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双極ってこんな感じよ

双極障害には二種類あって、躁状態になっちゃうやつと、軽躁で済むやつです。

躁状態はマジでヤバいハイな状態です。緊急入院した方が良い場合も良くあります。もう脳内にナチュラルコカインヘロインみたいな物質がうわああああって充満してて、見るからにヤバそうなの分かります。目がなんかもうすごい。あと、体温とか汗とかも普段と違う。

ちなみに私は躁状態の人にアメリカの精神科の閉鎖病棟で会ったことがあります。なんかもう凄かったです。暴れたりとか周りに危害を与えたりとかはしないですし、優しい性格はそのまんまでしたけど、三日間くらい寝れてなくて、ハイな状態がどんどん強くなってて、四日目くらいに隣の区域に移されてました。その間にお話ししたりゲームを一緒にして仲良くなりました。

ちなみに私が居た病院には4つ区域があって、自傷の恐れが全くないかつトラウマが強い患者さんが多くてわりかし静かで女性だけの区域、男性も女性もいて若干自傷とかの危険性があるかもしれないから寝室にも監視カメラがついてる区域、やっちゃいけない行為をしちゃいがちな人がいて監視レベルが一番高い区域、一人で歩けなかったり認知症だったりで介護が必要な患者さんの区域に分かれていました。

で、その仲良くなった双極さんは監視レベルMAXの所に四日目に移りました。迷惑電話をかけたりして、落ち着くまではクッション材が壁についてる部屋にも入ってたみたいでした。

彼女に会って、わたしは躁転してもせいぜい軽躁レベルなんだなってことが分かりました。確かに今まで躁転してることに気付かなくて、危険行為とか浪費とか寝ないで活動とかしちゃってた事はあっても、彼女ほど行動のタガが外れた事はないかなぁ…

とはいえいつか落ちると分かっているローラーコースターに乗っているのはヒヤヒヤするし、お酒を飲むと処方箋の抗うつ剤の効果が強くなって躁転します。ありえん行動力と根拠のない自信に満ち溢れて、自分は何でも出来るような気分になります。そんな時はジッと普段通り寝てどうにかします。幸い大きな事故は起きてない…とも言えないですかね笑

自殺未遂的な行動も躁転が関係してそうです。少なくとも今の主治医の判断では双極性障害と全般性不安が私の診断です。

今この文章をかいてる時も軽躁〜!!!!大体異様にテンションが高い時は軽躁です。自分でも早く落ち着きたいけど、うわ〜ってなってて落ち着けなくてこわいよ〜どうしたら止まるの〜!!!!みたいな精神状態で、基本的に躁転中はうつの波に飲まれてる時以上に外出や仕事はさけます。というか、うつの時は単純に動き辛いだけで、別に危険行為や迷惑行為、自分の評判を落とすようなことはしないので、制限は必要なくて、むしろ無理やりでもやらせないといけない。躁転してる時は色々自制しないといけない。そのバランス感覚が備わってないと、ぐるんぐるんしちゃって叫びたくなります。うわー!

朝の8時ですが、一睡も出来ませんでしたね!あはははははははははははは

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