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初めての入院体験 (心臓カテーテルアブレーション治療(経皮的心筋焼灼術)
さてさて、先日、人生初入院アーンド手術を終えて帰宅しました。
あっきい@心臓を灼かれた女 です😆
いやー舐めてましたね舐めてました。やっぱどんなでも術後ってのはしんどいもんですね。
ということで、記憶冷めないうちに記録しとくつもりで書いとこうと思います。
今年はやたらと怪我とか多く、ヤルなら今年のうちに…と思ったのですが、丁度今年の3月くらいに定期的に通ってる循環器の先生に脅(諭)されたのがきっかけでございました。通っている循環器内科は、土曜日しかやっておらず、そのときの医師も系列の病院から派遣されてくるのでランダムなのですが、たまたま当たった先生が、んまー煽るというか、いつまで(投薬で)誤魔化すの?薬飲んで血栓飛んだら意味ないっしょ?いいかげんやらないとじゃないの?…的な圧が😅
このセリフはかなり堪えまして、周りとか、夏の帰省時に家族にも言って… 9月下旬の検診(検診はだいたい2~3ヶ月に1度ある)でカテーテル手術をやることを先生に言おうと決めたのですが…たまたま圧かけてきた先生にヒット!
ということでその先生が私の担当することも決定しました。
入院は12月9日~12日 3泊4日です。
12月9日(入院1日目)
9時半に病院の受付。受付を済ませるとそのまま入院病棟に上がってくださいとのこと。
その前に今回は寝間着やタオルなど病院で借りられるものは借りていこうと思っていたのでその手続きもやり、山のようなタオルと寝間着(パジャマ)をと旅行用カートを押しつつ該当の病棟受付へ。やはり相部屋は一杯とのことで、4人部屋半個室風の1ランク上のクラスとなり、差額ベット代金を払うことに。
ま、しゃーないなと受け入れる(どうせ寝てるだけだと思って一切病室に関しては一番低ランクを希望していた)病院のデイルーム(待合とかが居るところ)で待っていてくださいとの指示で、待ってると担当看護師がやってきて挨拶。今まで飲んでいる薬を預け、いざ病室へ。
病室は13Fの奥から2つめの4人部屋。半個室はテレビと金庫、あと鏡台に椅子、クローゼット付きです。そこに荷物をいれたり借りてきた寝間着やタオルを設置し、着替えてくださいとのことで着替える。
着替えたら即血圧の測定と心電図の機械を付けられる。これは始終身につけておくモノで、ポーチにいれて首から提げたりする我が身のお供。なんか相性悪くてすぐ外れたら速効看護師がやってきて接着してきます。寝相悪いのか何度か夜外れてますよーって付けに来られました(😅)
この日はやることもないなーとベットでゴロゴロしてスマホ眺めてたら、「すいません…ちょっと宜しいでしょうか…」とお客様がいらっしゃる。
はあい?って応対するとんまー可愛らしい白衣着た女性。この方含め、研究のためにデータの供与の依頼がめっさ来る。何でも良いですよなんでもどーぞ。とすべてを受け入れる。
ま、すべてを受け入れるということは=ものすごい書類に署名をするということなのね😅そしてなんのためのどーいった研究かという研究テーマの壮大な読み物を都度いただくことになるのね😆
暇なのでその研究テーマなんぞを読んでいたらまた別の方。 はいどーぞ?と応対すると、今まで定期検診時に何度かお会いし(対応され)てた草食系なソフトなしゃべり口の先生(Y先生)登場。
この先生からも研究に関する脳テストの依頼が有り、それも受諾。
そして担当医のN先生も登場。N先生は1ヶ月ほど前に私の処置日に出張が入ったので別の信頼している先生に頼んでるけど前日まではフォローしますって電話で言われて居たので、その挨拶かと思い、御礼を。
N先生「明日宜しくお願いしますね あとで今回の治療の説明をしますのでまた来ます」
私「宜しくお願いします。明日やられるのはI先生ですよね?(ベットにI先生の名前があった)」
N先生「は?僕がしますよ。」
私「あれ?出張やらでおられないということだったのでは?」
N先生「あーごめんなさい!状況また変わりまして僕が担当することになったんですよー」
私「あれま」
ということでちょっと自分が萎縮してしまうN先生担当です。
16時くらいにY先生ご依頼の脳テストがあるらしいのでその前にシャワー(15時半)。嗚呼、ここでシャワーしたら当分シャワーできんのだなあ…と情感深くいつもより時間をかけて垢すりタオルでこすりまくり😆 風呂あがるとドライヤーも貸していただき(部屋に置いてあった)なんとまあ素晴らしいホスピタリティ😆16時に脳テストに呼ばれる。簡単なテストといいながら実に大変で、己の出来の悪さと途中で意識飛ぶよな内容でした。
戻ってきたらまた別の先生(I先生)前述したが、I先生は私のベットにも担当医として名前が合ったので、あ、担当の先生だーと思ってご挨拶。
これから心臓エコー検査をするそうな。これはなかなかエグい検査でして、心臓というのは肋骨の中、食道の裏あたりに確認しておきたい箇所があるらしく、なんと胃カメラみたいな機具を飲み込んでエコーを撮るので、まあ、正常の神経では無理なので、寝てる間にやりますよと。
あ、寝るのか… 前に胃カメラを鎮静剤打っても全然ダメだった事を思い出し、その事を事前にカミングアウト。
さて、点滴用の箇所を決めるため、両手を見ながらゴムで縛って腕ぺちぺちするんですが、どこにもナイスポジ(血管)が無いのよ(T_T)<デブだから
長い間刺しっぱなしになるので右だとねえ…といっていろいろ見た結果…
左の手首(T_T)に決定(動かすとちと痛かった)
その後は喉の麻酔を含んで5分放置(クソ不味い)そのとき、さっきの草食系Y先生が処置室にやってきて、(暇だから?)手伝ってくれるとのこと。喉の麻酔を吐き出して、ベロ前に出して喉の奥に霧吹きぶっかけるんですが、これがんまーーーーあエグい。ゾエェェ!!と嘔吐(えず)いて全然ダメ。 Y先生が優しく背中をトントンしながら。「嘔吐反射強いんですねぇ…(あきれ声)」と。
「ハイィ…(涙目)かみ合わせのマウスピースでもおえーってなっちゃうんで…」「そうなんですね んじゃこれ(霧吹き麻酔)はもういいかな?」
横になり口にキャップを咥え、さあ点滴経由で眠くなる薬をいれるんですが、そこで
Y先生「お酒飲まれます?」
私「飲みますし強いですが今はそんな飲んでません!(飲んべえと思わないで的な目で訴え)」
Y先生「ボクも飲むんですよぉ~(見えないけど)んじゃ○○(たぶん薬名)普通5だけど6でもいいかもしれないね(とI先生へ)」
I先生「そうですね~ んじゃ6で」と言ったところで…
(エコー検査)終わってました😱 すげーな Y先生
この体験はすごい新鮮でした。
終わって立ち上がると、喉とか胃の上(食道あたり)になんか違和感。いがらっぽいかんじ。ふらふらとベットに戻りぼーっとしてると、N先生が登場。
今から説明を行います。あと同意書の記載をお願いします。 とのこと。
病院内のカンファレンスルームに移動し、説明と同意書の名前を記載。さて、今までカテーテル手術とさんざ言ってましたが、カテーテルは手術ではなく治療ということを知るのです。そうなんですな。切らないんで「手術」と言わないそうです。
ま、N先生はいつもクールに説明をなさる。しっかしこの先生マスクの下見たことないけど、綺麗な顔してんなあ…と見とれてました。まあ、白衣にIDカードが付いているので遠目で実際の顔も見えるンだけど、アイドルみたいな顔してるし。
さっきのI先生もケミストリーの川畑(グラサン顎にかけてたヤツね)みたいな目がくりくりして可愛い顔してたしなあ…。Y先生も売れてる声優みたいな端正なお顔立ち(何その表現)やし。よく見るヒゲ先生だのクマ先生みたいなタイプってもう絶滅してンだな。平成のおにーちゃんドクターはこんなんかーとか思って話聞いておました(ちゃんと聞けよ<😅)
ま、そこで言われた衝撃発言、どうもワタシは再発の可能性が大だと(やる前からかよ)。何故かというと、デブだからです。
なので痩せないかんのだなあ…まあ、ほんと痩せないかんのやけどね(😅)と
戻って看護師が点滴を装着。
トイレ行くのもこの点滴わんこを連れてくんだ…。めんどいなー。
もう心電図やら点滴わんこやらでもーおコードまみれで絡まる絡まる😁
晩ご飯も終わり、テレビをイアフォンで聞いていたがなんと持参のイアフォンが短く、ベットでは使用できないので、プチ鏡台の椅子の方に座ってテレビを見ると言うちょっと妙な体勢にて視聴
そうするとI先生がまたやってきて、どうしてアブレーション治療を受けようとおもったのか、自覚(動悸)があるのかなどの質問を数点。
得意気に2018年からのざっくりとした経緯を話したのですが、そもそもそういうの興味あったのかどーだか😅。
明日僕も参加しますという挨拶だったのでした。
21時で病室は消灯。なんたって相部屋なので夜更かしも気兼ねするので早々に寝ることに。(しかし途中数回心電図が外れたり、点滴が切れて看護師さんが来るたびに目を覚ましましたが)
12月10日(入院2日目)
やっぱ緊張しているのか、日の出前に目覚める。窓際の景色で天気を確認。薄曇りな朝焼けを見ながら今日の治療が無事でいいなと祈りつつ。朝7時くらいに部屋の電気が点いてすぐに看護師さんが血圧を計りに。夜勤の看護師さんはこの朝の血圧でご担当終了なので、お疲れ様ですとご挨拶😊
朝食は8時。日中のご担当の看護師さんより今日のスケジュールを聞かれる。ワタシは午後1発目で12時半頃に処置室に向かい、13時頃スタートとのこと。
カテーテル刺す準備で身体(除毛)チェック。もちろん大ジョブ なんのために3日前にヨドバシでパナソニックのシェーバー買ったと思ってんだ😁
(目が悪いままシェーバー使って血だらけになったけどな(😅)
落ち着かないのでテレビ見たりネット見たりゴロついたりしたらなんと10時半の時点で看護師さんがやってきて
看「先に管(尿)いれちゃいましょう~😊(にっこりと満面の笑み)」
私「もうっすか??😱」
看「初めてなさるって事で、ちょっとお時間かかるかもしれないので… さあ横になってくださいー😊(満面の笑顔その2)」
この時点で人生初のT字帯も履くのであります。まあ今はT字帯でなくて、それっぽい紙おむつっぽいヤツ
そして赤ちゃん以来の初オムツ的なモノを付けられ、看護師から人生初の管をぶっこまれたのでした。いやー参った。この漏らしちゃったごめん的な感覚。超不快感。この時点で朝大きいヤツを出しとかなかった事をめっちゃ後悔。
後で看護師に聞くも、「まだ時間あるからトイレで出しちゃって良いですよぉ〜」とのこと。いや、この状態(身体がいろんなもんにつながってる)ではどうやって…? 別に大丈夫ですよーって… イヤイヤ無理無理無理〜😅
なんともいえない感覚のなか、もうトイレも行けないし何したら…てな状況にて看護婦長的な女性、この方私と同世代な感じなんですが、この方が担当ということでご挨拶に。 たぶん予定時刻で治療開始ですとのこと。(12時40分ごろ処置室への移動、そして13時スタートてな)
今思えば、この段階での思いとかどっかしたためとけば良かったなーとか思ったりもするんですが、結局人ってこういう時にも、あまりたいしたことやらんですな。
スマホでTwitter見たりとか、ネットニュース見たりとかそんな事しかしない。
これがもしかしたら自由にできる最後かもしれないのに。
そういう未練ばっか残して何も残せないのが愚かな愚民(自分)なんだろうなあ。
時間になりました。(12時40分)
看護師さんがストレッチャーを持ってきてこの上に乗ってくださいとの事
はいはい乗りますーって乗るんですが、病室の時点からストレッチャーに乗るのか。手術着のみで下はT字体紙おむつなんですけど😱。
この(丸見え)状態で行くんだ…😱と一瞬よぎるんですが、まあおしっこバック、点滴まみれのクソデカい女なんか気持ち悪いだけか。ま、自分は見えない(目が悪い)しもういいかと開き直る。そしてストレッチャーの上から天井と看護師さんの顔を見ながらB1の処置室へ移動。
ストレッチャーのままガラガラと処置室に入る
そこで再度 名前の確認(生年月日も)を行い、当日の治療をされる看護師の方への引き継ぎ(アレルギーの有無やらそういうのとか)を行って、そこで執刀ご担当(切らんけど)のN先生とご挨拶。先生ロン毛なんですが、きっちり髪をくるむキャップ(ほれ、昔おかーさんが寝る前に被るナイトキャップみたいなやつ)を被っていたので、「あら先生、ナイトキャップ被ってぇ〜😁」なんてお笑いをいれてみる。私はヤバかったりとかその場を誤魔化すときに笑かせて和ませたいと思う根っこがあるため、ま、深刻になりきらんのです。そしてほぼ丸裸になりストレッチャーから処置台に滑り移動。ここは下が水色のビニール素材になっているのでそこに転がされるのはまるで水族館のトド、セイウチ、アザラシ、スナメリみたいだなあ…と思ってしまった。(マグロと書けば良いのに<😄)
術台の横にはよく株相場が映ってるような液晶モニターがあり、まだ黒い状態。
ほとんど目が悪いから見えないんで周囲は観察はできませんでした。
顔周辺にタオルがかけられ、酸素吸入と、合わせてモニターとして鼻から麻酔液をいれられなんか管をぶっこまれる。どっちが入りやすいかなあ…と先生言いつつ両方トライして左側でした。管が奥に入ると「はーい飲み込んでーっ」て…その時点でもうかなりワタシ、やられとりました😅 トートツに鼻から胃カメラかーい(😅)
酸素吸入のプラスチック器具の白透明なジャバラとほんとごくわずかな部分のみしか視界に入りません。声だけが聞こえます。たぶん6〜7名以上は居るかんじです。
足の付け根にアルコールと、麻酔的なモノをかけられます。
少し冷たいですよーって言ってたような、
その後、最初に今からやる作業を全員で声出ししてスタートするようです。
そろそろ眠くなる薬入れますね〜という声で入っていく感覚でもとから良くない視界がもっとボンヤリして見えなくなります。
このまま落ちるんだろうな…と思っていたところに
先生「いまから右足付け根にカテーテルを入れます。ちょっと痛いかも。ごめんねー」
私「はぁいー」
そこで足の付け根から腰にかけての激痛!!まあ、鍼さしてるんでそらそうなんですが。そして、なんかわからんですが、左足にも鍼を刺すようです。
これまた腰にかけて超痛いったらば!!😱
ぐんぐん入ってきてます。
先生「ちゃんと入りましたよー」あ、動脈にきちんと当たったんだ。
眠っている間にやってくれているというイメージだった自分は、いつまでたっても眠くならないのでちょっと焦ってきてしまい
私「せんせぇ… 全然眠くならないですけどぉ」
先生「そういう人も居ますよ ちょっとまた薬追加しますねー」
私「お願いします」
(追加されたっぽい…)
そこからの記憶は、何度も自分のイビキやらがきっかけで目が覚めるんですが、腰の痛みと、シュルシュルいう音(たぶんカテーテルを入れている音)だったり、私の治療への指示や報告、話し合い等が(大声で)聞こえてきては、また落ちてはイビキと痛で目覚めるというのを繰り返していました。
こっちは落ちたくて仕方ないのになかなか記憶の無い世界に連れてってくれないというか。すぐ(現実に)引っ張られちゃう。
そしてそんな中でも心臓へカテーテルが届いた感覚だったりがわかるのが…
あと、焼灼を行うときもがっつり起きてしまっていました。
焼灼するときは、機械がウィーンっていい背中がものすごく熱くなります。
思わず海老反りしたくなるくらい。(でも身体は寝てるから動かせない)熱くてたまらない状態。これはいつまで続くのかーと思うくらいの熱攻撃。
終わった後はたぶん治療メンバーでモニターを確認しながらいろいろな打ち合わせを行い、再度またウィーンという音😱
何度か続けたような気がします(そのあたりは自分も意識があったりなかったり)
しばし灼いた後、背中にドン!ドン!ドン!っと心臓の鼓動の音とリズムに合わせて背中側が動きます。その作業を何度か。これがまたしんどい。その背中のドンドンはまったく心地よいものではないので、そこまでのもんか?と思ってしまう。
それを何度か繰り返し、なんか処置は終わったっぽい
私も、何度か声を出し起きているアピールをしていたのですが、ところどころ意識ないところもありました。
最後に先生が「終わりましたよー 上手くいきましたー」と言ってくれて、そのときにめっさ圧かけて私の足んとこ押さえて止血してるんですが、これがまた痛い(腰が)でもコレはもとより腰が悪いんです先生のせいじゃないです(T_T)
両足付け根にがっつり圧かけ止血完了。そしてまた手術着的なものを装着されて、ストレッチャーに移される
そこもたぶん何人もの人が運んでくれたと思います。そら無気力な巨体。動かせないわな。申し訳ないと自分で動こうとしたら誰かが私に「足を動かさないで!」と指導!「すいませんーーー(T_T)申し訳なくてぇ…(心の声)」
ストレッチャーに乗せられて病棟に戻ります。一応御礼を言いたくて、渾身の力で
「ありがとうございましたぁ」と叫ぶも誰も反応無し
もうみなさんお部屋出られてたんかな😁
まあ、こんだけ御礼言ってたって看護師さん伝えといてねってな…😁
また天井と看護師さんを見ながら自分のベットに移動。
そこでもストレッチャーからベット移動も一苦労。いやマジで痩せないとほんとごめん😅そこも滑るシーツでしゅるんと移動いたしました。
時間はわかってないのですがたぶん16時過ぎくらいだと思います。
もう部屋に陽が入ってないので日没と思うと16時半くらいかな。
そこから数時間、足を動かさず安定。
嗚呼、これが(やった人が)一番しんどいんだっつー時間だな。と。
でもそのことはあんまどーでもよくて、なんかもう、体中が冷たい汗が滝のように出る。これ手術着びしょ濡れじゃねーの? 濡れて冷えるなあ…と思いながら、身体は動かせず、そしてまだ麻酔というか安定剤から抜け出せてないので寝てしまおうと思うのですが、あの寝る的な落ちそうになる瞬間になると、身体がビクッ!として現実に戻りそうになりつつまた落ちそうになってビクッ!ドキ!というのを繰り返すという時間を過ごしました。
嗚呼、ぐっすり落ち(眠り)たいのに… 都度現実に戻される…。
身体はびしょ濡れやし(汗で)気持ち悪いなあ… 口はカラカラじゃ。
1時間くらい経ったかで(そこ不明)N先生が再度成功を言いに来たんですが、
(心電図は安定ですよーなんて言ってた気がします)
私「いやーなかなか寝られないもんですねぇ 何度も落ちそうになるんですけどねぇ😅あと汗が止まらないんですよぅ…」と会話しながら看護師が血圧と指にはめる酸素飽和量等を図っていると、
なんと!!
血圧70/35 脈も半分くらいで 酸素飽和量が87?くらいだそうで
いきなり周りがバタつき始めました😱
とにかく酸素吸入、血圧上げる薬入れてーとかN先生が看護師に指示してる状況。
え??マズいの?コレって…(汗)
とにかく安定しつつまた酸素の被せをされて、そこでまた寝そうで起きるってのを延々繰り返しました。
あと、機械のピー音が鳴り響き気になってしょうが無い。これは私なのか、それとも他の誰かが鳴っているのを放置してるのか解らんが、ちょっと鳴らしすぎじゃないいか?と思いつつ一度ナースコールを行ってみる。(手元に握らせられていた)
私「このピー音は私ですか?」
看「気になっちゃいますねーごめんなさいねー コレ、鳴っちゃうんですよ。気にしないでくださいねー」
私「私はアレですが周りの方は大丈夫ですか?(うるさくない?)」
看「大丈夫ですよーん おやすみくださいー」
私「はい…(でも気になるなあ)」
(ちなみにその質問だけだとアレなんで、水飲ませてもらって携帯を枕元に置いてもらいました)←実際にメールできたのはもっと後でしたが
しばらく安定…
そんで、たぶん2時間ほど経って、看護師さんが血圧と酸素飽和量の確認を。
看「あー戻った戻った〜😊 101/65 酸素も98と」
無事に(現世界に)戻れて来れたようです。
看「ご飯どうします?」
聞いてきたので、ここで食べといた方が良いのかな(食べなくてもいいんだが)と判断し(身体がやられてるときは回復のため食べる説)いただくことに。
(この時点で20時前くらい)
食べようとしたらお箸が遠くにおいてある事が判明でそこからナースコールしてお箸やお水を取ってもらったりする有様。
ものすごいゆっくり食べる。食事後に薬(抗生物質や熱冷ましなど追加)
薬のあとは今日はもうひたすら寝ようと。止血の箇所もなんかプレートがあるみたいに固いので座ると腹肉に刺さって痛いし。
歯だけ磨いてそのままお休みなさい。
※なんかこのあたりの記憶が曖昧になってるのだが、たぶんご飯の前に歩けるかの確認をしてそのときにお小水バックの管を外してもらったんじゃなかろうかと。
でもこの日はバック付けたまま寝たのか、もう忘れています。
そのくらい術後はなんか記憶が途切れ途切れです。
電気消して寝たのも21時くらいだと思うので、2時間起きくらいに目を覚ましてはスマホの時計を見て時間確認したり、ネットニュースを見たりしてはまたうつらうつら…というのを繰り返していました。
寝返りを打つのがつらいのですが掛け毛布系がからまってるのでそれをほどこうとしたり(なんでそんな寝相が悪い<汗)あとは点滴を変えてもらったりや、心電図が2度ばかし外れてしまい都度看護師さんが確認して貼り直してくれました。
12月11日(入院3日目)
朝の血圧と体温の確認で起床。血圧も正常。体温も微熱程度。
朝ご飯の前の早い時間に、N先生が様子を見に来てくださる。
血圧が正常に戻ったことを報告し、「(血圧が下がったこと)なんか反応しちゃったんだろーねえ でも大丈夫ですよー」と。そして止血の状態を確認してもらい、問題ないとのことで、カバーを外してもらう。(これは管外してもらうときに看護師が言っていたのですが、止血の固いやつは先生しか外せないらしいです)外してもらい絆創膏に貼り替えてもらう。(たぶんこのときパンツ履いてたからたぶん前の日に尿管は外れたんだなあと今記憶を整理しています)
しかしまーあこの男前先生にベットで下を丸出しにするのはなんか抵抗あるわな😁まだまだ未熟者です。まああちらさんはおばちゃんへの対応なんですけど(😄)
経過観察をする日程確認もする。次は来年6日となりました。
朝ご飯の前に点滴を外してもらう。これでお散歩状態から解放です。
8時に朝ご飯。
ご飯の後、看護師より、早めに下のフロアに心電図(3F)とレントゲン(1F)を撮って欲しいとの指令。
ご飯食べて歯を磨いて顔洗って(あーすっきり)し、下のフロア(外来もいるところ)に心電図を撮りに3Fへ。
3Fに降りるんですが、フロアが真っ暗!😱 えええ?3Fって言ったよねえ〜と一応降りて、たぶん心電図撮るところ部屋電気点いてるだろってフロアをうろつくもどこも真っ暗😱 怖くなって1Fのレントゲン室へ移動。
レントゲン室は受付しており、インターフォンで技師さん呼び出してレントゲン撮影。この技師さんが今風というかラジエーションハウスってな若いお兄ちゃん。
いやほんと最近の若い男の子ってみんなこういう半草食系というか、明るく対応良いなあと思ってしまいました。
私「3Fの心電図の営業ってしてるんですか?真っ暗で…」
技師「あーごめんなさいわかんないっす😊」←この関係ないことには即答が今風
ということでスゴスゴと自分の病棟フロアに戻ってくる。
一応受付(ステーション)に報告しようと声をかけると…I先生が反応してくださいました。
I先生「おはようございますー😄」
私「レントゲンと心電図撮ってって言われて行ってみたんですけど、3F真っ暗でぇ… なんかやってないフロアを彷徨く変な病人みたいになっちゃってぇ〜😅」
I先生「ベットで心電図だと思うんですけどねえ。3Fやってないですよ。あ、さっき止血のを外そうと思って病室行ったんですが居なかったんで」
私「あ、朝にN先生来て外してくださいましたよー😁」
I先生「え!そうなんですか!」
ということでI先生にもきっちり御礼も言えて病室に戻る。
指示された看護師さんにそのことを告げて、看護師さんもそういう指示があったからだと言ってたので再度確認しに行き、結果ベットの上で心電図撮りました。
心電図終わったら晴れて点滴の針も抜いてもらいました。
これが終われば今日のやることは終わり。
夕方の一番遅い時間帯にシャワーを予約し、持ってきていたPCでデイルーム(自販機やレンジ、テレビやらマンガとかも置いてある談話室的な部屋)で仕事系の確認、メールチェックなどをしてみる。(ちなみに病室でのパソコンは禁止です)しかしほんの2日前までゴリゴリにPC触ってたのになあ… とーんと遠いような感覚になるのは何なんでしょう😁 一応問題ありそうなのだけ片付ける。
(普段のネットはほぼスマホで確認できるので、ほんと独自のメールしかPC使いませんね)
あとは、入院初日にY先生に頼まれていた、アンケートをやっておく。
先生曰くの3日目(今日)やること無いでしょうからそのときにでもご協力くださいって事だったけどまさにそのとおりでした😁
案外ボリュームのある代物なのに、あんま考え込まずにやらないといけないのでサクサクと。でもまあ、会社とかのメンタルヘルスのセルフチェックみたいなやつです(よく眠れるかとかそーゆーの)
書いて病室に戻り、スマホ見たりテレビ見たりしていると、Y先生がご挨拶にいらっしゃる。 てっきりアンケートを取りに来たんだろうと思って、
書いてますよーってアンケートを渡そうとしたら、
Y先生「あ!もう書いていただいたんですね!(←それ取りに来たんじゃ無いの?(😄)あと、元気そうですねえ」
私「なんか術後はちょっとバタついた感じでしたが、今は大丈夫です!心エコーのときはすぐ落ちちゃったので安心したんですけど、カテーテルのときはほとんど起きてて灼いてるときとか、背中ドンドンされたりとかでスゴいしんどかったです」
Y先生「あー 横隔膜の調整するんですよね… 昨日はN先生が担当された?」
私「はい N先生でした」
Y先生「N先生だったら大丈夫ですよ(にっこり)」
そこからいろいろとこれからのテストの件とかの話をしながら…
Y先生「それでは!またご協力いただくこともあると思います。よろしくお願いしますね。あと… お酒はほどほどに(笑顔)」
私「はいー…(てか、吞んでないんだけど最近)」
どうも麻酔が効かないてな上の話と最初に胃カメラの酒の話を混同しやがったな(😅)まあしょーがないけどさ。たしかに吞むしデブやし…(地に埋まる)
ご担当いただいた先生にとりあえず御礼はできたから良かったかな。
まあ、管的なモノも外れ、シャワーも浴びてスッキリし(身体に張り付いてるシール貼った脇の糊みたいなやつがあちらこちらに付いてるのを垢すりタオルでこすり落とす!)晩ご飯もペロリと平らげ、明日は退院かーと。
消灯前に血圧と体温の確認です。
体温計を図って見せると… 「37.5度」ホワッ!😱 何ぞこの熱は!
看「高いなー… これはヤバいな…あとで測り直しますね」
その体温上昇を知った途端、なんか「どうしよう… 明日退院じゃなくて、数日様子見とかで入院継続とかだったら暇すぎて死ぬぞヲレ」とか想像してしまうし、おまけにもう、無いかと思っていた動悸(不整脈)的な感覚がやってきた。
え??もうコレはなくなったんじゃ無いのか? 再発か?、また灼くんか?
もう次灼いたら止まったりして…
なんてことを想像してたらどんどんヤバい方へ… こりゃいかん(😅)いかんぞ。
(しかも後で測り直すって言ってたのに計り直しに来なかった<😄)
12月12日(退院日)
朝6時の点灯でもあっさり目覚める。そして朝7時の検温です。
大丈夫でした… 36.8度でした せ…セーフ
私「昨日…なんか熱があったのかドキドキしたんですよ…もしかしたら不整脈出てます?」
看「出てましたねぇ〜… 不整なのと正常なのとが繰り返してる感じですね」
私「そういうことってあるんですか?」
看「ありますよ(あっさり)」
あらそうなん…😅 なんか拍子抜けしちゃいましたわ
看「朝ご飯食べたらもう片づけてもらって、9時半くらいにはデイルームに移動してきてくださいね そこでお預かりしていた薬や、退院に関する書類をお渡しします」とのこと。
朝8時に朝ご飯を食べて、あとは病室の片付けと出しっぱなしのものをカートに詰め込み9時半ジャストにデイルームに向かうのでした。
今思えば片付けたキレイな状態のベットの写真撮っとけば良かったと後悔。
デイルームに9時半から居るのですが一向に誰も来ません。
結果書類を持ってきたのが10時過ぎ。そして会計も日曜日ということで出来ないらしく、後日請求書を送り振り込むか、次回の通院のときに合わせてお支払いくださいとのこと。いや年内に終わらせたいので請求書を送ってもらう手続きを取る。
看「はい、こちらで終わります。そのままお帰りください〜 お大事に〜」
とあっさり放免となったのでした。
日曜日の静かな病棟なので、昨日のうちに挨拶できてよかったなーと思いながら
雲一つ無い暖かい外気に触れたのでした。
今の状況
退院してきて2日目、やっぱりまだ違和感はあります。動悸はあんま無くなったんですが、心臓を灼いたときに近くにある食道、横隔膜あたりも炎症を起こしているのかモノを飲み込むときに飲み込みづらい感覚があります。カテーテル刺してた箇所は見たところはわかりませんが触るとシコリになって触ると痛い。ここは危険な場所(弄くって出血したら病院行きだよ<😄)なのであまり触ってません😁
そりゃー心臓灼いてるんだからいろいろありますな。夜はなんか熱っぽいです。
炎症止めは28日分出ているのでそのくらいは見ておかないといかん炎症なんだな。
健康になるためには、まずはちょっと体重を落とさんとだなと今回かなり思いやられました。いろんな人に迷惑かかるしねえ。まあ、脳梗塞とかになって自分にも人に迷惑かけられないからこの治療をしたけども、体重もまたしかりだなと。
まあすぐビクビクドキドキする私の心臓ちゃん、このたびは焼いちゃってごめんやで😁ですが、まだまだがんばってもらいたいものです。
最後に先生のイメージをばご紹介して今日の日はさようなら😄
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