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自己評価をも観察してみると気持ちが楽になるお話し

何かしらの事象や言説により強い感情を揺さぶられた時に、わたしは自分の中に存在していたその強い感情を感じさせた何かは何なのか考えるようにしています。
引き金となった事象は自分の外にあったとしても、沸き起こった感情はわたしの中にあるものですから、何かしら既に内包されていたその感情の種はなんだったのか考えます。
納得できる答えが見つかったら「ああ、わたしはそういう人間なのだなぁ」と思うようにしています。大体は上手くいかずに、さらに新しい感情が湧き起こり、自己嫌悪や自己陶酔に陥るのですが。
この内省はある特定の状況において沸き起こった自分の感情を観察し、「価値評価のないただの事象」として認識してあげるのが目的です。
そうすることによって自分の感情と少し心理的な距離が生まれます。少し自分の感情が他人事になります。他人事になると少し楽になります。そして少し冷静になれます。
大体は上手くいかずにすぐ否定とか肯定とかしちゃうんですけどね。でも成功するととても楽になれるんですよね。「良いこと」もできなくなったら「悪いこと」に転じてしまいますから、自己評価をも観察して、観察する主体にわたしはなりたいですね。

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