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高2娘の不登校(2)〜心療内科・我が家の場合

娘が心療内科に通い出して1年半。
今の病院に変わってからは半年になります。
なかなか心療内科の予約が取れない中、1ヶ月待ちでやっと予約が取れて初めての診察と言うところまで前回書きました。

初めての心療内科

初診ではまずカウンセラーの方と親子で話をし、その後娘だけカウンセラーの方と1時間くらい話したあと、親子で先生と話をしました。
これまでの経緯や、今どんな状態なのかと。
私が先生に伝えたのは「私も初めてのことで、どのようになったら病院に通うようになるのかすらわかりません。ただ『早く治療に繋げる方がいい』と言うのを聞いた事があるので、鬱とかになる前にと思って連れてきました。もしかしたらまだ病院に通うほどではない、ということなのかもしれませんがどうなのでしょうか?」とお聞きしました。
すると先生は「お母さんのおっしゃるように早く対処した方が悪くならないので、連れてきてくれてよかったですよ。今の段階では何か病名が付くほどの状態ではないので、しばらく2週間おきに通って様子をみて行きますか」とおっしゃってくださいました。
すごくほっとしたような、肩の荷が降りたような。
“そんなに悪くなかったんだ。早期ってことは早く立ち直れるかもしれない”と心が軽くなったのを覚えています。
先生の雰囲気も柔らかく、娘も安心した表情をしていました。
そう言うわけで、病名は付かず、投薬もなしのカウンセリングメインの通院が始まりました。

高2の3月〜学校に通えなくなって2ヶ月〜

遅刻してでも通えていたのが、もう学校にもほとんど行けなくなり、親子で話をする中で「もう通信制高校に代わってもいいんじゃない?」というところに落ち着きました。
3月には先輩の卒業式があり、「部活の先輩に部員一同からプレゼントを渡すのもあるし、友達ともずっと会えていないから最後に卒業式には行ってくるよ」と、娘的には“これが最後の登校”と決意し、緊張しながらも学校に行きました。
学校から帰宅すると興奮した顔をして「学校に行くと友達がみんな『やっと来てくれたー。会いたかったよー』って大歓迎してくれて嬉しかった」と泣いていました。そして「やっぱり今の学校でみんなと一緒に卒業したい!頑張って学校に行く!」と嬉しそうでした。友達の力って偉大ですね。
そして3学期終業式までの間、遅刻もしながらではありますがなんとか通い、進級できるギリギリの出席日数と成績で高2を終える事ができました。
その間もカウンセリングメインの通院は続きました。

あとがき

備忘録的な役割も含め、思いつくままに書くので時系列がバラバラになってしまうかもしれません。
お読みいただきありがとうございました。



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