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面会禁止の病棟に入院した話

 昨日住み慣れた自宅を離れ、入院生活が始まった。オペも初めてではないので幾分か慣れているような気もするが面接禁止は精神的にくるものがある。大前提オペ後がどれほどきついものか知っている。少なくとも2日程度はベッドに四肢を貼り付けられて身動きを取れない。想像しただけ憂鬱になる。家族や友人が面会に来てくれるだけでどれほど頼もしいのだろうか。これらの予後不安からおおよそ二週間ほどまともな睡眠サイクルからは程遠い生活を送ってきた。万全な状態で治療に専念したかったので外出も極力控えていた為、メリハリもなくただただこの日に怯えることしかできなかった。浅い眠りは何度もしたが、医療機器の音や病室に頻繁に出入りする足音が気になってしまい入院してもなお、眠ることが難しい。なので寝るのを諦めてラウンジにPCを持ってきてカタカタ筆を進めている。以下に感想等を書こうと思う。

 入院初日だが一般病棟というのは殺伐として怖い。今まで小児科病棟にお世話になっていたからかもしれない。小児科は親と離れ離れになってホームシックになった子どもを優しく包んでくれるようなナースさんが多かった印象がある。対して一般病棟は大人しかいないので、かなり割り切って対応しているような印象を受けた。休日の人があまり居ない時間帯と、軽い検査しかしていないので基本は何もないという状況が一抹の不安へと繋がっている気がした。ここで如何に自分が未熟者なのかを知らされた。特段迷惑をかけたわけではないが、機嫌を自分で取ることができなかった為、不満への対処法として他責的な思考を張り巡らせてしまった。この行為に少し負い目を感じた。もしかしたら考えすぎなのかもしれない。そんな事を考えた午前三時だった。

 

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May Lee
慈悲をください、、、!