フランス語勉強の振り返りと今後
フランスに住んで早くも四年が経過しました。
現在フランス企業に勤務していて、もちろんフランス人しかいないので、業務でもフランス語オンリーなのですが、私のレベルはまだまだと痛感することが多々あります。今回はこれまでどんなふうに勉強してきたかと現在の勉強方法について書きます。
フランス語ゼロから渡仏
夫からフランス駐在の話を受け、仕方なく帯同するためにフランス語を始めました。大学での第二外国語は中国語を選択したし、フランス語なんてボンジュールとメルシーくらいしか知りませんでした。渡仏前に少しだけ某語学教室に通いました。とりあえず渡仏前は、そこで使っていた教材、たしかFlash という教材を、何度もCD聞いて教材丸暗記と、活用はその教材に載っていた主要な動詞は、現在、半過去、単純未来、条件現在まで全て覚え、大体の基礎を固めました。個人的には教材は初心者用なら何でも良いと思うんですが、一冊簡単なのを確実に極めるのが大事だと思います。
渡仏
渡仏してからはマンツーマンレッスンを受けるようになり、渡仏後3ヶ月の時に何を思い立ったのか、DELF B1を受けることに決め、文書の添削をマンツーマンレッスンでしてもらい、渡仏後5ヶ月でB1合格しました。ただ口頭発表の練習不足でproduction oraleは点数あまり良くなかったですし、そもそも50点取れれば合格な試験なので、本当に自分がB1レベルに達していたのか、というとそうではなかったです。
B1からB2、大学院入学
渡仏後は週1、2回のマンツーマンレッスンを受け、渡仏一年半くらいでB2を取りました。
ちなみにマンツーマンレッスンで使っていた教材はCLÉ のgrammaire progressive A2-B1（青いやつ）でした。渡仏2年（フランス語歴も約2年）で、現地の大学院に入り、フランス語で大学院生活が始まりました。期末の試験では、外国人だからと言って、辞書の持ち込み等は認められず、フランス人の学生と全く同じ条件で大学院の一年目を乗り切りました。当たり前ですがめちゃくちゃ大変でした。授業を録音したり友達にノートを共有してもらったりしてなんとかなりました。フランス語のレベルはB2は大学院入る前に合格しましたが、実際はB1くらいのレベルだったと思います。インターンも大変でしたが、一年目の論文は20点満点中16点で、口頭発表および質疑応答では19点/20点と良い成績で終わりました。
大学院2年目は英語でのコースにしましたが、インターン先はフランス語勤務でした。
大学院の2年間は忙しくて語学試験を受ける暇がなく、正確なレベルは不明ですが、C1とはまだ胸を張って言えないです。たとえばネイティブが複数人で行う議論の際、内容は理解できるようになったのですが、その場で瞬時に自分の意見をうまく伝えらなかったりということがあります。
最近の勉強
大学院が終わってからは、語学学校にも週一でまた通い始め、土日等で宿題をやることで、フランス語の勉強を続けています。子供もいるし仕事もあるしで毎日の勉強はなかなかできておらず、机に向かっての勉強は語学学校でな2時間を含め、大体週6時間くらい。結構少ないです😅これでもすでにストレスです😂
語学学校ではCLEのGrammaire progressive とvocabulaire progressiveのC1レベルのもので勉強しています。
語学学校で説明を受け、問題は宿題でやっていき次の授業で答え合わせしていく感じです。
新しく出てきた単語や表現はAnkiというアプリに登録しています。このAnkiアプリは自分で問題と答えを登録して暗記カードを作っていくみたいなもので、アプリが記憶の定着化させるために問題を出してくれます。大学院の時から使ってますが、単語や表現を覚えるのにかなり良いです。なかなか覚えにくい表現にはイラストや画像をカードに入れることもでき、イメージで覚えることも可能です。パソコンのアプリは無料なので、私はパソコンでダウンロードして使ってます😊これを導入してから語彙がかなり上がったと思うのと、テスト対策とかにも使えるのでめっちゃおススメです。
フランスにいるうちにDALF C1を取りたいのですが、住んでいる地域の試験日程候補が少なく、色々と都合がつかず、日程候補が多い大きめな隣町にわざわざ電車で行くのも億劫で…😅でも今年中のどこかで何とか受けたい、そして良い報告できればと思います。