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当事者意識の大切さ(某サッカー解説者の話)

こんにちは。

早いもので4月も約半分が終了。こんな感じてゴールデンウィークがきて、お盆がきて、誕生日迎えて、年末がきて、、今年も一瞬で終わる事でしょう。

私事ですが新年度になり、出会った人から良く、土日は何してんの?って質問されます。土日ですが、たまに仕事も入る事もありますが、どちらか一日は外に出る、遊ぶ、スポーツの場にいく、、外にでます。 

そしてもう一日は、コワーキングスペースとうカフェにこもり、本読んだり、翌週のイメージをしたりして、過ごしております。本日もカフェでキーボード叩いております。 

後、両日ともに15キロは走ってます、これは週末のルーティーン。

前置き長くなりましたが、本日の内容に入っていきたいと思います。

■当事者意識の大切さ

先日、広島市内において、某サッカー解説者による特別セミナーに参加してきました。

本内容ですが、現地では写真撮影が禁止されており、個人を特定できる様なキーワードは控え、私が肉付けした記事に仕上げてみたいと思います。

今回伝えたい内容は以下二点。

●当事者意識を持つことの大切さ。
●モチベーションを保つために、欲のスイッチをたくさん持つ事。

今回の記事を書く、最大の目的は、私自身へのアプトプットでもあります。貴重な時間を過ごせて無駄にしたくないから。改めて振り返ってみたいと思います。  

◆セミナー内容について(サッカー解説者A氏による)◆

■冒頭

セミナー会場ですが、広島市内中心地にあるホテルの大型会議室。

参加者は100名前後ぐらいでしょうか。A氏が来る事もあり、開場をまだかと並んでいる方も数名おりました。

私も当然、開場前からスタンバイ。開場後は一番前の席を確保。珍しく意識高いです。笑

予定時刻となりA氏が登場、開場内は拍手喝采、A氏の講演がスタートします。

まず、本セミナーでは広島がスポーツ王国である事について、話が始まります。(広島東洋カープ、サンフレッチェ広島)。

サッカーの話になった時、A氏は現日本代表監督である森保さんの事に触れ、「現役時代はとにかく脂が乗っていて、全ての事を把握している選手だった」と語って頂けます。

また、A氏は60歳を超えており、周りでも亡くなった人が数多くおり、その方達は「ストレスを発散できるタイプではなかった」と語って頂けます。「楽しく仕事をする」、「ストレスを発散させる」この二点の大切さを改めて感じる事ができました。

冒頭はこんな所で、本題に入っていきたいと思います。

■当事者意識の大切さ

当事者意識とは、改めて理解するために、意味を込めて調べてみました。

  当事者意識とは、そのことがらに自分が直接関わっている人間だ、ということを意識(認識)していることをいいます。 ビジネスでは、仕事やプロジェクトに自分が関わっていると意識を持っているかいないかで、パフォーマンスが違ってきます。

特にビジネスにおいては、当事者意識が大事だと言われますよね。いやビジネス以外でもそうか。その事を意識するか、関われているかで、成果やパフォーマンスが倍以上変わってきます。

今回、A氏は過去、日本のワールドカップの結果を振り返りながら、事の意味を説明して頂きます。

早速ですが、過去のワールドカップの結果を振り返ってみましょう。

記事が最新のものではないので、2018年は更新されておりませんが、結果はご存知の通り。

2002年 トルシエジャパン(ベスト16)

A氏曰く、外国人監督の中でも「独裁型」の監督であったようです。日韓開催という事もあり、初のベスト16を果たします。

●2006年 ジーコジャパン(グループリーグ敗退)

史上最強と言われたチームでしたが、結果はグループリーグ敗退。ジーコは放任主義でチーム内はめちゃめちゃだったとか。

●2010年 岡田ジャパン(ベスト16)

オシム監督が急病のために、98年以来岡田監督が指揮を取ります。大会直前まで不安視されていたチームですが、過去2大会とは違った事がチーム内では起きていました。選手たちにより「自分たちはどこへ向かいたいのか?どうしたいのか?」徹底的に話合いがチーム内であったそうです。

また、サッカーはフィールド上では11名で行うスポーツですが、選ばれた23名が力を合わせる事が大切なスポーツ。この年、川口能活選手がサプライズ選出されており、精神的な支柱として存在感があった事は、言うまででもありません。

●2014年 ザッケローニジャパン(グループリーグ敗退)

あまり覚えてません。笑

●2018年 西野ジャパン(ベスト16)

記憶にも新しい昨年のワールドカップ。大会前はハリルホジッチ監督の解任があったり、試合に勝てなかったり、叩かれとにかく不安でしたよね。

しかし、結果は蓋を開けてみれば ご存知の通り。

この大会でも開催直前になり、チーム内において選手間により、徹底的に話合いがなされた様です。自分たちはどこへいきたいのか?どうなりたいのか?

日本はベスト16が最高となりますが、その大会では、選手たちが当事者意識を持ち、徹底的に話合いがあったという事が共通点となります。

全てとは思えませんが、外国人監督はとにかく指示が多い様です。その結果、当事者意識をもつ事が難しい環境になるかな?と感じております。

スポーツの場面だけでなく、当事者意識を持つという事はビジネスの場面でも必要不可欠であると感じます。


■モチベーションを保つために、欲のスイッチをたくさん持つ事

次に本題についての内容を記載していきます。

今働いているビジネスマンの方は「欲のスイッチ」として、給料、ボーナスという外発的な要因が影響されている事が、殆どだと思われます。

私自身がそうであります。笑

A氏は「何でも良い、とにかく欲のスイッチをたくさん持つ事、外発的な要因、内発的な要因全てをもつ事が大切である」と語って頂けます。

内発要因とは?

A氏はフィギュアスケート 浅田真央選手 ソチ五輪の例を話始めます。

私自身フィギアスケートに興味はないものの、この話は覚えていました。

ご存知の方は多いかと思いますが、団体戦のSPで冒頭のトリプルアクセルを失敗し3位。女子シングルのSPでも、転倒が相次いで16位と大きく崩れ、演技後のインタビューでは「何もわからない」と放心状態となります。

しかし、翌日のFSでは冒頭のトリプルアクセルをクリーンに着氷し、また、女子史上初となる全6種類、計8度の3回転ジャンプを着氷し142.71点と自己ベストを更新し3位となります。

ここに内発要因が大きく影響されており、それは浅田真央選手がスケートが「好き」、「楽しい」という内発要因であるという事です。

勝たなければいけないという外発要因もあったと思いますが、他にもスイッチがたくさんある事によってこの結果が生まれます。

・内発要因:仕事に対する楽しさ、やりがい、好き。
・外発要因:仕事に対する成果、給与、ボーナス。

仕事やスポーツ、何をする場面においても、欲のスイッチをもつ意味の大切さを改めて学ぶ事ができました。  

■A氏に対する質問

素晴らしいセミナーであり、時間も限られていたので、講演後の質疑応答は1名のみに絞られる事になりました。

予め質問したいなと考えておりましたが、大きな会場にたくさんの人、恥ずかしいな、、とビビッてましたが、「どーせ、俺はジャニーズのメンバーでもないし、失敗してもすぐに忘れらるだろう理論」で真っ先に手を上げて質問させて頂きました。緊張で声も震えましたし、噛んだのもここだけの内緒です。笑

以下、質問をさせて頂きます。

  ■質問
A氏は当時Jリーグのチームで監督をされており、チームもスター揃いだった。どのように、個性集団を取り纏め、欲を持たせたのでしょうか?また、当時のJリーグの選手の中で、その欲を一番もっていた選手は誰でしょうか?
 ■回答
当時のチームはとにかく勢いがあり、23人全員が前にグイグイ出てくる選手ばかりで、私も若さで何とかなった。笑 (会場爆笑)。また、欲をもっている選手ですが、やはり三浦カズ。彼はワールドカップ直前に落選という過去がある。現在も現役を続けている理由として、ワールドカップに出たいという想いがあるのではないだろうか?現に今、彼はワールドカップに出れなかった事が、モチベーションになっている、当時の事には感謝していると言っている。

質問を終えて私は痺れるながらも、明らかに涙目になっていたと思います。貴重な話が聞けて本当に良かった!

■その他

A氏の印象に残った言葉を箇条書きにしていきます。

●ストレスを発散する事が大事、仕事もできれば楽しく、それ以上にストレスを発散させる。

●先入観をもたない。

●自分の個性をいかに引き出すかが大事、自分に負けない。

●夢を実現させる為には、チャレンジの繰り返し。自己実現力のアップ。

●監督が関われる数値として、サッカーは30%。野球は80%。サッカーは組織対組織。野球は個対個。常にサインを出しながら戦える。サッカーは始まってしまえば、流れるだけ。

●サッカーで1人の選手がボールを触れる時間は1分~5分。90分間のうち、85分間は触れない。この85分間に何をするのかが大事。

●どんな事でも最後までチャレンジを続ける事。

■まとめ

今回のセミナーを通して、当事者意識の大切さと、欲のスイッチを持つ事の意味を深く理解しました。

では、この瞬間から自分に対して何ができるのか?

私は現在、一人の平凡な営業マンです。

※福岡のスポーツを広めていきたいという目標(今はゴールでもあり、スタート地点でもある)があります。

当事者意識に関しては、どんな些細な仕事でも意識をする事。それが出来るようになれば、今度はチームに発信をして、どうやれば当事者意識を持てるのか?を徹底的に考えていく必要があります。

また、欲のスイッチですが、こちらはスイッチの数を増やす行動をします。

ビジネスマンなので、まずは外発要因のお金です。

しかしながら、これ以外の内発的なやりがいは、まだ発見できていない事があるのでは?と感じてしまいます。

日常生活の中で意識するか?しないか?によって見えてくるものが数多くあります。

今この瞬間から意識して、行動していきたいと思います。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございました!

終わり。



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