自由に休める立場じゃないことも分かる。だから自分のペースでいい。
周りの人からの言葉なんて気にしないで。
言ってる本人は挨拶みたいなもので言ってる。その人たちはその言葉に責任なんて持とうとしてなくて、全く勝手なことだから。
あなたはあなたが思うようにすればいい。
いつも忙しそうで、言葉少ない先生からまさかこんなに色々と言ってもらえると思わなかった。
わたしのガチガチに固められていた何かが、少し溶けた気がした。肩の力もすこし抜けた気がした。
そして、すこし休もう。
そういう気持ちになった。
馬鹿みたいに周りから言われることを気にしてた。そして仕事以外は人に会いたくなくなった。夫以外の義理家族にも会いたくなかった。
でもこれからは、周りなんて気にしない。
わたしの人生だからわたしが決める。
そんな時にふっと椎名林檎のありあまる富の歌詞を思い出した。
もしも君が彼らの 言葉に嘆いたとして
それはつまらないことだよ
なみだ流すまでもない筈
何故ならいつも 言葉は嘘を孕んでいる
そうだよね。
人の言葉に翻弄されることなど不必要だと。
少し休もう。
それで良い。わたしのペースで。
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