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からだを揺らしながら目を瞑る

6月9日水曜日、ロックの日。
TENDREのライブに行った。
2021年初めて、半年ぶりのライブハウス。

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生の音楽を、文字の通り浴びて、わたしは胸がいっぱいになった。

TENDREは歌った「音楽があれば、それだけでーーー」。
涙が溢れて、びっくりした。ああ、わたしは、こうして大好きな音楽を浴びる時間を、音楽が大好きな人の声や言葉を求めていたんだ、と気づいた。

ライブハウスでは客席は声を出してはいけない。どんなに素晴らしくても、歓声を目の前のアーティストに届けられない。

でも、たろーちゃんの「出来ることをしようと思います。」「笑い声っていいのかな?…まあいいか。いや、よくないか。うん。考えましょう、みんなで。」

そんな、正直でまっすぐな言葉にわたしは肩の力が少し抜けた気がした。

自然体で、体が求めるままにやりたいことが出来ない日々に、めげそうになるけど。
わからないことも、考えなきゃいけないことも沢山あるし、きっと増えていくけれど。

体を揺らし、手を挙げ、目を瞑り、音と振動を感じた2時間を思い出して、わたしはまた退屈な毎日を生きていくんだと思う。

TENDRE、メジャーデビューおめでとう。
また秋に会えることを楽しみにしています。

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音楽って、いいなあ!

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